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【2023年注目】2022年に最も読まれた銘柄は?アナリストレポートランキングを公開!

2022年も残すところ僅か。

今年は各国の利上げや急激な円安進行、そして最後はワールドカップで盛り上がりました。

そんな中、最も投資家の注目を集めたのはどの企業(銘柄)だったのでしょうか?

今回はいろはに投資の姉妹サイトである「ブリッジサロン」に掲載されているアナリストレポート『ブリッジレポート』の閲覧ランキングTOP10を元に、2023年も是非注目して頂きたい企業をランキング形式でご紹介します。

一部企業はコメントも提供して頂けたので、企業からのコメントも楽しみにご覧ください。

集計方法

対象:2022年に公開されたブリッジレポート
期間:2022年1月1日~2022年11月30日の閲覧数
※同一企業のレポートがいくつもランクインしている場合は、最も視聴数の多かったレポートのみランクインとみなし、下位企業を繰上げ。

<注意事項>
以下の企業紹介は最新のブリッジレポートを元に作成したため、最新の情報は企業IR資料などをご確認ください。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別株式の売買を推奨、勧誘するものではございません。
また、本記事で紹介する企業(銘柄)の将来性や株価を予測するものではなく、売買を推奨するものではございません。
投資判断は自己判断・自己責任にてお願い致します。

▼この記事は音声でも聞くことが出来ます▼

1位:(4592)サンバイオ

企業名サンバイオ株式会社
市場東証グロース
代表者森 敬太
決算月1月末日
ランクイン1月26日公開分
事業内容未だ有効な治療法のない慢性期脳梗塞など中枢神経系疾患等を治療する再生細胞薬を開発するバイオベンチャー。
日本と米国に拠点を構える。
会社詳細database/code_4592.html

見事1位に輝いたサンバイオは、未だ有効な治療法のない慢性期脳梗塞など中枢神経系疾患等を治療する再生細胞薬を開発するバイオベンチャーです。

2022年3月には『慢性期外傷性脳損傷プログラム』の国内製造販売承認申請を行いました。

承認取得及びその後の販売を見据えて製造体制・国内自販体制構築を進めていて、早期に再生細胞薬を販売する製薬企業へ脱皮することを目指しています

国内慢性期外傷性脳損傷プログラムを最優先して、その後、脳梗塞と脳出血の国内臨床試験へと進む計画だよ!

同社資料より

承認申請は完了しましたが、現時点ではSB623慢性期外傷性脳損傷プログラムの薬価が未定なため、これに関する事業収益を業績見通しには織り込んでいません。

薬価収載によって今期及び来期の業績がどのような水準まで変化するのかに注目していきたい企業です。

企業からのコメント

当社は創業以来一貫して、新たな治療カテゴリーを創り、世界中の困っている患者さんに画期的新薬を届けたい想いで再生細胞薬の開発に取り組んでおります。
2022年3月に慢性期外傷性脳損傷(TBI)を対象とした承認申請を行い、日本発・世界初の再生細胞薬の実現まであと一歩のところにあると考えています。
今後も社員一丸となり頑張っていきますので、引き続き応援していただけますと幸いです。

2位:(6250)やまびこ

企業名株式会社やまびこ
市場東証プライム
代表者久保 浩
決算月12月末日
ランクイン4月6日公開分
事業内容チェンソーや刈払機などの小型屋外作業機械メーカーで国内首位、米国上位。
海外売上高が60%を超えるグローバル企業。90を超える国々で28,000店以上の販売ネットワークを展開。
会社詳細database/code_6250.html

2位に輝いたやまびこは、以下の3事業における各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。

  • 小型屋外作業機械:刈払機、チェンソーなど
  • 農業用管理機械:防除機、畦草刈機など
  • 一般産業用機械:発電機、溶接機など

2021年12月期の地域別売上高は国内が32.6%、米州が56.4%、その他海外が11.0%と、海外売上比率が67.4%にも達しています。

作業機械ってエンジンが入っていると思うけど、排出ガス規制の影響は受けないの?

