毎週月曜日に更新する『投資初心者向け注目ニュース』では、いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。
今週も、いろはにマネー編集長の曽根原がお届けします!
三井住友Olive、とうとう複数クレカ対応に
三井住友銀行が提供するOliveアカウントとは、三井住友銀行の口座、クレジットカード、デビットカードや資産運用などをスマートフォンのアプリでまとめて管理できるサービスのことです。
2023年3月にサービスが開始したOliveですが、現在ではすでに利用者数が100万人を超えています。
Oliveはマルチナンバーレスカードが特徴で、キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ポイント払いの4機能を一つのカードで利用することができます。
カード番号や口座番号のないデザインもスタイリッシュと話題です。
一見便利そうに見えますが、Oliveには登録時に新規作成したクレジットカードしか利用できないという大きな欠点がありました。
今まで使っていたカードを登録できないのは残念ですね…
特に、クレジットカードを多く持つ中高年者はこれを不便と感じており、中高年者の会員数は3割程度に留まっています。
これに見かねた三井住友銀行は、2024年春を目途に、Oliveで複数のクレジットカードを利用できるように機能を拡充するとの発表をしました。
三井住友銀行は5年後にOlive利用者数1200万人を目指しており、今回の機能拡充は新規会員を獲得する強い一手となるでしょう。
Oliveがもっと扱いやすくなりますね!
そんな春から便利になるOliveですが、資産運用もアプリで行えるのをご存じでしたか?
OliveはSBI証券と提携しており、アプリから直接資産運用を行うことができます。
SBI証券はネット証券会社でも利用者数No.1を誇っており、当社独自の調査でも一番人気の証券会社となりました。
SBI証券では三井住友カードを利用したクレカ積立で最大5%のVポイントを貯めることができます。
SBI証券のクレカ積立についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています!
もちろん、Oliveに登録しているカードもクレカ積立に利用できるため、SBI証券での資産形成にOliveは向いているといえます。
クレジットカードや口座を工夫すれば、誰でもノーリスクでポイントを貯めることができます。
ポイントを活用して資産運用を始めることもできるので、これを機にみなさまも新しくOliveを始めてみてはいかがでしょうか?
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1ヵ月でオルカンに3400億円流入、新NISAが今アツい!
新NISA制度が始まって早くも1ヵ月が経ちました。
非課税枠が3倍に増え、非課税期間も無期限になったことから多くの人が新NISA制度を利用し始めています。
新NISA制度の主な変更点は?
- つみたて投資枠(旧つみたてNISA)と成長投資枠(旧一般NISA)の併用が可能に
- 非課税枠がつみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠が年間240万円に拡張
- 非課税期間が無期限に
新NISA制度についてもっと詳しくは知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
さて、そんな生まれ変わったNISAですが、もっとも人気な銘柄と言ったらみなさま何を思い浮かべるでしょうか?
人によって答えは変わりますが、その中でもよく名前が挙がるのが投資信託の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンです。
オルカンについてここでおさらいしておきましょう!
オルカンは三菱UFJアセットマネジメントが提供する投資信託「eMAXIS Slim」シリーズの1つで、その中でも特に信託報酬(手数料)が低いことが特徴です。