毎週月曜日に更新する『投資初心者向け注目ニュース』では、いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。
今週も、いろはにマネー編集長の曽根原がお届けします!
遂に新NISA始動!いまさら聞けないキホンをご紹介!
2024年になり、いよいよ新NISAが始動しました。
しかし、これまでのNISAとの違いや拡充内容、移行方法などに不安がある方も多いのではないでしょうか。
今回はこうした投資初心者でも分かりやすいように新NISAの基本事項を解説していきます。
これを機に、ぜひ新NISAを始めてみてください!
新NISAのポイントは次の3つです。
- 制度が恒久化し、生涯で買付残高1,800万円まで投資できるようになった(売却すれば枠が空く)
- つみたて型の年間枠を従来のものより3倍の120万円、一般型は2倍の240万円に拡大
- 一般NISAとつみたてNISAの併用が可能になるため、使い勝手が良くなった
これまでのNISAと比較するために、以下の表をご覧ください。
運用期間が無制限になったことと、制度が恒久化した点など、たくさんの変更点があることが分かります。
こうした変更はどれも改善したと言えるため、巷では”神改正”と称賛されているようです!
制度が改善された新NISAですが、旧NISAを行っていた方でも簡単に移行できる点もポイントです。
以前にNISA口座を開設している場合は、自動的に開設元の金融機関で新NISA口座が開設されるため、手続きの必要はありません。
面倒な手続きなどは一切なしで、自動移行してくれるのはありがたいですね。
クレカ積立については、先月の投資初心者向け注目ニュースで取り上げているので、こちらも併せてご覧ください。
来月からのクレカ積立投資を行いたい場合は、※1/10頃までに設定が必要ですので早めに設定しましょう。
※証券会社によって締切日は若干異なります。
間に合わない場合は焦らず、3月から積み立てましょう。
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日経平均が続落しています。
1月4日、東京株式市場で日経平均株価は続落し、始値は前営業日比271円12銭安の3万3193円05銭でスタートしました。
この続落の要因としては、次の2点が考えられています。
それぞれの要因について、以下で詳しく解説していきます。
米株式相場の下落
日経平均の相場を押し下げたのは、ハイテク株の下落が原因だと考えられています。
日本のハイテク株の下落の背景にあるのが、米株式相場の下落です。
英銀バークレイズが投資判断を「中立」から「売り」に引き下げたことを受け、アップル株が3日までの2日間で4%下落しました。
主力株の反落がハイテク株全体に波及し、新年の取引も軟調となったと考えられます。
米株安の流れを受けて、運用リスクを回避する売りが優勢となったのです。
寄り付き後は下げ幅を拡大し、一時700円超安に下落しました。
日経平均株価は3日続落し、175円安の3万3288円で引けました。
ハイテク株の下落が相場を押し下げ、東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテックなどが安く取引終了です。
ただ、半導体や電子部品関連は24年内の市況回復が期待されており、一時的な調整にとどまる可能性があるとの見方もあります。