いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年4月アーカイブ > 4月30日(火)☆先週の日経平均は『前週末比866円高』で終了!『一時34年ぶりの円安ドル高』で為替市場が大荒れの展開に
先週の日経平均は前週末比866円高(+2.33%)、TOPIXは前週末比60P高(+2.28%)で終了しました。 グロース250指数は前週末比6P高(+0.94%)でした。
日米ともに決算シーズンに突入しました。決算内容がまちまちとなり、日経平均のボラティリティも非常に高くなりました。
また、日銀決定会合で現状維持政策が発表され、週末の日経平均は反発して終了しました。
個別銘柄では、キーエンス(6861)は、前期業績がコンセンサスをやや上振れとなり週間で11%高となりました。
今期の業績は未開示です。
コメリ(8218)は、今期の好業績見通しや自社株買い、 増配を発表し大幅高となりました。
尚、同社はNORTHERN TRUSTからの株主提案に関する書面受領された事も材料視されました。
ゼオン(4205)は、上限1000万、100億円の自社株買いと増配を発表し買われました。
野村不動産(3231)は、決算発表で4期連続で過去最高益を更新する見通しや今期25円の増配するとした事で週間で9%上昇しました。
レノバ(9519)は、東京ガスが大株主になった事が好感されました。
反面、レゾナック(4004)は、半導体材料およびSiCエピタキシャルウェハーの設備投資資金および長期借入金の返済資金に充当の為、ユーロ円建CB1000億円の発行を発表し大幅安となりました。
IHI(7013)は、IHI原動機が燃料消費率の測定データを改ざんした事が判明し、週間で5%超下落しました。
ジェイテクト(6473)は、今期の最終利益が前期比13.1%減益となる見通しと6円の減配を発表し、大幅安となりました。
その他では、中国電力(9504)や北海道電力(9509) などの電力株の下げが目立ちました。
為替市場が大荒れの展開となっています。
4月29日は、午前に円が売られ、一時34年ぶりの円安・ ドル高となる1ドル=160円台前半まで下落し、対ユーロでも一時1ユーロ=171円台と、99年の単一通貨ユーロ導入以降で最も円安・ユーロ高水準となりました。
午後1時すぎに、大規模な円買いが断続的に入り、1ドル=155円台まで上昇しました。
当局は介入についてノーコメントとしていますが、介入を行ったように思います。
今週は為替市場から目が離せません。
今週の予定
◆4/29(月)
【国内】
昭和の日
【海外】
ドミノ・ピザ、オン・セミコンダクター決算
◆4/30(火)
【国内】
3月失業率(8:30)
3月有効求人倍率(8:30)
3月鉱工業生産(8:50)
3月商業動態統計(8:50)
【海外】
中国4月製造業PMI(10:30)
中国4月財新製造業PMI(10:45)
米FOMC(~5/1)
米2月住宅価格指数(22:00)
アマゾン・ドット・コム、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)、3M、ペイパル・ホールディングス、スターバックス決算
【決算】
JR東海、大塚HD、JR東日本、レーザーテック、関西電力、JPX、商船三井、東電力HD、JR西日本、大塚商、SGHDなど
◆5/1(水)
【国内】
4月新車販売台数(14:00)
4月軽自動車販売台数(14:00)
【海外】
パウエルFRB議長会見米4月ADP雇用統計(21:15)
米3月雇用動態調査(JOLTS)
求人件数(23:00)
米4月ISM製造業景況指数(23:00)
ファイザー、クアルコム、エスティ・ローダー、イーベイ、マスターカード、アイデックス・ラボラトリーズ、オートマティックデータ、CVSヘルス決算
【決算】
三井物、双日、イビデン、太陽HD、きらぼし
◆5/2(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/18~19開催分)
4月マネタリーベース(8:50)
4月消費動向調査(14:00)
【海外】
米3月貿易収支(21:30)
米3月製造業受注(23:00)
【決算】
三菱商、住友商、丸紅、JAL、大東建、伊藤米久、リコーリース
◆5/3(金)
【国内】
憲法記念日
【海外】
米4月雇用統計(21:30)
米4月ISM非製造業景況指数(23:00)
バークシャー・ハサウェイのShareholder Meeting(~5/4)
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