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定期預金はどうやって解約するの?本人以外でもOK?デメリットや解約後の運用法も解説

定期預金はどうやって解約するの?

・定期預金の解約ってどうすればいい?
・本人以外でも解約できるのかな?
・解約したら後どうすればいいのかも知りたい!

このような疑問にお答えします。


🔰いろはに結論


定期預金は急にお金が必要になっても引き出せないのでは…と不安に感じている人もいるでしょう。

一定期間預金を引き出せない定期預金であっても、解約することで途中でも引き出すことが可能です

実際「急に現金が必要になった」などの理由で解約する人は少なくありません。

とはいえ、具体的な解約方法が分からずに困っている人もいるはず。

また、相続など本人以外の口座の解約をどうすればいいのか知りたい方もいらっしゃるでしょう。

そこで、この記事では定期預金の解約方法について解約のデメリットとともに分かりやすく解説します。

この記事を書いた人:逆瀬川 勇造
この記事を書いた人:逆瀬川 勇造

地方銀行、不動産会社を経て2018年にライターとして独立。2020年に合同会社7pocketsを設立。
現場で得た知識や経験を元に、読む方に理解しやすい記事を執筆。
FP2級技能士宅建士

定期預金の解約方法

定期預金の解約方法

定期預金は満期前であっても解約して預金を引き出せます。

まずは、定期預金の仕組みや解約方法について見ていきましょう。

それぞれ解説します。

定期預金の仕組みや性質

定期預金の仕組み

定期預金とは、あらかじめ期間を定めて銀行に預け入れる方法です。

預入期間は銀行や商品によって異なりますが、1ヵ月から10年ほどと幅広い選択肢があります。

定期預金の場合、基本的に指定した預け入れ期間中の引き出しは出来ません。

自由に預けたり引き出したりできるのは「普通預金」だね!

期間中自由にできない分普通預金よりも金利が高めに設定されているのが一般的です。

また、外貨以外の定期預金は「預金保障制度」の対象となるので、1金融機関ごとに元本1,000万円とその利息が保証されます。

元本保証がありリスクを抑えて運用できる定期預金ですが、他の資産運用に比較し利回りがかなり低いというデメリットもあります。

定期預金金利が0.02~0.3%に比較し、不動産投資や投資信託なら年3~10%は狙えるんだワン!

定期預金のメリット・デメリットについては、「定期預金はおすすめしないって本当?メリット・デメリットやおすすめの資産運用法」でも解説しているので参考にしてみてください。

定期預金に一度預け入れると、指定した期間は引き出せません。

しかし、途中でまとまったお金が必要になった、他の資産運用に回したいなど現金が必要になるケースはあるでしょう。

そのような場合は「解約」することで、引き出すことが可能です。

解約する場合、次の2つの選択肢があります。

  • 満期で解約
  • 満期前に解約
定期預金の解約

それぞれの解約方法を詳しくみていきましょう。

定期預金が満期になったらどう解約する?

指定した期間が終了し満期になった場合での解約であれば、複雑な手続きは必要ありません

一般的には、満期後に元本と利息が指定された普通預金口座に自動的に振り込まれます。

普通預金口座に振り込まれれば、あとは自由に引き出して利用できます。

ただし、定期預金を「満期後に自動継続」で契約している場合は、注意が必要です。

自動継続の場合は、満期後に同じ期間の定期預金が再度スタートしてしまうので、満期後であっても自動的に普通預金に振り込まれることはありません。

この場合は、満期を迎える前に「満期解約予約」の手続きが必要です。

満期解約予約は、銀行の窓口に通帳・印鑑・必要書類を添えて申請することで手続きできます。

また、ATMやオンラインで手続きできる銀行もあるので、事前に確認するようにしましょう。

自動継続の場合は、満期を迎える前に解約か継続が判断しておくことが大切です。

満期前に通知してくれる金融機関もあるんだワン!

定期預金を満期前に解約する方法

満期前に解約する場合は、次の2つの方法から選ぶことになります。

  • 全部解約
  • 一部解約

全部解約とは、満期前に全額引き出す方法です。

全部解約する場合は、銀行の窓口に通帳・印鑑・必要書類を揃えて手続き申請すれば解約ができます。

また、金融機関によってはATMやオンラインでの手続きも可能です。

全部解約できる金額に条件がある銀行もあるから注意が必要だよ!

