いろはにマネー ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」 ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年5月アーカイブ ＞5月20日(月)☆先週の日経平均は『前週末比558円高』で終了！今週は『エヌビディア決算で日経平均の乱高下』も予想
先週の日経平均は前週末比558円高（+1.45%）、TOPIXは前週末比17P高（+0.62%）で終了しました。
グロース250指数は18P安（-2.76%）でした。
米国2指数は過去最高値を更新した事で、日経平均とTOPIXは堅調に推移しました。
一方でグロース250指数は週半ばに「新興市場 上場維持基準『厳格化』を経産省提言へ」の報道をきっかけに売りが広がり、年初来安値で終了しました。
参照：読売新聞（2024年5月15日）
個別銘柄では、三越伊勢丹（3099）は、コンセンサス上回る好決算や自社株買いが評価され、週間で20%高となりました。
日本製鋼所（5631）は、2025年3月期防衛事業の受注額が前期比6割増の1130億円になるとの見通しが示された事が好感され、大幅上昇となりました。
ソニーグループ（6758）は、発行済み株式数の2.46％にあたる自社株買いを発表し、11%上昇しました。
住石ホールディングス（1514）は、麻生との資本業務提携契約締結が好感され、大幅高となりました。週末の同社の売買代金は984億円と、スタンダード市場の約47%を占めました。
一方、スクウェア・エニックス・ホールディングス（9684）は、前期実績・今期見通しともにコンセンサスを下回った事で週間で21%安となりました。
大王製紙（3880）は、今期の純利益が78％減益となり大幅下落となりました。
コニカミノルタ（4902）は、2025年3月期は50％営業減益で無配転落を発表し、下落しました。
その他、以下などの建設株が売られました。
- 清水建設（1803）
- 鹿島建設（1812）
なお、週末のNYダウは史上初4万ドルを超えて終了しました。
今週の相場見通し
日経平均 39500円～37800円
日経平均、TOPIX共に25日線を超えている状況。しかし、まだまだ予断を許さない状況だ。
今週は、日本時間23日未明に発表予定のエヌビディア決算が命運を握るだろう。
特に日経平均は採用銘柄に半導体関連銘柄が多いだけに乱高下も予想される。
先週まで発表された好決算銘柄を物色したい。
問題はグロース市場だろう。先週水曜日に読売新聞が新興市場の上場維持基準を「厳格化」 経産省提言の報道をきっかけに売りが膨らみ、グロース250指数は年初来安値を更新した。
現在、グロースの上場維持に必要な時価総額は上場後10年で40億円以上となっているが、時価総額を上げたり、上場後の年数に応じて時価総額を用いるなどの案があるようだ。
このルールが明確化されなければ、本格的な戻りは期待出来ない感じもする。
しかし、時価総額100億円以上の企業などは関係ないだろう。連れ安するグロース250銘柄の押し目買いも想定しておきたい。
今週の予定
◆5/20（月）
【国内】
3月第3次産業活動指数（13:30）
10年物価連動国債入札
【海外】
ズーム決算
【決算】
東京海上ホールディングス、SOMPOホールディングス、MS&ADインシュアランスグループホールディングス
◆5/21（火）
【国内】
4月首都圏マンション発売（14:00）
【海外】
ロウズ・カンパニーズ決算
◆5/22（水）
【国内】3月機械受注（8:50）
4月貿易統計（8:50）
40年国債入札
【海外】
米4月中古住宅販売件数（23:00）
4/30～5/1開催のFOMC議事要旨（5/23 3:00）
エヌビディア 決算
◆5/23（木）
【海外】
G7財務大臣・中央銀行総裁会議（～5/25 イタリア・ストレーザ）
米4月新築住宅販売件数（23:00）
◆5/24（金）
【国内】
4月消費者物価指数（CPI）（8:30）
【海外】
米4月耐久財受注（21:30）
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