同社は排出ガス規制なども念頭に置いており、以下のような中長期での製品開発戦略を推進しています。

同社資料より

例えばEPA(United States Environmental Protection Agency、米国環境保護庁)が設定する排出ガス規制の基準値は、2001年から2005年の4年間で8割の大幅な削減をメーカーに要求しました。

しかし同社は開発から資材調達、鋳造、組立まで世界的にも稀な小型エンジン製造の一貫生産体制と開発力・技術力によって規制に対応し続けています

EPA認証数は世界でトップクラスだワン!

企業からのコメント

当社は、小型屋外作業機械・農業用管理機械・一般産業用機械の3つの事業領域を有しており、各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。
2023年は新たな中期経営計画のもと、引き続き安全・安心でお客様の期待に応える製品やサービスを提供できるよう尽力してまいります。

3位:(4425)Kudan

企業名Kudan株式会社
市場東証グロース
代表者項 大雨
決算月3月末日
ランクイン7月27日公開分
事業内容機械(コンピュータやロボット)の「眼」に相当する人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とするDeep Tech(ディープテック)の研究開発企業。
人工知覚(AP)は、機械の「脳」に相当する人工知能(AI)と対をなして相互補完するDeep Techとして、機械を自律的に機能する方向に進化させるもの。
高度な技術イノベーションによって幅広い産業にインパクトを与えるDeep Techに特化した独自のマイルストーンモデルに基づいた事業展開を推進。
会社詳細database/code_4425.html

3位に輝いたKudanは、機械の「眼」に相当する人工知覚(AP、Artificial Perception)のアルゴリズムを専門とするディープテックの研究開発企業です。

自動運転技術の第一人者として世界最高峰の研究実績を有する『ダニエル・クレーマーズ教授』が率いるアーティセンス社とのアライアンスにより強固なポジショニングを構築しています。

APは、人工知能(AI)と対をなして相互補完するディープテックだよ!

22年7月にはKudanのビジネスパートナーであり、中国で自動運転ソリューションを開発する『Whale DynamicCo.Ltd.』が、Kudan 3D-Lidar SLAM 技術を統合した自律走行型配送車および関連する HD マップ作成用ツールセット製品の提供を開始するなど、商用化製品の提供も始まってきています。

今後の更なる顧客製品化実現を契機に、「仕込みフェーズ」から「転換フェーズ」「刈り取りフェーズ」ヘの転換が加速することが期待されています。

同社資料より

急速な広がりが予想される「ロボティクス」「メタバース」においても同社のAP/SLAMはその中核技術であり、さらに幅広い領域でパイプラインが生まれてくることになるでしょう。

今期製品化を達成した中国Whale Dynamic商用化案件1件に加えて、今後のパイプラインの状況も注視していきたい企業です。

企業からのコメント

この度は多くの投資家様にご関心頂きましたこと、大変光栄に思います。
今年は従来行ってきた研究開発案件の拡大に加え、Intel社を含む当社技術が搭載された複数の顧客製品の市場販売の開始、ソリューション/プラットフォーム事業・モバイルマッピング開発キット販売事業の開始など、KudanのSLAM技術の社会実装の拡大に向けて大きく事業が進展した1年でした。
来年はこうした多様化した収益モデルの拡大を着実に進展させるとともに、中長期の社会構造を変えるような大型案件の展開に向けて事業を進めてまいりますのでご期待下さい!

