いろはにマネー > たけぞうの「いろはに株ブログ」 > たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年3月アーカイブ > 3月26日(火)☆昨日の日経平均は『先週末比474円安』で終了!花見シーズン到来で『インバウンド関連』に注目
昨日(3/25)の日経平均は、先週末比474円安、TOPIXは前週末比35P安で終了しました。3/25に配信した記事にも記載した通り騰落レシオが過熱気味であり、当然の一服と捉えられます。尚、プライム市場の出来高は16億1094万株、売買代金は4兆3417億円でした。GPIFなどのリバランスによる売りや、決算期末の5営業日は自社株買いの自粛期間となっています。3月29日の日経平均の銘柄入れ替えの際は、除外される銘柄の売却代金だけでは、採用される値がさ株の購入代金を賄えないため、他の日経平均構成銘柄に約5500億円の換金売りが出てくると予想されています。そうした事も日経平均の上値を抑えた感もあります。
昨日の個別銘柄では、アドバンテスト(6857)は、モルガン・スタンレーMUFG証券がHBM4向けメモリテスタ及びGPU向けのSoCテスタ需要拡大により業績が回復する見通しとの判断から、目標価格を6000円から8000円に引き上げた事が好感され、他の半導体が下落する中、2.83%高で終了しました。また、先週航空自衛隊の空撮用ドローン採用されたACSL(6232)や、3月4日に防衛省から大型受注を獲得したQPS研究所(5595)などが売買を増やしながら上昇しました。その他では、今月株式分割を行う三菱重工(7011)やJR東(9020)JR西(9021)などが堅調でした。尚、3月株式分割予定銘柄一覧は以下の通りです。60銘柄を超える企業が実施する予定です。
反面、昨日神田真人財務官が「足もとの円安は経済のファンダメンタルズに沿っておらず、投機によるものだ」「日本経済に悪影響を与えるもので容認はできない」などと発言され、円安への警戒感が台頭し、トヨタ(7203)や任天堂(7974)日産自動車(7201)などが売れらました。ディスコ(6146)や東京エレク(8035)などの半導体関連の下落も目立ちました。また、小林製薬(4967)は、同社が販売する機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」に関し、摂取者において腎疾患等の発生の報告を受けたとの発表でストップ安まで売られました。
今日の米国市場はNYダウ 162ドル安、ナスダック44P安、S&P500 15P安と主要3指数はいづれも先週末比マイナスで終了しました。暗号通貨の上昇が目立ち関連銘柄の上昇が目立ちました。反面、中国が政府が使うパソコンとサーバー向けの半導体でインテル製などを規制する方針と伝わり、インテルが売られました。
今日の注目記事は、中国人の海外旅行先、日本が首位 4月連休(共同通信)です。中国のオンライン旅行販売大手、トリップドットコムG)は25日までに、4月4~6日の「清明節」連休に合わせた海外旅行の渡航先で日本が首位になるとの予測を発表しました。花見を目当てに訪れる人が多いという事です。今後インバンド関連が注目されそうです。
今日の予定
◆3/26(火)
【国内】
2月企業向けサービス価格指数(8:50)
IPO4社・・JSH(150A)ハッチ・ワーク(148A)、ソラコム(147A)L is B(145A)
【海外】
米2月耐久財受注(21:30)
米1月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
米3月消費者信頼感指数(23:00)