いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年5月アーカイブ >5月9日(木)☆昨日の日経平均は『前日比632円安』で終了!政府関係者がGW中の為替介入実施を認める
昨日の日経平均は前日比632円安(-1.63%)、TOPIXは前日比39P安(-1.45%)で終了しました。グロース250指数は前日比1P安(-0.22%)でした。
日経平均は一昨日の599円高を上回る下落となりました。
個別銘柄では、日本郵船(9101)は、1000億円上限の自社株買いと配当増額が好感され後場から上昇しました。
霞ヶ関キャピタル(3498)は、前日取引終了後、ドバイにある同社の連結子会社が保有するアラブ首長国連邦(ドバイ)の物件を売却決済した事を公表し、大幅高となりました。
横河電機(6841)は、今期のエネルギー需要や素材産業の投資回復などを背景に、受注高の増加を想定した事で8%を超える上昇となり、上場来高値を更新しました。
その他では以下などが買われました。
- ローツェ(6323)
- TOWA(6315)
反面、三菱重工(7011)は今期予想がアナリスト予想を下回り大幅安となりました。
トヨタ自動車(7203)は今期営業減益予想で発表直後は下げ幅を拡大しましたが、自社株 買いも実施するため、下げ幅を縮めて終了しました。
AGC(5201)は第1四半期が 減益決算で大幅安となりました。
任天堂(7974)は、今期の最終利益39%減の計画が嫌気され、5%を超える下落となりました。
今日の米国市場は、NYダウ172ドル高、ナスダック29P安、S&P500が0.03P安でした。NYダウは6連騰で終了しました。
JPモルガンやゴールドマンなどの金融株が牽引しました。
反面、ウーバーは決算を受けて大幅安で終了しました。
SBG傘下のARMは、引け後に1~3月期決算を発表し、通期売上高見通しが予想下回った為、時間外で6%を超える下落となっています。
今日のニュース
●植田日銀総裁が首相と為替を議論、基調物価への影響を注視-連携確認(ブルームバーグ)
日本銀行の植田和男総裁は7日夕、首相官邸で岸田文雄首相と会談し、為替が経済物価に与える影響などについて議論した。会談後、植田総裁は記者団に対し、基調物価への影響を注視する考えを示した。 植田総裁は、会談では物価・賃金情勢が大きなポイントの一つであるとともに、為替も議論したと述べた。その上で、円安は「経済物価に潜在的に大きな影響を与え得るものであり、最近の円安について日銀の政策運営上、十分注視していくことを確認した」と言明。今後「基調的物価上昇率にどういう影響が出てくるかについて注意深く見ていく」とも語った。
Bloombergより(2024年5月7日)
●政府・日銀、4月29日と5月2日に為替介入と政府関係者-報道(ブルームバーグ)
4月末から5月にかけて、政府・日銀が2回にわたって為替介入を行ったとテレビ東京が報じた。政府関係者への取材で分かったという。
Bloombergより(2024年5月8日)
GW中に為替介入を行ったと報じられています。
一時は151円台も円高が進んだものの、現在155円半ばまで戻している状況です。
円安による物価上昇が、消費の落ち込みに繋がる可能性もあるだけに、注意深く見て行く必要がありそうです。
また今後、利上げの可能性も高まりそうです。
今日の予定
◆5/9(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合の主な意見(4/25~26開催分)
3月毎月勤労統計調査(8:30)4月都心オフィス空室率(13:00)
【海外】
中国4月貿易収支
米30年国債入札
【決算】
ソフトバンク、日本たばこ産業、武田薬品工業、ダイキン、富士フイルム、NTTデータグループ、パナソニック ホールディングス、日本製鉄、味の素、花王、 住友不動産、日産自動車、キリンホールディングス、SCREENホールディングス、シスメックス、住友金属鉱山、旭化成、カプコンなど
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