4位:(6844)新電元工業

企業名新電元工業株式会社
市場東証プライム
代表者鈴木 吉憲
決算月3月末日
ランクイン7月27日公開分
事業内容
「エネルギーの変換効率を極限まで追求することにより、人類と社会に貢献する」を企業ミッションに掲げ、テクノロジーの進化と地球環境保護に適う製品を多数ラインナップしているパワーエレクトロニクスメーカー。
車・バイクのEV化、スマート家電や産業用ロボットの進展に貢献し、特にブリッジダイオードや二輪車向け電装品は世界トップクラスのシェアを誇る。
会社詳細database/code_6844.html

4位の新電元工業は、以下の3事業を展開しています。

  • デバイス事業ダイオード、サイリスタ、パワーMOSFET、パワーICおよびパワーモジュールなどを生産。ダイオードがセグメント売上の約8割を占める。
  • 電装事業:二輪車用電装品、四輪車用電装品および発電機用インバータなどを生産。セグメント売上の約8割が二輪車向け。
  • その他:エネルギーシステム事業が含まれ、その売上の7割程度が通信向けの整流装置。
ブリッジレポートより

主要製品の一つが、高耐圧・大電流に対応するパワー半導体。

大きな電流や電力を扱うことを目的に作られた半導体で、EV(電気自動車)、電車、5G基地局、産業機器、太陽光発電などの電力制御に幅広く用いられています。

CASEが進む自動車分野では、EVモーターの駆動やバッテリーからの電源供給の制御などにパワー半導体が使われているんだよ!

EVの世界市場は2021年の2,298億ドルから、2050年には72兆7,980億ドルに成長すると予測されており、EV市場のCAGR(年平均成長率)は21.73%。

それに伴い、同社主力製品の一つであるパワー半導体も大きく拡大すると見込まれています。

EV化進展の需要を確実に取り込んで、売上高を引き続き伸長させるとともに、利益も過去最高水準まで引き上げることができるか注目したい企業です。

企業からのコメント

当社が手掛けるパワー半導体、電装製品、EV充電器などは、EV化、自動化、ロボット化の進展や、豊かで持続可能な社会に不可欠なキーパーツです。
引き続きテクノロジーの進化と地球環境保護に貢献する製品を創出し、未来創造の一翼を担うことで社会から必要とされ続けるパワーエレクトロニクスカンパニーを目指してまいります。

5位:(2317)システナ

企業名株式会社システナ
市場東証プライム
代表者逸見 愛親
三浦 賢治
決算月3月末日
ランクイン3月2日公開分
事業内容自動運転・車載システム、スマートフォン向けソフト開発・技術支援、金融機関・企業向けシステム開発、IT関連商品の企業向け販売を中心に、システムの運用・保守、クラウド型業務アプリの開発等も手掛ける。
会社詳細database/code_2317.html

5位のシステナは、以下の7事業を展開しています。

  • ソリューションデザイン事業:自動運転やテレマティクス等の「車載」、電力・交通等の「社会インフラ」など5つのカテゴリーに経営資源を集中させている。
  • フレームワークデザイン事業:国内外の生・損保や銀行を顧客として、金融系システム開発や基盤系システムの開発を行っている。
  • ITサービス事業:システムやネットワークの運用・保守、データ入力、大量出力等のITアウトソーシングサービスを手掛ける。
  • ビジネスソリューション事業:ITプロダクト(サーバー、PC、周辺機器)の企業向け販売やシステムインテグレーションを手掛ける。
  • クラウド事業:クラウド型サービスの導入支援からアプリケーションの提供までを手掛けている。
  • 海外事業:米国およびベトナムに現地法人を置き、最新技術の動向調査やオフショア開発などを手掛ける。
  • 投資育成事業:(株)ONE Tech Japanや(株)GaYaを子会社に持つ。

同社は2025年3月期を最終年度とする中計を発表していて、売上高1,010億円、営業利益152億円を目指しています。(22年3月期は売上高652億円、営利91億円)

*2010年3月期は、決算期変更に伴う5ヶ月間の変則決算。

今後10年で最も伸びる分野と位置付ける、オートモーティブ、キャッシュレス/決済、ロボット/IoT/RPA/クラウド、自社製品・自社サービスに経営資源を集中させていくんだワン!

