いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年5月アーカイブ > 5月1日(水)☆昨日の日経平均は『前週末比470円高』で終了!日立や三菱電機が上場来高値も、アドバンテスト、OLCはコンセンサス下振れ
昨日の日経平均は先週末比470円高(+1.24%)、TOPIXは前週末比56P高(+2.11%)で終了しました。グロース250指数は先週末比2P高(+0.43%)でした。
米国株上昇を受けて、連休明けの東京市場は終始堅調に推移しました。
個別銘柄では、日立製作所(6501)が1対5の株式分割と自社株買い及び増配を発表し大幅高となりました。
同社株は上場来高値を更新しました。
三菱電機(6503)は、今期の最終利益は前期比10.5%増の3150億円を見込むと発表し、15%を超える上昇で終了しました。
同社株も上場来高値を更新しました。
ペプチドリーム(4587)はノバルティス社とペプチド創薬で提携を拡大し、契約一時金を受領が伝わり、ストップ高まで買われました。
タムロン(7740)は、24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比77.6%増と、上期も増益を発表しストップ高まで上昇しました。
ソシオネクスト(6526)は、北米データセンター向けの商談獲得期待や、為替想定が130円と保守的だった事で大幅上昇となりました。
反面、アドバンテスト(6857)は今期予想がアナリスト予想に届かず大幅安となりました。
日東電工(6988)も今期最終3%減益で8%を超える下落となりました。
エムスリー(2413) も今期ガイダンスがコンセンサスを大幅下振れし、大幅続落となりました。
オリエンタルランド(4661)は、今期増収増益見込むもコンセンサスが市場予想を下回った事や、物言う株主が京成や三井不動産などに同社株の売却を提案している事が嫌気され6%を超える下落となりました。
NY市場は、ダウが前週末比570ドル安(-1.49%)、ナスダック前週末比325P安(-0.64%)、S&P500は前週末比80P安(-1.57%)でした。
この日発表の第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)が予想を上回ったことで下げ幅を拡大、 ECIはFRBが重視している指標ともされており、この結果を受けて米国債利回りも上昇し、 米株式市場は大幅安となりました。
今日のニュース
●5兆円規模介入か 29日の円急騰 日銀の当座預金残高減(日経)
日銀が30日に公表した5月1日の当座預金残高の見通しによると、為替介入を反映する「財政等要因」 による減少額が7兆5600億円だった。為替介入を想定しない市場推計と5兆円強のずれが生じており、 市場では円が急変動した29日に5兆円規模の円買い介入があったとの観測が強まっている。
日本経済新聞より(2024年5月1日)
やはり、介入は実施されたようです。
しかし、今日の為替市場は157円後半で推移しており、効果は薄かったように感じます。
今晩のFOMC次第では、円安が進む可能性があります。
その時に再度、 介入が実施されるかが焦点となりそうです。
今日の予定
◆5/1(水)
【国内】
4月新車販売台数(14:00)
4月軽自動車販売台数(14:00)
【海外】
パウエルFRB議長会見米4月ADP雇用統計(21:15)
米3月雇用動態調査(JOLTS)
求人件数 (23:00)
米4月ISM製造業景況指数(23:00)
ファイザー、クアルコム、エスティ・ローダー、イーベイ、マスターカード、CVSヘルス決算
【決算】
三井物、双日、イビデン、太陽HD、きらぼし
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