PR
「いろはにマネー」では、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。
当サイト経由での申し込みが発生した場合は、各企業から支払いを受け取ることがありますが、広告の出稿によって「サービスへの評価が変わる/ユーザーの方へ不都合な変更をする」ことはありません。

アナリストの注目銘柄はその後どうなった?紹介後の株価を検証してみた【ブリッジサロン】

株式投資をしているけど、銘柄発掘が大変…

値上がりしそうな株を見つけたいけど、時間が無い…

投資先として魅力的な銘柄(企業)」を見つけるのは、投資家の永遠の課題ですよね。

日本株だけでも4,000銘柄近くあるからね…

いろはにマネー運営の(株)インベストメントブリッジは、個人投資家向けのIR・株式投資情報サイト「ブリッジサロン」を20年以上にわたり運営しています。

ブリッジサロンでは、アナリストが今週の市況・来週のトピックス・気になる銘柄をピックアップしたメルマガを毎週配信しています。

※「これから値上がりする」という推奨ではなく、あくまでもアナリストが主観で気になっている企業を紹介しています。

今回は、アナリストによって紹介された銘柄のその後の値動きを検証しました。

どれくらいの企業が株価が上がったのか、逆に下がったのかを検証したワン!

この記事を書いた人:森本 章
この記事を書いた人:森本 章

1990年 関西大学法学部卒業、三洋証券(株)へ入社。1998年 極東証券(株)へ入社。
(株)極東証券経済研究所では20年超にわたり金融、自動車、ソフトウエア、ゲーム・アミューズメントなどを担当。
23年4月 (株)インベストメントブリッジへ入社し、アナリストとして幅広い企業を担当。
日本証券アナリスト協会 認定アナリスト。国際公認投資アナリスト
いろはに投資の姉妹サイト『ブリッジサロン』に会員登録(無料)すると、毎週金曜日(原則)にマーケット情報や翌週の注目企業などのメールマガジンを受け取ることができます。
X(旧Twitter):@morizo31592

アナリストによる「気になる銘柄」とは?

ブリッジサロンでは、毎週金曜日にメールマガジンを配信中。

そこではアナリストによる「市況の振り返り」来週の展望」や「気になる銘柄」を紹介しています。

ブリッジサロンのメールマガジン
メールマガジンより抜粋

「気になる銘柄」はアナリストが様々な観点から企業を調べ、銘柄を3つ前後ピックアップしています。

気になる銘柄の半年後の株価は?予想的中率は…

今回は、メールマガジンで紹介した銘柄のその後の株価を追跡調査しました。

対象は、2023年4月14日から11月24日までのメールマガジンとしています。

なお、配信から半年間経過していない銘柄については、11月28日の株価に基づいて検証しています。

紹介時の株価と半年後の株価、半年間の高値を比較した結果は以下の通りです。

予想的中銘柄数
54
35
×5

◎:半年後の株価、半年間の高値共に紹介時の株価より上昇

〇:半年後の株価、半年間の高値どちらかが紹介時の株価より上昇

×:半年後の株価、半年間の高値どちらも紹介時の株価より下落

これを見ると、大半の銘柄が紹介時から値上がりしていることがわかります。

また、半年後の株価の騰落率は以下の通りでした。

半年後の株価銘柄数
-10%以下14
-9.9%~026
+0.1%~+9.9%27
+10%以上27
平均騰落率+4.02%

3割弱の銘柄が+10%以上となったワン!

各銘柄のデータはGoogleスプレッドシートにまとめているので、詳細が気になる方は以下のURLからご覧頂けます。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1wJhEEFA0oE9OdvIXNf2WHxGJKkEIwWH86hrCMcWCEbg/edit?usp=sharing

スプレッドシート
スプレッドシートはこのようになっています。
ブリッジサロン

気になる銘柄から3社ピックアップ

最後に、メールにてご紹介した銘柄の中から3社をピックアップしてご紹介します。

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  • デンソー
  • アイシン

三菱UFJフィナンシャル・グループ

こちらの銘柄は4月21日のメールマガジンにて紹介されました。

紹介時の株価は866.7円でしたが、半年後の株価は1,223.5円と増減率では41.23%のプラスとなっています!

三菱チャート
出典:TradingView

ズバリ、この銘柄がピックアップされた理由は日銀の金融政策決定会合における”金融緩和政策調整”への期待です。

銀行は”預金や借り入れで調達した際の金利”と、”貸出を行う際の金利”の利回り差からなる利鞘収入が主な収入源です。

そのため、YCCやQQEを代表とする長年の金融緩和政策により収益を上げづらい状況でした。

しかし、4月以降における金融政策決定会合で「金融緩和政策に修正が入り、銀行株の株価が上がるだろう」という予測から銀行の中でも人気・流動性が高いこの銘柄が選ばれました。

また、4月時点の銀行株はSVBショックに端を発して下落からの回復傾向が見られたこと、たとえ政策に変更がなかったとしてもCPI(消費者物価指数)が高い水準を持続する限りは市場の期待感は残るだろうという予測も理由にあります。

10月にYCCの修正は実際あったけど、それだけで全ての上昇幅を説明できるの?

振り返ってみると、同社が株価を上げた理由として金融緩和政策見直しに対する市場の期待が株価に織り込まれていたのは大いにあったとは思います。

しかし、会社独自の要因で見ると四半期決算の業績が良く、進捗率が高かったことも要因に挙げられます。

同社の第2四半期決算では連結純利益が前年同期比約4倍の9,272億円、通期見通し1兆3000億円に対する進捗率では71%に達しています。

親会社株主中間純利益では発足以来最高益です

また、市場全体として上昇要因を見た場合、決算とは別に7~9月までは増配による株主還元の強化及びバリュー株見直しの影響、10月以降は日本の10年物国債の影響を強く受けていたように見えます。

今後本格的に日銀がマイナス金利・YCCの修正を行い、銀行の利鞘収入が大きくなれば株価が更に上がる可能性もあるかもしれません。

デンソー

こちらの銘柄は4月21日のメールマガジンにて紹介されました。


ブックマークした記事を見る
banner banner

日本株・優待・配当のおすすめ記事

Loading...

興味のあるカテゴリから探す

banner banner
この記事をブックマークすると、
マイページからいつでも読めます! この記事をブックマークする ブックマークした記事を見る
0
MENU