11月にはAvePoint Japan株式会社と販売パートナー契約を締結し、AvePoint 製品を活用したデータ保護・移行ソリューションを提供開始したことも発表するなど、ソリューション拡充も継続的に進んでいます。

中計達成に向けた売上高・利益の今後の伸びを注視していきましょう。

6位:(4477)BASE

企業名BASE株式会社
市場東証グロース
代表者鶴岡 裕太
決算月12月末日
ランクイン3月23日公開分
事業内容Eコマースプラットフォーム「BASE」、オンライン決済サービス「PAY.JP」及びID決済サービス「PAYID」の企画・開発・運営
会社詳細database/code_4477.html

6位のBASEは「Payment to the People, Power to the People.」をミッションとして掲げ、個人向けのネットショップ作成サービス「BASE」、スタートアップ等の事業者向けオンライン決済サービス「PAY. JP」、購入者向けサービス「Pay ID」の提供を行っています。

主力サービスの「BASE」は誰でも簡単にECサイトを作ることができるサービスで、コロナ禍のEC需要を追い風に急拡大しました。

ブリッジレポートより

20年12月期からの急成長が見て取れるね!

21年12期は売上が前期比19.8%増収の99億31百万円、営業利益は前期8億3百万円の利益から9億77百万円の損失に転じました。

増収によって売上総利益も増加しましたが、BASE事業の持続的な成長を目的としたプロモーションや人材採用への先行投資により、販管費が大きく増加したため減益となりました。

21年12月期は営業損失だけど、成長のための投資を確実に実行した結果であり、 業績予想の範囲内での着地だワン!

「One Decade, One Value」というテーマを掲げて、同社が10年後に目指す姿を「グループ全体の事業間シナジーを最大化し、決済を通じてあらゆるショップ・加盟店・購入者をエンパワーメントするプラットフォーム」としています。

同社資料より

BASE事業では月額有料プランを導入、BNPL(Buy Now Pay Later:後払い決済)を導入するなど、今後の施策にも注目です。

7位:(4597)ソレイジア・ファーマ

企業名ソレイジア・ファーマ株式会社
市場東証グロース
代表者荒井 好裕
決算月12月末日
ランクイン10月5日公開分
事業内容がん領域に特化したスペシャリティ・ファーマとして、日本、中国を中心としたアジア地域においてがん治療薬、がんサポーティブケア(がん支持療法医薬品等)などの開発及び販売を行う。
実務経験豊富な開発スタッフ、開発成功確率の高さ、安定した事業基盤、事業の早期実現可能性などが大きな強み・特長。
会社詳細database/code_4597.html

ソレイジア・ファーマはがん領域に特化したスペシャリティ・ファーマ(※)として、有望市場である日本、中国を中心としたアジア地域においてがん治療薬、がんサポーティブケア(がん支持療法医薬品等)などの開発及び販売を行うバイオベンチャーです。

※スペシャリティ・ファーマ:得意分野において国際的にも一定の評価を得る研究開発力を有する新薬開発企業のこと。

22年6月には「ダルビアス® (SP-02) 」が承認を取得し、8月に販売を開始したほか、22年7月には導出元のCamurus AB社から「エピシル® ( SP-03)」の製造権を含む全世界事業権利を取得するなど、着実にパイプラインが進行しています。

ソレイジア
同社資料より

合計で4つの製品・開発パイプラインがあるよ!

各パイプラインの2022年以降の目標は以下の通りです。

製品など2022年12月期以降の目標
「Sancuso® (SP-01)」中国売上拡大(診療ガイドライン収載等のマーケティング諸活動)
製造施設変更(2024年)
「ダルビアス® (SP-02)」その他アジア地域での権利導出(2022年~)
適応症拡大開発・中国開発(2022年~)
米国・欧州・中国・その他地域での権利導出など(2022年~)
「エピシル® (SP-03)」中国・日本・韓国での売上拡大
「PledOx® (SP-04)」非臨床動物試験結果により臨床試験実施(2022-)
事業全般研究開発費・償却費を除く営業利益黒字化達成、新規開発品導入

予定通り3番目の製品実用化となった「ダルビアス® (SP-02)」の日本での販売状況、海外での導出に注目だワン!

