いろはにマネー ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」 ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年6月アーカイブ ＞6月21日(金)☆昨日の日経平均は『前日比62円高』で終了！増配企業は今期4割、配当総額も約18兆円と『4年連続で過去最高』の見通し
昨日の日経平均は前日比62円高の3万8633円、TOPIXは3P安の2725P、グロース250は9P安の638Pで終了しました。
東証プライム市場の上昇銘柄数は746、下落銘柄数は840です。売買代金は3兆1756億円で、今年最低となりました。
個別銘柄は、イビデン（4062）が大幅高となりました。日経新聞がエヌビディア向け基板を寡占する同社を取り上げた記事を掲載した事などが好感されました。
また、サンケン電気 （6707）はエリオットが保有比率を増加させた事が判明し、11%高となりました。
日本マイクロニクス（6871）は丸三証券がレーティングを格上げた事が好感され上昇しました。
トレードワークス（3997）は、SCSKとの資本業務提携を発表し、ストップ高となりました。
JPXがTOPIXの見直しを発表し、スタンダード市場やグロース市場からも採用する方針との報道から、以下など時価総額が大きい銘柄が買われました。
- 日本マクドナルドホールディングス（2702）
- ワークマン（7564）
- ジーエヌアイグループ（2160）
- カバー（5253）
反面、サンバイオ（4592）は「アクーゴ」、条件付き承認も出荷認めず。再生医療部会、 同質性を確認できないとの報道が嫌気され、ストップ安となりました。
伊勢化学工業（4107） は引き続きフィリップ証券のレポートが嫌気され続落となりました。
コーセル（6905）は31%減益を発表し、大幅安となりました。
FPパートナー（7388）は続落となりました。
今朝のNYダウは299ドル高、ナスダック144P安、S&P500は13P安で終了しました。
ナスダック指数は8日ぶりに反落となりました。
NYダウは、セールフォースやキャタピラーが上昇し大幅高となりました。
一方で、 エヌビディアやアップルなどが下落し、ナスダックとS&P500は下落しました。
なお、米財務省は、半期ごとの外国為替政策報告書を公表しました。
為替操作をしていないか注視する「監視リスト」に、1年ぶりに日本を加えたとの報道が引け後にありました。
今日のニュース
●増配企業今期4割、過去最高 家計に3.6兆円流入（日経）
上場企業が配当を拡大している。2025年3月期に増配を計画するのは全体の4割に当たる約900社と期初時点としては過去最高だ。新しい少額投資非課税制度（NISA）で運用を 始めた個人にとって、資産形成の追い風となる。
配当の増加は個人にとって恩恵となる。上場企業株の約2割を個人が保有しており、単純 計算で約3兆6000億円が家計に入る。
日本経済新聞より（2024年6月21日）
配当総額は約18兆円と4年連続で過去最高となる見通しで、約2割の3.6兆円が家計に入る予定です。
特に6月は株主総会前後に配当を支払う企業が多く、配当再投資などに期待がかかります。
昨年、東証が上場企業に促した「資本コストや株価を意識した経営の実現」 によって、配当や自社株買いで株主還元を行う企業が急増している状況です。
対談記事
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今日の予定
◆6/21
【海外】
米6月製造業購買担当者景気指数（PMI）（22:45）
米5月中古住宅販売件数（23:00）
【国内】
5月全国消費者物価指数（CPI）（8:30）
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