いろはにマネー ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」 ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年4月アーカイブ ＞ 4月24日(水)☆昨日の日経平均は『前日比113円高』で終了！円は『対ユーロで16年ぶり安値』に、米国市場は堅調な動き
昨日の日経平均は前日比113円高（+0.3%）、TOPIXは前日比3P高（+0.14%）で終了しました。グロース250指数は前日比0.6P安（-0.09%安）でした。
イランとイスラエルの攻撃の応酬がエスカレートするという懸念が和らぎ、米国市場が堅調だった事で、日経平均は一時379円高まで上昇しましたが、半導体関連が次第に弱含む展開で一時マイナスとなる場面もありました。結局113円高で終了しました。
個別銘柄は、東急建設（1720）は24年3月期の連結経常利益の上方修正と増配を発表し、5%を超える上昇となりました。
Finatextホールディングス（4419）も、24年3月期の営業利益予想を上方修正しました。従来予想から利益が約10倍となった事で大幅高となりました。
大阪ガス（9532）も、24年3月期業績予想の修正を発表し、経常利益が従来予想の1700億円から2265億円に上方修正し、続伸となりました。
RIZAPグループ（2928）も、業績が会社想定より改善したとの報道から一時ストップ高まで買われました。
反面、米半導体設計支援ソフトのケイデンスの売上見通しがアナリスト予想に届かず、時間外で大幅安の影響から、以下などの半導体関連が売られました。
- レーザーテック（6920）
- ソシオネクスト（6526）
- ディスコ（6146）
また、昨日強かった北海道電力（9509）や東京電力（9501）なども下落しました。
LIXILグループ（5938）は、想定以上の下方修正を発表して大幅安となりました。
NY市場は、ダウが前日比263ドル高（+0.69%）、ナスダック前日比245P安（+1.59%）, S&P500は前日比59P安（+1.20%）でした。
中東の地政学リスクへの過度な警戒が和らぐなか、幅広い銘柄に押し目買いが入りました。
ニューヨーク外為市場では、円が一時対ユーロで165.71円と、2008年以来16年ぶりの安値をつける場面がありました。
注目されたテスラの決算は、1～3月期は、売上高が前年同期と比べ9%減り213億100万ドル （約3兆3000億円）、最終利益は55%減の11億2900万ドルでした。約4年ぶりに減収減益となったものの、時間外では大幅高となっています。
今日のニュース
●日銀、円安加速の影響を議論 25日から決定会合（日経）
日銀は25〜26日に金融政策決定会合を開く。3月会合でマイナス金利を解除したばかりで、市場で今会合での追加利上げを見込む声は少ない。日銀は為替が円安方向に進むことが輸入物価押し上げなどを通じて物価上昇率に及ぼす影響を議論する。異次元緩和を終えた日銀が国債買い入れ額をいつ減らしていくかも焦点だ。
日本経済新聞より（2024年4月24日）
明日から日銀政策決定会合が開催されます。
為替市場で円安が進行する中で、日銀がどのような政策をとるのか非常に注目が集まります。
為替の変動によって、株価も大きく動きます。明日の正午付近の発表が気になるところです。
今日の予定
◆4/24（水）
【国内】
3月企業サービス価格指数（8:50）
【海外】
米3月耐久財受注（21:30）
米5年国債入札
メタ、ボーイング、フォード決算
【決算】
中外製薬、キヤノン、ファナック、日立建機、きんでん、サイバーエージェントなど
【たけぞう】
四季報オンライン掲載予定
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=GUoZNOoKDFM
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