インタビューに答えてくださったのは…
共同創業者 社長室 室長 松田 顕氏
ファーストアカウンティング株式会社(東証グロース:5588)
経理特化型AIを提供
ファーストアカウンティングは、AI技術で経理業務の自動化と効率化を実現する会社です。
請求書処理プラットフォーム「Remota」、経理業務AIモジュール「Robota」、デジタルインボイス送受信サービス「Peppolアクセスポイント」をSaaSとして、主に大企業にご利用いただいています。
また、会計ソフトや経費精算クラウドサービスなどにもAI-OCRをはじめとしたモジュールを提供しています。
売上高は30%超の継続成長を目指す
弊社は2023年9月に上場しました。
2023年度(2023年12月期)の業績は、売上12億3200万円、当期純利益1億2500万円でした。配当性向10%を目安として、2023年度より配当を開始しています。
2024年度の業績予想は、売上16億1800万円(+34.1%)、当期純利益4億3800万円(+247.9%)です。ただし、2024年度の当期純利益予想は税効果会計の影響で高い数値となっております。
営業利益は売上高対比で約10%の利益率を目安としています。 また、売上高成長率30%超を継続して目指す方針です。
売上高100億円に向け、生成AIを活用した取り組みも
2028年度を目標に売上高100億円を目指しています。
現在の経費精算業務、請求書支払い業務に向けた製品提供にとどまらず、企業間のデータコミュニケーションをよりシームレス・スムーズにするための取り組みを“E2E(ERP to ERP)”と名付け、LLMをはじめとする生成AIを活用した製品開発および事業展開に取り組んで参ります。
さらにE2Eをベースとして、より幅広い企業間活動のプラットフォームを提供する事業の展開も目指しています。
上に挙げたような課題は日本に留まらず海外にも存在することが見え始めているため、海外展開により、より大きな市場にアプローチしてまいります。
~最後に~投資家へのメッセージ
私たちファーストアカウンティングのお客様の多くは上場企業ですが、これら上場企業の皆様は現在、証券取引所や機関投資家から企業価値向上を強く求められています。
企業価値向上にもっとも有効な人材は経理の方々ですが、日々の入力業務や数値の確認業務などに追われ企業価値向上に向けた戦略経理に十分な時間が割けてないのが現状です。
ファーストアカウンティングの優れたAIが搭載された製品、サービスをご利用いただくことで、入力・確認業務を自動化・省力化し、企業価値向上の為の時間を創出していただければと考えております。
また、我が国において就労人口が減少はひとつの社会課題ですが、AIを用いた業務自動化は有効な解決策のひとつです。
この観点においても私たちファーストアカウンティングのサービスはお役に立てるものと信じています。
興味を持った方は、公式サイトをチェック!
★編集部より★
当日は多くの個人投資家が同社ブースを訪れていました。
公式サイトのIRページでは、詳細な財務データのExcelファイルをダウンロードできます。
個人投資家にも積極的に情報開示をしていて、素晴らしいと思います!
RX Japan株式会社主催『第3回 資産運用EXPO【夏】』
2024年7月12日(金)~14日(日)の3日間開催、総計10,720名が来場。
いろはにマネー編集部は、7月12日(金)に参加しました。