いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年4月アーカイブ > 4月26日(金)☆昨日の日経平均は『前日比831円安』で終了!注目されていた『水星逆行』は昨日まで
昨日の日経平均は前日比831円安(-2.16%)、TOPIXは前日比47P安(-1.74%)で終了しました。グロース250指数は前日比15P安(-2.36%安)でした。
フェイスブック親会社であるメタ・プラットフォームズが、人工知能(AI)への投資を継続するため、今年の支出見通しを従来予想より数十億ドル引き上げると発表したことを受け、時間外取引で15%安した事が嫌気されました。
個別銘柄では、エーザイ(4523)が逆行高となりました。同社と米国アムジェンが共同開発した、認知症治療薬「レカネマブ」の販売が好調と伝わりました。
日本航空電子工業(6807)は、今期の営業利益がコンセンサス予想を上回ったことや発行済み株式の23.8%の自己株消却すると発表し、 大幅高となりました。
櫻護謨(5189)は、官公庁関連の受注が急増し、前期の業績が計画上振れとなった事と配当増額を発表した事で、ストップ高まで買われました。
反面、東京ガス(9531)は14時に決算発表を行い、今期経常利益が51%減益となることで大幅安となりました。
メタウォーター(9551)も今期は、3期ぶり営業減益との予想を発表し、11%を超える下落となりました。
キヤノン(7751)は、第1四半期決算を発表、営業利益は801億円で前年同期比5.2%減となり、市場予想を100億円程度下振れた事で8%を超える下落となりました。
また、シーユーシー(9158)は、今期の最終利益を15.2%減の22億円が嫌気され大幅下落となり、上場来安値を更新しました。
NY市場は、ダウが前日比375ドル安(-0.98%)、ナスダック前日比100P安(-0.64%)、S&P500は前日比23P安(-0.46%)でした。
取引開始前に発表された第1四半期の米GDP速報値は年率換算で前期比1.6%増と予想を下回る内容で、NYダウは一時700安の場面もありました。次第に買いが入り375ドル安で終了しました。
エヌビディアやブロードコムなどの半導体関連が買われましたが、メタが決算を受け大幅安となりました。
引け後に決算のあった、マイクロソフトとアルファベットが立会外で上昇しています。
水星逆行・・昨日で終了しました
水星逆行とは、水星が通常の公転軌道と逆方向に動いて見える(実際には順行している)現象のことです。
この水星逆行の期間中は株価の乱高下が激しくなる、トレンドの転換期になりやすい、 などというアノマリー(相場の経験則)があります。
また、水星が逆行している期間は相場が不安定になりやすいだけでなく、以下のようなことが起こりやすいと言われています。
「水星逆行」期間のトラブル例
- 交通機関の乱れ
- スケジュールの変更
- 突然のデータ消失
- 連絡ミス、行き違い
- メールなどの誤送信
- パソコン、スマホといったデジタル機器の故障 など
水星逆行時に起こった大きな暴落
- リーマンショック前年の2007年の下落時
- リーマンショック2番底に向かう時
- リーマン・ブラザーズ破たん後に下落し始めた時
- コロナショック時(2020年2月~3月にかけて下落) など
2024年最初の水星逆行は昨日で終了しましたが、今年は残り2回起こるとされています。
2024年の水星逆行スケジュール
- 4月2日~2023年4月25日(終了)
- 8月5日~2024年8月29日
- 11月26日~2024年12月16日
今日の予定
◆4/26(金)
【国内】
植田日銀総裁会見
日銀が経済・物価情勢の展望を公表
4月東京都区部消費者物価指数(8:30)
【海外】
米3月個人所得(21:30)
米3月個人支出(21:30)
シェブロン、エクソン・モービル、チャーター・コミュニケーションズ決算
【決算】
日立製作所、デンソー、オリエンタルランド、村田製作所、三菱電機、豊田自動織機、アドバンテスト、コマツ、豊田通商、NEC、野村ホールディングスなど
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