いろはにマネー ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」 ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年8月アーカイブ ＞8月8日(木)☆昨日の日経平均は上場幅が過去最大の『前日比414円高』で終了！日銀副総裁は「市場不安定な状況で利上げしない」と発言
昨日の日経平均は前日比414円高、TOPIXは前週末比55P高、グロース250指数は前日比17P高で終了しました。
前場、日経平均は前日比936円安までありましたが、日銀副総裁が最近の大幅な株安・円高の進行について「極めて高い緊張感を持って注視し、政策運営において適切に対応していく」と強調。「市場が不安定な状況で利上げをすることはない。当面、現在の水準で金融緩和をしっかりと続ける必要がある」と言明した事を受け、前日比1174円高になる場面がありました。
値幅が2110円となりました。
個別銘柄では、銀行株の上昇が目立ちました。特に三井住友フィナンシャルグループ（8316）は日経平均が3200円以上上昇する場面でも下落していた為、10%高となりました。
以下などの銀行株も買われました。
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ（8306）
- みずほフィナンシャルグループ（8411）
米金利低下一服した事がきっかけとなりました。
ディスコ（6146）も12%高となりました。前日の上昇率が低かった事が影響したようです。
キヤノン（7751）は、上限を3200万株、または1000億円の自社株買いを公表し買われました。
三菱重工業（7011）は、想定を上回る業績と受注高に関しても、発電関連向けのガスタービンなどが好調が評価され大幅高となりました。
日本化学工業（4092）は、量子ドット向け及び有機合成用触媒原料が大幅に伸びた事などで第1四半期の営業利益が4.8倍となり、ストップ高まで買われました。
反面、三菱製紙（3864）は決算を発表し、４～６月期営業赤字転落した事が嫌気され、一時ストップ安まで売られました。
NTTデータグループ（9613）は、4-6月期(1Q)最終は23％減益で着地した事が嫌気され、10%安となりました。
ダイキン（6367）は、第1四半期の決算を発表し、4-6月期(1Q)経常は8％減となった事やコンセンサス予想を下回った事だ嫌気され9.9%安となりました。
リコー（7752）は第1四半期営業益がコンセンサス大きく下振れた事で売られました。
今日のニュース
●ウクライナ軍、ロシアに越境攻撃－2022年の侵攻後で最大規模（ブルームバーグ）
ロシアのプーチン大統領は７日、2022年の侵攻以来で最大規模となっているウクライナによるロシア越境攻撃について国防と安全保障のトップを招集し、説明を求めた。
Bloombergより（2024年8月8日）
中東情勢に加え、ウクライナ＆ロシア問題も再び浮上しています。
原油や天然ガス価格が上昇していることもあり、今後の展開から目が離せません。
今日の予定
◆8/8（木）
【国内】
日銀金融政策決定会合の主な意見（7/30～31開催分）
【海外】
米30年国債入札
【国内決算】
リクルートホールディングス、東エレクトロン、テルモ、三菱地所、花王
【海外決算】
イーライリリー、ギリアド・サイエンシズ
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