一方、預金の一部のみを引き出す方法が一部解約となります。

一部解約の場合も、全部解約同様、銀行の窓口に通帳・印鑑・必要書類を揃えて手続き申請すれば解約可能です。

引き出さなかった預金は引き続き同じ設定で運用となります。

ただし、一部解約自体ができない金融機関も珍しくありません

解約ルールは金融機関によって異なるので、事前にルールを確認しておくようにしましょう。

定期預金を解約するデメリット

定期預金を解約するデメリット

定期預金の解約にはデメリットもあるので、デメリットまで理解したうえで解約を検討することが大切です。

デメリットとしては、次の2つが挙げられます。

それぞれ見ていきましょう。

満期前の解約だと適用金利が低くなる

定期預金は、普通預金よりも高い金利が魅力です。

しかし、途中解約することで本来の金利よりも低い金利が適用される可能性があるので注意しましょう。

中途解約する場合は、普通預金の金利かそれより低い金利が適用される可能性もあります。

例えば、楽天銀行の場合、途中解約では預け期間に応じで中途解約利率として定期利率の5%~25%になります。

定期金利が10年で0.2%なので、仮に5年で解約すると0.2%×20%=0.04%の金利が適用されるのです。

解約の場合は、預入日からさかのぼって金利が再計算されるので、すでに利息を受け取っている場合、適用金利によっては差額を返金しなければならない恐れもあります。

次の場合で見てみましょう。

100万円を10年の定期預金(金利0.2%単利)に預け入れて、5年で解約する場合

  • 5年間で受け取った利息:2,000円×5年=1万円
  • 5年で解約する場合に適用される金利:0.1%→受け取れる利息1000円×5年=5,000円

この場合、差額の5,000円が解約時に預金から差し引かれるのです。

解約時に適用される金利は金融機関によって異なります。

解約時の利率についてはしっかりと確認するようにしましょう。

解約手数料は掛からないのが一般的だよ!

自由に使えるため無駄に使ってしまう可能性がある

定期預金の場合、預入期間中は自由に引き出せないので現金を使えません。

積立定期であれば、いつの間にか高額な預金ができていることもあるでしょう。

しかし、定期を解約することで、貯めていたまとまったお金を自由に使える状態になってしまうのです。

使う理由が決まった状態で解約するなら問題ないでしょう。

理由もなく解約してしまうと、お金を無駄に使ってしまう可能性もあるので、解約後のお金の使い方はしっかりと考えたうえで解約することが大切です。

解約後のまとまったお金や資産運用に回すと効率よく資産を増やせるんだワン!

定期預金解約の必要書類

定期預金解約の必要書類

定期預金の解約に必要な書類を一覧で確認しましょう。

  • 定期預金通帳か預金証書
  • 届出印
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)

これらの必要書類を揃えて、銀行の窓口で申請することで定期預金の解約ができます。

本人確認書類は有効期限に注意が必要です。

顔写真付きの本人確認書類がない場合は、別の書類で対応できる場合もあるので、相談してみるとよいでしょう。

金融機関によっては必要書類が異なるので、あらかじめ必要なものは確認しておく必要があります。

ATMやオンラインで手続きできる金融機関も多いよ!

定期預金は本人以外でも解約できる?

定期預金は本人以外でも解約できる?

