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【注目ニュース7/1】①円安進行で約38年ぶりの1ドル161円台に②アメリカがピンチ。バイデン氏vsトランプ氏の戦いの行方は?

毎週月曜日に更新する『投資初心者向け注目ニュース』では、いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。

今週も、いろはにマネー編集長の曽根原がお届けします!

①円安進行で約38年ぶりの1ドル161円台に

6月28日、外国為替市場で円相場が下落し、一時1ドル=161円20銭台となりました。

1986年12月以来、約38年ぶりの歴史的水準の更新です。

6月末がちょうど四半期末ということで、売買が膨らみやすいということも影響しています。

月末で国内の輸入企業や機関投資家などのドルを調達する動きが円相場を押し下げたと考えられています。

次のグラフはここ半年の米ドル/円相場の推移ですが、じわじわと円安が進行していることが分かります。

円相場チャート
MUFGより

政府は同日、7月31日付で神田真人財務官が退任し、後任に三村淳国際局長が就くことを発表していました。

三村淳(みむら あつし)氏

東京都出身
昭和47年2月17日生まれ 57歳
1989年 東京大学法学部卒業し、同年旧大蔵省に入省。
金融庁や国際決済銀行(BIS)での職務に加え、財務省で国会対応などを担う文書課長の経験を持つ。
2021年に国際局長。後任は、土谷晃浩次長が就く。

三村淳氏プロフィール

神田氏の退任によって為替介入がしにくくなるのではという見方が浮上したことも、円売り・ドル買いの圧力になっていたと考えられます。

神田真人財務官は、2022年9~10月と2024年4~5月の円買い為替介入を主導していましたからね!

直近の介入では、4月26日から5月29日の期間に9兆7885億円という月次ベースで過去最大の円買い介入を行いました。

為替政策を指揮する財務官の交代は、3年ぶりとなります。

こうした財務官人事の報道がされ、安値更新が続く中、政府や日本銀行における円買い介入への警戒もくすぶっています。

また、次のトピックで詳しく解説しますが、日本時間の6月28日の午前に米大統領選のテレビ討論会が行われたことも影響しています。

この選挙では、トランプ氏とバイデン氏のどちらが勝利してもドル高が進むのでは?という思惑が広がっています。

もしトランプ氏が優勢になった際にはインフレ再燃への懸念が強まり、円売り・ドル買いの動きが進む可能性があります。

このように、11月に行われる米大統領選に動きが出るたびに、米ドル/円相場が変動する恐れがあることは念頭においておきましょう。

6月28日に行われた記者会見において鈴木俊一財務相は、「過度な変動に対しては適切な対応を取る」と市場を牽制しましたが、様子見・現状維持を示唆する発言によって円の下落は続いています。

円安・株高でも投資すべき?

▼動画にて解説

②アメリカがピンチ。バイデン氏vsトランプ氏の戦いの行方は?

日本時間の6月28日午前10時から、トランプ氏とバイデン氏の第一回テレビ討論会が開催されました。

ジョージア州アトランタで開催されたこの討論会は、11月の大統領選に向けたものです。

2人が直接対決をするのは、2020年の大統領選挙以来4年ぶりとなります!

開催時期の早さからして異例でした。

これまでのテレビ討論では、民主・共和両党の党大会において正式に候補者が指名してから開催されていましたが、今回はまだバイデン氏もトランプ氏も正式に指名されていない中での開催です。

また、例年超党派の委員会が主催していましたが、今年はテレビ局が主催という点でも異例です。

28日に行われた第一回討論は90分にわたって行われ、大きく分けて次の議題で討論されました。

  • 経済
  • 移民・難民政策
  • ウクライナ情勢
  • 連邦議会乱入事件
  • (互いの批判)

お互いを批判する様子はSNSでも拡散されていますね。


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