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PRISM BioLab<プリズムバイオラボ>(206A)のIPO初値予想と上場概要紹介

#IPO

今回はIPO企業の中から、7月2日に東証グロース市場に上場予定のPRISM BioLab(206A)をご紹介します。

PRISM BioLabは、独自の創薬基盤「PePMetrics技術」を用いた医薬品の研究・開発を行う企業です。

想定時価総額は153.8億円で、医薬品業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

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PRISM BioLabのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはにマネー独自の初値予想を見てみましょう。

上場日7月2日(火)
いろはにマネー独自の初値予想D(1.0倍未満)
※想定価格435円から、435円未満
企業Webサイトhttps://prismbiolab.com/ja/
取り扱い証券SMBC日興証券(主幹事)、SBI証券大和証券松井証券岩井コスモ証券など

IPO取り扱い数No.1のSBI証券が取り扱っているね!

PRISM BioLabのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格435円
仮条件435~450円
ブックビルディング期間6月17日(月)~6月21日(金)
当選発表日6月24日(月)
公開価格450円
申込期間6月25日(火)~6月28日(金)
上場日7月2日(火)
初値7月2日(火)発表予定

公開価格は仮条件の範囲内になったね!

PRISM BioLabのIPO初値予想【アマギフプレゼント】

オファリングレシオが14.7%と低いことはプラスの影響を与えるでしょう。

また、想定価格が1,000円以下と低いため、多くの投資家から買いが入る可能性があります

一方、赤字が続く見込みであり、バイオベンチャーはIPOにおいて警戒されやすいことには注意が必要です。

これらの点から、IPO評価: D(1.0倍未満=435円未満)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート
想定価格
435円
初値予想アンケート
初値予想アンケートに答えてください
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詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

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初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

PRISM BioLabの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SMBC日興証券(主幹事)84.35%3,880,000株
大和証券5.22%240,000株
みずほ証券4.35%200,000株
SBI証券3.48%160,000株
岩井コスモ証券0.87%40,000株
松井証券0.87%40,000株
丸三証券0.87%40,000株

\主幹事証券で申し込もう!/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主はベンチャーキャピタルとなっています。

また、第6位の竹原 大氏は同社の代表取締役を務めています。

株主名比率
DBJキャピタル投資事業有限責任組合16.30%
大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合12.05%
WMグロース3号投資事業有限責任組合11.09%
ライフサイエンス3号投資事業有限責任組合8.29%
Eli Lilly and Company6.99%
竹原 大6.37%
中島 喜一郎5.23%
Newton Biocapital I Pricaf privée SA3.49%
santec Holdings㈱3.49%
大原薬品工業㈱2.80%
上位10名を記載

第5位に米国大手製薬企業のイーライリリーが入っているのも興味深いね!

PRISM BioLabの業績情報

PRISMBioLab-data1
PRISMBioLab-data2

EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2019年9月2020年9月2021年9月2022年9月2023年9月
売上高10620658554112
成長率+94.5%-71.5%+842.8%-79.6%
経常利益-144-139-15378-497
成長率
経常利益率0.0%0.0%0.0%14.2%0.0%
当期純利益-144-142-15572-526
成長率
EPS(円)-1575.6-1,479.0-1,556.92.7-19.1
BPS(円)-5,241.4-6,711.3-6,231.9-15.4-34.5
目論見書を元に、いろはにマネー作成

2023年9月期は売上高112百万円、経常利益-497百万円となりました。

現状では売上に対して研究開発費が大きく上回っており、2022年では黒字転換したものの、2023年には再び赤字へと転落。

損失も過去最大となっています。

今回のIPOでの資金調達も研究費に充てられる予定であり、業績改善への具体的な目処は立っていません。

バイオベンチャーは研究結果次第で大きく業績が左右されるので、同社の爆発的な成長の可能性は残っています。

しかしながら、目立った研究成果が出ていないほか、製薬の研究・販売にはかなりの時間を要するため、今後も厳しい状況は続くと考えられるでしょう。

PRISM BioLabの事業内容

PRISM BioLabは、同社独自の創薬基盤である「PepMetrics技術」を用いた創薬事業を展開しています。詳しい事業内容は以下の通り。

PepMetrics技術

「PepMetics技術」とは、ヘリックス構造のペプチドを模倣する低分子化合物で、細胞内のタンパク質間相互作用(PPI: Protein Protein Interaction)を制御する技術です。

この技術を用いて、これまで創薬が困難とされていた標的を創薬可能にすることで新たな創薬パラダイムを作り出すことを目指します。

PepMetics技術

また、従来の低分子とバイオ医薬の長所をあわせもっています。

よって、他の治療手段(モダリティ)と比較しても「細胞内PPIの制御」というコンセプトにおいて、優位性をもっている画期的な創薬基盤ともいえるでしょう。

PepMetics技術比較優位性

ビジネスモデル

同社は、以下の2つのビジネスモデルを有するハイブリッド事業モデルを構築しています。

  • 自社開発事業
  • 共同開発事業

2つのビジネスモデルを比較してみました。

 自社開発事業共同開発事業
製薬プログラム自社で創薬標的を選定大手製薬会社の創薬標的に自社の技術を利用
収益モデルハイリスク、ハイリターン安定的で早期収益化が可能
パートナーシップエーザイ(株)、大原薬品工業(株)などEli Lilly社、Roche社など

投機的な自社開発事業と安定的な共同開発事業でバランスをとっているワン!

プリズムバイオラボビジネスモデル

臨床開発中のプログラム

POC(Proof of Concept1:実証概念)とは、新たなアイデアやコンセプトの実現可能性、得られる効果などを検証することです。

現在、臨床開発中のプログラムにおいてPoCを示すデータは、以下の2つです。

  • E7386(導出先:エーザイ)
  • PRI-724(導出先:大原薬品工業)

E7386(導出先:エーザイ)

2021年11月、抗腫瘍効果等のデータに基づき、E7386は臨床におけるPOC達成が確認されました。

E7386

PRI-724(導出先:大原薬品工業)

C型またはB型肝炎ウイルスに起因する肝硬変患者を対象とした臨床試験では、肝硬度や肝機能の改善が認められました

その結果、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の医療研究開発革新基盤創成事業(CiCLE)の中間評価で、「臨床次相試験の実施が可能と考えられ、今後も計画通りに進捗することが期待される。」との評価結果を得ました。

PRI-724

PepMetics技術は、新たな創薬分野を切り開く可能性を持っているんだね!

直近IPOの初期予想と騰落結果

直近でIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
学びエイド5/28C(1.0~1.3倍)1.32倍
コージンバイオ4/25S(1.7倍~)1.07倍
レジル4/24C(1.0~1.3倍)1.00倍
Will Smart4/16C(1.0~1.3倍)0.95倍
ハンモック4/11C(1.0~1.3倍)1.05倍

4月中旬からの日経平均の下落によって、IPO市況も悪化しています。

初値予想が1.7倍以上と期待されていたコージンバイオも1.07倍となっているように、マイナスにはならないものの大きく上昇していない状況です。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

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