企業からのコメント

当社は、日本をはじめとするアジア諸国におけるがん領域の革新的医薬品の開発及び販売を目的として設立されたスペシャリティ・ファーマです。
今後も3つの上市済製品の販売とともに、さらなる良質な医薬品の導入・開発・提供に努め、患者さんの明るい未来のために貢献してまいります。

8位:(6914)オプテックスグループ

企業名オプテックスグループ株式会社
市場東証プライム
代表者小國 勇
決算月12月末日
ランクイン4月26日公開分(ESGレポート)
事業内容国内外で高シェアを有する防犯センサや自動ドアセンサを中心とした関連製品の製造・販売を手掛けるオプテックス株式会社を中心とした持株会社。
FA関連、画像処理用LED照明装置も展開。
会社詳細database/code_6914.html

オプテックスグループは、世界シェア40%を誇る屋外用防犯センサーや、世界シェア30%・国内シェア50%の自動ドアセンサーを中心に、環境関連製品等の製造・販売も手掛けるオプテックス株式会社を中心とした持株会社です。

事業は以下の4つに分かれています。

  • SS(センシングソリューション)事業:主力の防犯関連・自動ドア関連など
    売上構成比:42.8%
  • IA(インダストリアルオートメーション)事業:産業機器用センサー、画像処理用LED照明装置、産業用コンピュータにより製造ラインの自動化・省人化・効率化を図る
    売上構成比:54.4%
  • EMS(エレクトロニクス・マニュファクチュアリング・サービス)事業:中国で電子機器受託生産サービスを提供
    売上構成比:1.6%
  • その他事業:アウトドアアクティビティ及び環境体験学習プログラムの運営及びアプリケーション・デジタルコンテンツの開発を手掛ける
    売上構成比:1.1%

※売上構成比は22年12月期3Qの数値

22年12月期の売上高は前期比15.6%増の530億円、営業利益は同29.6%増の60億円の予想で、第3四半期の売上高及び営業利益の進捗率はそれぞれ76.4%、88.3%と、どちらも過去数期を上回っています。

部品不足の影響がどこまで続くか不透明なため見通しにくいですが、通期予想を超過する確度は高いと考えられるでしょう。

ブリッジレポートより

「中期経営計画2024」では「ベンチャースピリット溢れる企業集団を目指す!」とのグループ企業理念の下、2025年の営業利益100億円以上、営業利益率15%を目指しています。

「既存事業の成長」「M&A先の成長」「M&A先とのシナジー」を3つの矢としているから、これらに注目だワン!

企業からのコメント

当社は、安定型で着実な成長が期待できる防犯センサー・自動ドアセンサー分野と、設備投資連動型で2桁成長が期待できる工場用センサー・画像検査用LED照明分野があり、非常にバランスの取れた事業ポートフォリオとなっています。
今後の動向に是非ご注目下さい。

9位:(7590)タカショー

企業名株式会社タカショー
市場東証プライム
代表者高岡 伸夫
決算月1月末日
ランクイン4月20日公開分
事業内容「やすらぎのある空間づくり」を基本コンセプトに、ガーデニング用品を製造・販売。
商品の企画から製造、販売までを一貫して手掛けるグループ力が強み。
欧州アジア中心に海外展開を強化。
会社詳細database/code_7590.html

タカショーは「より良い庭での暮らしをグローバルに提供する企業」をミッションに掲げ、常に変化を先取りして新たな価値を創造し、広く都市環境庭文化に貢献するグローバルなオンリーワン企業を目指しています。

