いろはにマネー ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」 ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年8月アーカイブ ＞8月15日(木)☆昨日の日経平均は『前日比209円高』で終了！東邦亜鉛が前日に続きストップ高、7月米CPIはインフレ鈍化を示す
昨日の日経平均は前日比209円高、TOPIXは28P高でした。グロース250は10Pで終了しました。
岸田首相が、14日午前、首相官邸で記者会見し、9月に予定する総裁選に立候補しない意向を表明しました。
一時は政局不安から日経平均はマイナスとなりましたが、引けにかけ買われ上昇して終了しました。
個別銘柄は、東邦亜鉛（5707）が前日に続きストップ高となりました。先週末、第1四半期決算を発表し、経常利益が33.1億円で前年同期27.9億円の赤字から黒字転換が好感されています。
サッポロホールディングス（2501）が大幅高となりました。好業績に加え、不動産事業について、9月中旬をめどに買収案などの募集を始めると発表、不動産やデベロッパーなどから具体的な提案などを受けるとしています。
ラクス（3923）は、第1四半期の決算を発表、営業利益は23.3億円で前年同期比2.3倍の水準が好感され8%値上がりしました。
フルッタフルッタ（2586）は、アサイー好調で第１四半期は営業黒字に浮上でストップ高となりました。
その他、以下銘柄が買われました。
- ソシオネクスト（6526）
- トヨタ自動車（7203）
反面、メルカリ（4385）が大幅安となりました。今回、期初の段階で初めて業績見通しを開示しましたが、収益成長の鈍化を印象づける結果が嫌気されました。
キュービーネットホールディングス（6571）は、前期最終が一転減益で下振れ着地、今期も6％減益が嫌気され18%安となりました。
トリドール（3397）は、第1四半期２ケタ営業減益が嫌気され、売られました。一部海外子会社で繰延税金資産の見直しに伴い一時的に支払額が増加したことなどにより法人所得税費用も増加しました。
その他、以下などが反落しました。
- レーザーテック（6920）
- 日立製作所（6501）
今朝のNYダウは前日比242ドル高、ナスダック4P高、S&P500が20P高でした。
7月の米消費者物価指数（CPI）がインフレ鈍化した事を受け、消費関連など景気敏感株への買いが目立ちました。
S&P500種株価指数のVIXは、16台となり、7月下旬以来の低水準となりました。
今日のニュース
●株の信用買い残19%減 13年ぶり減少率（日経）
東京証券取引所が14日発表した9日申し込み時点の信用取引の買い残高（東京・名古屋2市場、制度信用と一般信用の合計）は、2日時点と比べて9086億円（19%）減の3兆9634億円だった。前週比の減少率は東日本大震災直後の2011年3月以来約13年ぶりの大きさになった。急激な株安で損益が悪化した個人投資家の売りが膨らんだ。
日本経済新聞より（2024年8月15日）
信用買い残が減少銘柄
- 日本電信電話
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ
- 三菱重工業
- 三菱自動車
- 東京電力ホールディングス
- 日産自動車
- 王子ホールディングス
- 日本郵政
- 楽天グループ など
今日の予定
◆8/15（木）
【国内】
4-6月期GDP（8:50）
【海外】
中国7月鉱工業生産（11:00）
中国小売売上高（11:00）
中国固定資産投資（11:00）
米8月ニューヨーク連銀製造業景気指数（21:30）
米7月小売売上高（21:30）
米7月輸出物価（21:30）
米7月輸入物価（21:30）
米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数（21:30）
米7月鉱工業生産（22:15）
【決算】
DTS、総医研ホールディングス
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