定期預金は、原則本人しか解約できません。

しかし、特殊な事情の場合などでは本人以外でも解約が可能です。

ここでは、以下の通り解説します。

定期預金解約の特殊事情

それぞれ見ていきましょう。

物理的に本人が解約できない場合は可能

本人以外で解約が認められる事情としては、次のようなことが挙げられます。

  • 病気やケガで動けない
  • 海外赴任などで日本にいない
  • 日中忙しくて手続きできない

このように、物理的に本人が手続きに来店できない場合は、代理人による手続きが可能です。

ただし、本人以外が解約手続きする場合、詐欺の恐れもあることから銀行も慎重になります。

「忙しくて本人が来られないから」などと言っても簡単に解約手続きを進めてもらえるわけではないので、注意しましょう。

本人以外の解約に必要な書類

代理人で解約する場合、次のような書類が必要になります。

  • 預金者本人の本人確認書類
  • 預金者本人の届出印
  • 代理人の本人確認書類
  • 委任状

委任状は銀行で用意されている場合があるので、確認して準備するようにしましょう。

また、代理人による手続きの場合は、本人確認などで手続きが長時間かかる可能性があります。

予め時間に余裕を持って手続きすることや、すぐにお金が必要と言った場合は早めに銀行に相談するようにしましょう。

特殊な事情で本人以外が定期預金解約する際の対処法

本人以外が定期預金を解約するケースであっても、次の2つは特殊なケースとして扱われるので注意が必要です。

それぞれ見ていきましょう。

本人が死亡(相続)

本人が死亡した場合、本人名義の預金は相続人に引き継がれます。

しかし、相続するからと言って勝手に引き出すことはできません

定期預金の相続の場合、大まかには次の流れで定期預金を引く継ぐことになります。

  • 口座の凍結
  • 遺産分割協議
  • 定期預金の相続手続き(解約か名義変更)

死亡後相続人の誰かが勝手に引き出すことを避けるために、まずは口座の凍結が必要です。

その後、相続分に応じて定期預金の相続が決まったら金融機関で相続手続きをします。

相続での手続きの場合は、遺産分割協議書などの必要書類が必要になるので、金融機関に必要書類を確認するようにしましょう。

本人が認知症

本人が認知症の場合、本人は自分の意志で定期預金の解約ができません。

しかし、たとえ親子で会っても認知症を理由に他の人が解約できないので、注意しましょう。

詐欺や横領の恐れがあるから凍結するのが一般的だワン!

とはいえ、親の医療費などで定期預金を利用しなければならない場合もあるでしょう。

そのような状況の場合は、「成年後見人制度」を利用して、本人に代わって後見人が定期預金を管理することが可能です。

ただし、後見人制度を利用するには裁判所の手続きが必要だったり、後見人に条件が合ったりと手続きが複雑になるので、一度弁護士に相談してみるとよいでしょう。

定期預金の解約に関するよくある質問

定期預金の解約に関するよくある質問

定期預金に関してよくある質問を見てきましょう。

定期預金の解約に手数料はかかる?

解約手数料は基本的にかかりません。

しかし、解約時の適用金利によっては預金から差し引かれることがあるので注意しましょう。

定期預金はATMで解約できる?

金融機関によってはATMでの解約手続きも可能です。

ATMで解約する場合は、通帳やキャッシュカードで解約できます

ただし、解約できるのは総合口座に限られており、対応していない金融機関も少なくないので注意が必要です。

解約資金を運用するのにおすすめな方法は?

解約資金を運用するのにおすすめな方法は?

定期預金を解約するとまとまったお金を手にできます。

しかし、お金の使い道をしっかりと考えておかないと無駄に使ってしまう恐れもあるので注意しましょう。

解約資金は運用することで、効率よく増やせられる可能性が高いワン!