同社が主軸とする国内PRO市場とDIY市場の市場規模はそれぞれ7,000億円で、国内コントラクト分野や、現在急速に伸ばしている海外市場は14兆円と非常に大規模であり、ポテンシャルは大きいと考えられます。

同社資料より

23/1期上期は前年同期比2.2%減収、10.5%経常減益となりました。

プロユース部門の売上が7.2%増と好調、ホームユース部門は市場が低迷する中で売上高は横ばいにとどめました。

減収減益でしたが、事業展開は以下のように国内外で更に賑やかになっています。

  • 国内ではプロユース部門でDX戦略が充実、特にライティング分野の成長が顕著
  • 欧州では未開拓地域への展開が本格化
  • アメリカ市場ではプロユース商品の展開が注目

現在進行中の中長期計画では26/1期に売上高300億円、経常利益31.5億円を目指しています。

タカショー
同社資料より

「バリュー経営からグロース経営へ」と打ち出しているけど、PERはまだ低位だから今後の株価見直しに期待だワン!

企業からのコメント

当社は、“より良い庭での暮らしをグローバルに提供する”を企業理念とし、「幸せな家族の暮らしと、笑顔で健康的な空間」をご提供していくガーデンライフスタイルメーカーとしてここまで来ました。
コロナ以降は、庭での暮らしの価値が住まい手に伝わりやすいDXツールの開発に注力し、更なる市場拡大を目指しております。

10位:(6890)フェローテックホールディングス

企業名株式会社フェローテックホールディングス
市場東証スタンダード
代表者賀 賢漢
決算月3月末日
ランクイン2月2日公開分
事業内容半導体・FPD製造装置部品、太陽電池関連製品等の製造・販売及び各種技術サービス。
会社詳細database/code_6890.html

フェローテックホールディングスは以下2つの事業を展開していて、傘下に子会社等64社を擁しています。

  • 半導体等装置関連事業:半導体やFPD製造装置等の部品、半導体の生産工程で使われる消耗部材やウエーハ、装置の部品洗浄等
  • 電子デバイス事業:対象物を瞬時に高い精度で温めたり、冷やしたりできる冷熱素子「サーモモジュール」が核

22年3月期3Qの売上高は前期比46.6%増の1,338億21百万円、営業利益は同134.4%増の226億円と大きく増加しました

売上高としては、世界的な半導体不足を背景に半導体製造プロセスに使用されるマテリアル製品(石英、シリコンパーツ、セラミックス、CVD-SiC)の増加等で半導体等装置関連事業が同35.4%増加した他、電子デバイス事業も、次世代通信システム5G関連機器向け等が好調で同56.4%増加しました。

ブリッジレポートより

半導体市場は需要が凄そうだけど、対応できているのかな?

同社は3年間で総額950億円を予定していた投資額を、市場の需要に対応するべく「1,800億円」へ増額します。(M&A検討分含む)

同社資料より

また、好調な業績を踏まえて中計最終年度(24/3期)の目標値を売上高で旧計画比53%増、当期純利益で同40%増と大幅に引上げ「売上高2,300億円、営業利益400億円」としました。

24年3月期には新規事業の売上高約290億円も見込んでいるから、その内容にも注目だワン!

【まとめ】2023年も注目したい10社

以上、2022年のブリッジレポート閲覧ランキングより上位10社をご紹介しました。

最後に10社をおさらいしましょう。

2023年注目の10社は?

2022年のランキングより、以下の10社に注目です。

  1. (4592)サンバイオ
  2. (6250)やまびこ
  3. (4425)Kudan
  4. (6844)新電元工業
  5. (2317)システナ
  6. (4477)BASE
  7. (4597)ソレイジア・ファーマ
  8. (6914)オプテックスグループ
  9. (7590)タカショー
  10. (6890)フェローテックホールディングス

本日ご紹介した企業の情報はすべてIR・企業情報サイト「ブリッジサロン」にて無料でご覧頂けます。

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