いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年4月アーカイブ > 4月25日(木)☆昨日の日経平均は『前日比907円高』で終了!円が対ドルで下落し『34年ぶりの155円台』に
昨日の日経平均は前日比907円高(+2.42%)、TOPIXは前日比44P高(+1.67%)で終了しました。グロース250指数は前日比4P高(+0.76%高)でした。日経平均は3日続伸となりました。
日経平均は3月22日の取引時間中に付けた高値の4万1087円から4月19日の取引時間中の安値の3万6733円までの下げ幅4354円に対して、39.6%の戻りとなりました。また、為替市場で円が対ドルで下落し、34年ぶりに155円台を付けました。
個別銘柄では、SOX指数の反発や米テキサスインスツルメンツの第2四半期売上高見通しが、アナリスト予想を上回った事が好感され、以下などの半導体関連が軒並み買われました。
- 東京エレクトロン(8035)
- ディスコ(6146)
- ルネサスエレクトロニクス(6723)
野村マイクロ・サイエンス(6254)は、前期の業績・配当予想を上方修正し、ストップ高まで上昇しました。
ニコン(7731)は、英系投資ファンドのシルチェスターが同社株を5%超保有したことが明らかになった事で、10%を超える値上がりとなりました。
コメリ(8218)は、ザラ場中に決算を発表し、今期増収増益・増配見通しで自社株買いが好感され大幅高となりました。
反面、レゾナック・ホールディングス(4004)は、半導体材料およびSiCエピタキシャルウェハーの設備投資資金および長期借入金の返済資金に充当の為、ユーロ円建CB1000億円の発行を発表し大幅安となりました。
IHI(7013)は、グループ企業で船舶用エンジンを製造するIHI原動機が燃料消費率の測定データを改ざんしていた事が報じられ後場から急落となりました。
アーレスティ(5852)は、中国子会社の事業用資産を中心とした減損損失の計上を発表し、16%を超える下落となりました。
NY市場は、ダウが前日比42ドル安(-0.11%)、ナスダック前日比16P高(+0.10%)、S&P500は前日比1P高(+0.02%)でした。
昨日の引け後に決算発表を行ったテスラが12%高で終了しました。
米テキサス・インスツルメンツが4-6月(第2四半期)売上高について強気の見通しを示した事で大幅上昇となりました。
一方、ボーイングはムーディーズが格付けを引き下げた事で下落しました。
今日のニュース
●英ファンド、京成にOLC株売却を再要求(日経)
京成電鉄の株式の1.6%を所有する英投資ファンドのパリサー・キャピタルが京成に対し、
日本経済新聞より(2024年4月25日)
オリエンタルランド株の一部売却を求めるなどの株主提案を出したことが24日、分かった。京成側
に資本コストを意識した投資戦略と株主還元に関する計画を年内に策定し公表することも求めた。
LC株の一部売却について、持ち分比率を2026年3月末までに4%ほど引き下げ15%未満にすること
を改めて提案した。
このところ、日本企業に株主提案を行うファンドが増加中です。
今月中だけでも、以下などに株主提案がなされています。
- 淀川製鋼所
- 北越コーポレーション
- 参天製薬
- 八十二銀行
- 三井不動産
- 大日本印刷
- ダイドーリミテッド
- 江崎グリコ
今後、企業側がどのような対応策を検討するか注目されます。
今日の予定
◆4/25(木)
【国内】
日銀金融政策決定会合(~4/26)
3月百貨店売上高(14:30)
【海外】
米1-3月期GDP(21:30)
アルファベット、マイクロソフト、インテル、キャタピラーなど決算
【決算】
キーエンス、信越化学工業、第一三共、ディスコ、富士通、ルネサスエレクトロニクス、アステラス製薬など
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