ここでは、解約資金の運用について以下の通り解説します。

それぞれ見ていきましょう。

定期預金の利息はかなり低い

定期預金も資産運用方法の一つではあります。

元本割れのリスクがなく着実にお金を増やせられるので、初心者にも適しているでしょう。

しかし、定期預金には利息がかなり低いというデメリットがあります。

2023年7月時点では、一般的な定期預金の金利は、0.02%~0.3%程です。

100万円を1年あずけても0.02%で200円にしかならないんだ…

一方、不動産投資や投資信託など他の運用方法であれば、年3~10%での運用が期待できます。

仮に100万円を年5%で運用できれば、1年後には5万円に増やせられます。

定期預金は安全性が高いので資産を保有するのには適していますが、資産を増やしたい人には不向きです。

不動産投資クラウドファンディングならリスクを抑えて運用しやすい

資産運用ってちょっと怖いかな…

投資は定期預金と違って元本保証はありません。

また、投資方法によってさまざまなリスクがあるため、投資を躊躇している人もいるでしょう。

リスクを抑えて投資したい初心者におすすめなのが、不動産投資クラウドファンディングです。

不動産投資クラウドファンディングとは

インターネットを介して資金を調達するクラウドファンディングの一種

投資家から資金を調達し運営会社が不動産の購入・運用、投資家は運用益に応じた分配金が得られる

不動産投資クラウドファンディングが初心者にもおすすめの理由としては、次のようなことが挙げられます。

  • 1万円から投資できる
  • 運用期間中に手間がかからない
  • リスクが抑えられている

実物の不動産に投資するとなると、数千万円や憶単位のお金が必要です。

株式投資やFXでもある程度まとまった資金は必要でしょう。

不動産投資クラウドファンディングなら多くのサービスで1万円から投資できるので、初心者にも適しています。

また、運用自体は運営会社がするので、投資後は投資家がすることは何もありません。

投資したら分配金を待つだけだから楽だね!

不動産投資クラウドファンディングでは、優先劣後やマスターリースなど投資家を守る仕組みが整えられているサービスが多く、比較的安心して投資できるのも初心者におすすめのポイントと言えます。

ただし、リスクがないわけではないからしっかりと情報をチェックして投資判断することが大切だワン!

おすすめの不動産投資クラウドファンディング

不動産投資クラウドファンディングのおすすめが知りたいな…

不動産投資クラウドファンディングにはさまざまなサービスがあるので、どこで投資すればいいのか悩むものですね。

ここでは、初心者にもおすすめの不動産投資クラウドファンディングとして、次の2つを紹介します。

COZUCHI

COZUCHIはLAETOLI株式会社が運営する不動産投資クラウドファンディングです。

項目詳細
運営会社LAETOLI株式会社
最小投資金額1万円
参加方法抽選・先着
公式サイトhttps://cozuchi.com/

比較的利回りが高く、2023年7月時点で元本割れがないという実績からも安心して投資できるでしょう。

COZUCHIのおすすめポイント

  • 元本割れ無し
  • 利回りが高い
  • 途中解約できる
  • 安全性が高い

優先劣後やマスターリースなどの安全性を高める対策がしっかり取られている点もポイントです。

また、他の不動産投資クラウドファンディングとは異なり、途中解約できるというメリットもあるので、途中で資金が必要になった場合でも対応できるのは嬉しいですね。

2023年5月から中長期運用型ファンドも登場したので、安定した資産運用を目指す人にもおすすめです。

CREAL

クリアル株式会社が運営するCREAL。

項目詳細
運営会社クリアル株式会社
最小投資金額1万円
参加方法先着
公式サイトhttps://creal.jp/

クリアル株式会社は、不動産運用のプロであり東証グロース上場企業である点も安心して投資できる材料となります。

CREALのおすすめポイント

  • 元本割れ無し
  • 安全性が高い
  • 情報の透明性が高い
  • 社会貢献もできる

CREALも優先劣後やマスターリースなどの仕組みが整っており、2023年7月時点で元本割れ無しという実績もあります。

また、ファンドの実績をすべて公開しているため、情報の透明性の高さも投資家から好評を得ています。

上場企業は経営状況などの情報開示義務もあるからその点も安心だね!

ファンドの中には保育園が対象の物もあり、投資するだけで社会貢献できる点も魅力と言えます。

他にも、おすすめの不動産クラウドファンディングをランキング形式でまとめた記事などもあるので、是非ご覧ください。

【まとめ】定期預金は解約可能!解約資金で不動産投資クラウドファンディングで運用するのもおすすめ

【まとめ】効率的に資産を運用するなら定期預金より不動産投資クラウドファンディングがおすすめ

定期預金の解約についてよく分かったよ!僕は不動産投資クラウドファンディングで資産運用してみるね!

最後にこの記事の重要なポイントをまとめます。

定期預金は資産の保有には向いていますが、資産を増やすのには不向きです。

効率よく資産を増やしたいなら、不動産投資クラウドファンディングなどの他の資産運用がおすすめです。

初心者はまず、今回紹介したCREALやCOZUCHIに会員登録してファンドをチェックするところから始めてみましょう。

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