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キッズスター(248A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、9月26日に東証グロースに上場したキッズスター(248A)をご紹介します。(同日は「グロースエクスパートナーズ」、「INGS」、「アスア」が上場予定です)

キッズスターは、ファミリー向け社会体験アプリ「ごっこランド」の開発・運営及びイベントの企画・運営、子ども向けプロダクトを通じた、企業・団体の事業開発を支援する企業です。

想定時価総額は64億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

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キッズスターのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはにマネー独自の初値予想を見てみましょう。

上場日9月26日(木)
いろはにマネー独自の初値予想B(1.3倍以上1.5倍未満)
※想定価格2,560円から、3,328円~3,839円
企業Webサイトhttps://www.kidsstar.co.jp/
取り扱い証券SBI証券SMBC日興証券岩井コスモ証券松井証券楽天証券など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

キッズスターのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格2,560円
仮条件2,100円~2,560円
ブックビルディング期間9月9日(月)~9月13日(金)
当選発表日9月17日(火)
公開価格2,560円
申込期間9月18日(水)~9月24日(火)
上場日9月26日(木)
初値2,210円

初値は2,210円になったよ!

キッズスターのIPO初値予想【アマギフプレゼント】

キッズスターのIPO評価

時価総額64億円、吸収金額20.4億円と中型IPO案件です。

業績が良く、ビジネスモデルも魅力的な点は初値の上昇にプラスの影響を与えるでしょう。

しかしながら、同日上場企業が4社と資金が分散する恐れがあります。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍以上1.5倍未満=3,328円~3,839円)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート
想定価格
2,560円
初値予想アンケート
初値予想アンケートに答えてください
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投票は締め切りました。ご協力ありがとうございました!
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

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初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

キッズスターの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
岡三証券(主幹事)93.0%744,000株
SBI証券1.75%14,000株
野村證券1.75%14,000株
SMBC日興証券0.88%7,000株
岩井コスモ証券0.44%3,500株
極東証券0.44%3,500株
松井証券 0.44%3,500株
丸三証券0.44%3,500株
三田証券0.44%3,500株
楽天証券 0.44%3,500株

\IPO取扱数No.1/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 91 18
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 59 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 52 18 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 67 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 49 3 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 51 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2023年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主のくふうカンパニーが親会社となっています。

また、第2位の穐田 誉輝氏は第1位のくふうカンパニーの取締役兼代表執行役を務めています。

株主名比率
(株)くふうカンパニー44.76%
穐田 誉輝36.11%
平田 全広6.06%
松本 健太郎3.48%
金城 永典3.48%
PKSHAアルゴリズム2号有限責任事業組合1.66%
細田 正志0.83%
0.27%
0.27%
0.27%
上位10名を記載
※8位以下は同社従業員のため省略

くふうカンパニーと穐田 誉輝氏には90日間のロックアップがかかっているよ!

キッズスターの業績情報

キッズスター業績情報
キッズスター業績情報
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2019年12月2020年12月2021年12月2022年12月2023年12月
売上高251425478564764
成長率+69.3%+12.5%+18.0%+35.5%
経常利益517292104155
成長率+41.2%+27.8%+13.0%+49.0%
経常利益率20.3%16.9%19.2%18.4%20.3%
当期純利益39816175109
成長率+107.7%-24.7%+23.0%+45.3%
EPS22.145.234.041.960.9
BPS63.893.5127.6169.5230.5
目論見書より
*2019年3月7日付で普通株式1株につき100株、2023年7月21日付で普通株式1株につき5株の割合で株式分割を実行。

2023年12月期は売上高764百万円(前年同期比+35.5%)、経常利益155百万円(前年同期比+49.0%)となりました。

「ごっこランド」の累計ダウンロード数が600万を超えるなど、順調に伸びています。

さらに、日本国内での展開にとどまらずアジアにも展開を広げ、2023年8月中旬にベトナム版の配信を開始しました。

今後は、引き続き同社の主軸サービスである「ごっこランド」をさらに強化していくようです。

中長期的には、AIを活用し、親世代ユーザー自身も認識していない子どもの特性や長所を見出せるようなサービスの提供を検討しています。

企業・団体から出展料をもらうことでユーザーは無料で利用できるんだよ!

キッズスターの事業内容

キッズスターは、子どもの夢中に寄り添い、育て、活性化することで、子どもの成長をサポートしていくことを目的とした「子どもの夢中を育て、応援する」をミッションに掲げ、インターネットメディア事業として、主にファミリー向けデジタルコンテンツの開発及び提供をしています。

キッズスター

概要

キッズスターの主要事業である「ごっこランド」は、子どもが楽しみながら社会体験を学べる無料の知育アプリです。

アプリ内では、さまざまな職業体験を通じて「お仕事」を学ぶことができ、シンプルな操作で未就学児にも対応しています。

企業や団体からの出店料がビジネスモデルの中心となっており、出店数は2024年6月末時点で78店に達しています

企業は「ごっこランド」を通じて、ファミリー層のファン獲得やプロモーション効果が期待できるワン!

その他にもキッズスターでは「ごっこランド」内の新設カテゴリーとして、地域活性化へ繋げるためのデジタルガイドブック「ジモトガイド」を開発しました。

さらに当社がこれまで培ってきた子ども向けアプリの企画・開発のノウハウを、顧客である企業に対して提供する事業開発支援・受託開発「サービスデザイン」も行っています。

特徴

キッズスターの事業の特徴は以下の3つです。

  • ダウンロード数や月間プレイ数:累計670万ダウンロード数&月間プレイ2000回を記録
  • リアルイベントの開催:モールや商業施設におけるファミリー向けイベント「ごっこランドEXPO」を開催。
  • アジアでのサービス拡充:「ごっこランド」がベトナム版での配信を開始。2024年6月末にダウンロード数が78万を記録。

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
オプロ8/21B(1.3~1.5倍)1.29倍
Faber Company7/31C(1.0~1.3倍)1.19倍
Heartseed7/30A(1.5~1.7倍)1.33倍
Liberaware7/29S(1.7倍~)1.46倍
タイミー7/26C(1.0~1.3倍)1.28倍

初値はおおむね予想通りとなりました。

日経平均も徐々に回復しつつある中で、今後の動きに引き続き注目です。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資におすすめのネット証券3選

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