いろはにマネー ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」 ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年7月アーカイブ ＞7月5日(金)☆昨日の日経平均は『前日比332円高』で終了！『日経平均は約3カ月ぶり史上最高値更新』、TOPIXはバブル経済期の最高値を約34年半ぶりに上回る
昨日の日経平均は332円高の4万0913円、TOPIXは26P高の2898P、グロース250は0.8P高まっての653Pで終了しました。
東証プライム市場の上昇銘柄数は985、下落銘柄数は586でした。
日経平均は、史上最高値を約3カ月ぶりに更新し、TOPIXは、バブル経済期の最高値を約34年半ぶりに上回りました。
個別銘柄では、住友鉱山（5713）が7.7%上昇しました。ジェフリーズ証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げた事が影響しました。
また、以下など防衛関連が買われました。
- IHI（7013）
- 三菱重工業（7011）
- 石川製作所（6208）
- 豊和工業（6203）
バリュークリエーション（9238）は、フィル・ カンパニー（3267）と、業務提携契約を締結したと発表した事が好感され、一時ストップ高となりました。
ワールド（3612）は、第1四半期好決算や6月月次売上好調で10%高となりました。
円安が好感され、以下など自動車関連銘柄も買われました。
- 日産自動車（7201）
- ヤマハ発動機（7272）
- SUBARU（7270）
その他、以下などセラミックコンデンサー関連の銘柄で上昇が目立ちました。
- キーエンス（6861）
- 太陽誘電（6976）
反面、川崎重工業（7012）は、取引先企業との架空取引で裏金を捻出し、海上自衛隊の潜水艦乗組員らの物品購入代や飲食代を負担していた疑いが報じられ、7.3%安となりました。
アインホールディングス（9627） は、「Francfranc」子会社化もシナジーに懐疑的と伝わり大幅安となりました。
ABCマート（2670）は、第1四半期決算にサプライズなく、出尽くし感から下落しました。
その他では、以下などが売られました。
- 霞ヶ関キャピタル（3498）
- ANYCOLOR（5032）
今日のニュース
●ホンダ株､損保4社や三菱UFJ銀などが売却 5000億円規模（日経）
ホンダは4日、東京海上日動火災保険をはじめ大手損害保険4社や三菱UFJ銀行などが7月中に自社の株を売り出すと発表した。売り出し価格は今後決まるが、株数と4日の終値を基にすると金額は5000億円規模（自己株を除く発行済み株式数の6%相当）になる。前期の有価証券報告書を基にすると、損保4社はホンダ株を全て手放す形になる。
日本経済新聞より（2024年7月4日）
政策保有の売却が進んでいます。
今年2月金融庁が損保4社に政策保有株の売却を加速するよう求めた事や、昨年、東証が企業に求めて、「資本コストや株価を意識した経営の実現」などが背景にあります。
先日は、デンソーがトヨタ自動車グループ11社の株式を1258億円分売却したとの報道もありました。
長年、海外投資家は日本企業の持ち合いに対して厳しい目を向けていただけに、変化する日本企業への期待も日本株を押し上げているようにも感じます。
今後は、売却した資金で成長戦略及び株主還元に期待がかかります。
今日の予定
◆7/5（金）
【国内】
5月家計調査（8:30）
5月景気動向指数（14:00）
【海外】
米6月雇用統計（21:30）
【決算】
安川電機、マニー、サンエー、アークランズ、ハイデイ日高、トーセイ、サーラコーポレーション、薬王堂ホールディングス、北興化学工業、和田興産
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