いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年4月アーカイブ > 4月12日(金)☆昨日の日経平均は『前日比139円安』で終了!『日米両国が核融合で連携を発表』し今後関連銘柄が上昇する可能性
昨日(4/11)の日経平均は前日比139円安、TOPIXは前日比4P高で終了しました。
出来高は16億735万株、売買代金は4兆1293億円でした。プライム市場の売買代金は3日営業ぶりに4兆円を超えました。
個別銘柄は、植田日銀総裁が国会で、今後、見通しどおりに物価上昇が続けば追加の利上げなど政策変更を検討する考えを示唆した事で、以下などのメガバンクの上昇が目立ちました。
- 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
- みずほフィナンシャルグループ(8411)
- 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)
昨日引け後に好決算を発表した以下などが買われました。
- エヌ・ピー・シー(6255)
- FFRIセキュリティ(3692)
- ボールドア(4413)
北海道電力(9509)や九州電力(9508)、関西電力(9503)といった、電力株も物色されました。
その他では、以下などデータセンター関連銘柄が堅調に推移しました。
- ソシオネクスト(6526)
- 日立製作所(6501)
- フジクラ(5803)
- 関電工(1942)
反面、追加利上げ検討で以下などの不動産株が売られました。
- 三井不動産(8801)
- 住友不動産(8830)
- 三菱地所(8802)
KDDI(9433)は前期最終を一転6%減益に下方修正を発表し、1.5%安となりました。
イオン(8267)やセブン&アイ(3382)は決算発表しましたが、市場想定並みのガイダンスで大幅安となりました。
その他では、以下などが売られました。
- 東京エレクトロン(8035)
- レーザーテック (6920)
- SCREENホールディングス(7735)
今日の米国市場はNYダウは前日比2ドル高、ナスダック前日比271P高、S&P500前日比28P高で終了しました。
アマゾンとアルファベットが上場来高値を更新し、エヌビディアやアップルなど時価総額上位の銘柄の上昇が目立ちました。
反面、モルガン・スタンレーは、同社ウェルス部門を米連邦当局が調査しているとの報道から大幅安となりました。
部門別売買動向
4/1~4/5の投資主体別売買動向によると、海外投資家は現物株を2週ぶりに買い越しました。
買い越し金額は1兆1821億円でした。前の週は2126億円の売り越しとなっていました。
現物と先物を合算すると海外投資家は8357億円の買い越しでした。
個人投資家は現物株を2週連続で買い越しで、買い越し額は6348億円でした。
なお、前週は4439億円の買い越しでした。この週、信託銀行が7844億円の売り越しでした。期初に年金基金が売却に動いた事がわかります。
また、自己部門が9671億円売り越しでしたが、これは海外投資家とのクロス分と考えられます。
なお、この週の日経平均は前週末比1377円安(-3.41%)、TOPIXは前週末比66P安(-2.38%)でした。
今日のニュースから
●脱炭素・宇宙、日米で推進 首脳会談、中国との競争激化 供給網整備で優位確保(日経)
10日の日米首脳会談後に公表した共同声明では、お互いの国を「グローバルパートナー」に位置づけた。脱炭素や宇宙、原子力など幅広い分野で協力する方針を示した。中国と競争が激化する分野でサプライチェーン(供給網)を整え、日米の優位性を確保する。
日本経済新聞より(2024年4月12日)
日米首脳会談で経済・科学技術で幅広く協力する方針が示されました。
脱炭素で水素や洋上風力、戦略物資で蓄電池や半導体、AIでは、産官学の研究枠組みを新設、企業など1.1億ドルを拠出する事が決定されました。
その他にも、核融合や宇宙で実現に向けた共同声明が発表されました。今後、このようなセクターから関連銘柄が上昇する可能性があります。
本日の予定
◆4/12(金)
【国内】
オプションSQ
【海外】
米3月輸出物価指数(21:30)
米3月輸入物価指数(21:30)
米4月ミシガン大学消費者マインド指数(23:00)
【決算】
良品計画、コスモス薬品、ベイカレント、高島屋、マネーフォワード、竹内製作所など