いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年7月アーカイブ >7月26日(金)☆昨日の日経平均は『前日比1285円安』で終了!円高進行で山崎製パンなど食品株が物色、東証は株の最低投資額引き下げ議論へ
昨日の日経平均は前日比1285円安の3万7869円、TOPIXは83P安の2709P、グロース250は7P安の640Pで終了しました。
東証プライム市場の上昇銘柄数は277、下落銘柄数は1326でした。
個別銘柄では、オービック(4684)は、4-6月期(1Q)経常は11%増益で着地及び株式分割1→5を公表し5%高となりました。システムサポート事業が好調でした。
小林製薬(4967)は、オアシスマネジメントが5.20%を保有する大株主になっていることが明らかになった事が好感され買われました。
未来工業(7931)は、決算発表を行い、第1四半期(4-6月)は、連結経常利益が前年同期比17.1%増を公表し上昇しました。
為替市場では151円台まで円高が進行し、以下などの食品株が物色されました。
- 山崎製パン(2212)
- サッポロホールディングス(2501)
- ニチレイ(2871)
反面、ルネサスエレクトロニクス(6723)が一時ストップ安まで売られました。上半期の決算を行い、営業利益が1476億円で前年同期比33.1%減が嫌気されました。
KOKUSAI ELECTRIC(6525)も一時ストップ安となりました。
SOX指数が大幅安となった事で、以下などの半導体株が軒並み売られました。
- ディスコ(6146)
- 東京エレクトロン(8035)
- ソシオネクスト(6526)
- アドバンテスト (6857)
円高進行が嫌気され、以下など自動車株の下落が目立ちました。
- トヨタ(7203)
- ホンダ(7267)
- 日産自動車(7201)
今日のニュース
●東証、株の最低投資額下げへ勉強会 個人の売買促進(日経)
東京証券取引所は24日、上場株の最低投資額の引き下げに向けた施策を検討する勉強会を立ち上げると発表した。
機関投資家や信託銀行、上場企業、有識者らが参加する。金融庁や法務省、業界団体のオブザーバー参加も調整する。10月に初会合を開き月1回ほどのペースで議論。2025年3月をメドに検討結果をとりまとめて公表する。
東証は100株を「1単元」として扱い、売買を1単元ごととする制度を設けている。このルールを撤廃し、米欧と同様に1株ごとに取引できるようにするかが論点の一つとなる。
日本経済新聞より(2024年7月24日)
個人投資家は少額資金から売買可能となりメリットは大きくなりそうです。
6カ月以上継続して議決権の1%以上か300個以上の議決権を持つ者に株主提案の権利を認める会社方があり、今後株主提案が増加する可能性もありそうです。
一方で、東証や証券会社のシステム増強が課題となりそうです。
今日の予定
◆7/26(金)
【国内】
7月都区部消費者物価指数(CPI)(8:30)
2年国債入札
【海外】
パリ・オリンピック(~8/11)
米6月個人所得(21:30)
米6月個人消費支出(21:30)
【国内決算】
キーエンス、信越化学工業、日東電工、SCREENホールディングス、ヒューリック、エムスリー、日立建機など
【海外決算】
エーオン、チャーター・コミュニケーションズ、3Mなど
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