いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年5月アーカイブ > 5月2日(木)☆昨日の日経平均は『前日比131円安』で終了!『レーザーテック強さ』目立つ、FOMC金利据え置きも保有証券の縮小ペース減速
昨日の日経平均は前日比131円安(-0.34%)、TOPIXは前日比13P安(-0.5%) で終了しました。グロース250指数は前日比1P安(-0.18%)でした。
米国で賃金インフレ警戒に伴い利下げ開始時期が遅れるという予想から米国株、 日経平均ともに反落しました。
個別銘柄では、レーザーテック(6920)の強さが目立ちました。
前日発表した決算発表で、1~3月期では半導体関連装置、サービスともに売上高が増加したほか、 受注高が前年同期比2.3倍の763億1500万円と大幅に増加した事が好感されました。
ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)は、第1四半期経常益の進捗率9割となった事でストップ高まで買われました。
住友林業(1911)は、米国戸建が大幅増益と想定以上に伸長、 為替の円安効果もあり堅調な決算を受け大幅上昇となりました。
九州電力(9508)は今期大幅増配が好感され8.6%高で終了しました。
反面、日本M&Aセンターホールディングス(2127)は戦略投資により経常利益率低下の見通しが示されたことで大幅安となり、以下のような他のM&A仲介会社も揃って売られました。
- ストライク(6196)
- M&A総研ホールディングス(9552)
日揮ホールディングス(1963)は、24年3月期の業績修正を発表し、営業損益は従来予想の160億円の黒字から一転190億円の赤字に下方修正した事が嫌気され大幅安となりました。
東京エレクトロン デバイス(2760)は、今期の減益・減配見通しを公表した事が嫌気され9.7%安で終了しました。
今朝のNYダウは、前日比87ドル高(+0.23%)、ナスダック前日比52P高(-0.33%)S&P500は前日比17P安(-0.34%)でした。
FOMCで主要政策金利を据え置くことを決定しました。
金利据え置きは6会合連続となります。
ただ、6月から米国債の償還を月当たり最大600億ドルから同250億ドルに減らすことを発表しました。
この報道をきっかけにNYダウは一時400ドルを超える上昇となりましたが、引け間際に失速しました。
ナスダック指数も一時プラスとなりましたが、引け間際にマイナスとなりました。
エヌビディアやAMDの半導体関連の下落が目立ちました。
今日のニュース
●円急騰、一時153円台(日経)
1日のニューヨーク外国為替市場では同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に円高・ ドル安が進み、円相場は一時1ドル=153円まで上昇した。 対ドルの円相場は米東部時間午後2時のFOMCの結果公表前に157円台後半で推移していた。 その後は一進一退となったが、午後4時半ごろに153円台前半まで約4円急上昇する場面があった。
日本経済新聞より(2024年5月2日)
米国市場が終了した途端に、円高が進行しました。
当初はジリジリと円高が進んでいましたが、次第に円高が進んで行きました。
4月29日に続いての介入との噂が絶えません。
円高進行を受け、日経平均先物も下落し、37800円台で推移しています。
今日の予定
◆5/2(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/18~19開催分)
4月マネタリーベース(8:50)
4月消費動向調査(14:00)
【海外】
米3月貿易収支(21:30)
米3月製造業受注(23:00)
【決算】
三菱商、住友商、丸紅、JAL、大東建、伊藤米久、リコーリース
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