IPOとは?
そもそもIPO(Initial Public Offering)とは「上場」のことを指し、新規に上場する銘柄のことをIPO銘柄と呼びます。
IPO銘柄は上場直後に株価が高騰する事例が多くあるので、投資家の間ではビッグイベントとされているんですよ♪
3月は13社がIPOしましたが、その中でも注目の銘柄を編集部が5つ選出しました!
注目IPO5選を振り返り!
(4176)ココナラ –得意を売買するスキルマーケット-
ココナラは2012年に設立された、スキルマーケット「ココナラ」をはじめとするサービスの運営·開発を行う企業です。
個人のスキルや経験に価値がつけられ、直接売買される仕組みが興味深かったので、ピックアップしました!
ココナラの概要は以下の通りです。
3月19日に東証マザーズに上場しました。
公募価格 | 初値 | 騰落率 | 高値(3月22日) | 公募価格からの上昇率 |
1,200円 | 2,300円 | +91.7% | 2,899円 | +141.6% |
4月6日現在、時価総額は約441億円となっており、知識・スキル・経験を商品化して「ECのように売買できる」マッチングプラットフォームの運営・開発を行っています。
テレビCMが全国(一部地域を除く)で放送されているため、認知度も上がっています。
また、取引数は100万回を超えていて、これからも取引は拡大していくと予想されます。
IPO取扱証券会社
大和証券(共主)、みずほ証券(共主)、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券など
(4177)i-plug -新卒に特化したダイレクトリクルーティングサービス-
i-plugは2012年に設立された、企業から学生に直接オファーを送ることができる新卒に特化したダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox」の運営·開発を行う企業です。
就活生にとって魅力的なサービスを提供している点を評価して、ピックアップしました!
企業は「会いたい学生」の情報を検索して効率的にコンタクトを取ることができます。
i-plugの概要は以下の通りです。
3月19日に東証マザーズに上場しました。
公募価格 | 初値 | 騰落率 | 高値(3月19日) | 公募価格からの上昇率 |
2,620円 | 6,000円 | +129.0% | 6,370円 | +143.1% |
4月6日現在、時価総額は約183億円となっています。
労働人口が減少していく将来の労働市場において、同社はAIやICTを利用したマッチングサービスを展開することで、企業の採用活動の効率化を図っています。
登録学生数は2021年4月現在、21、22年卒合算で30万2千人となっています。
そんなに多いんだ!
IPO取扱証券会社
大和証券(主)、SBI証券、マネックス証券、松井証券など
(4179)ジーネクスト –テクノロジーで顧客対応のDX支援-
ジーネクストは2001年に設立された顧客対応DXプラットフォーム「Discoveriez」の開発・販売などを行う企業です。
「Discoveriez」は、顧客対応に関する最新の戦略・運営を提案するコンサルティングサービスになっています。
トレンドになっているDX関連銘柄である事を考慮してピックアップしました!
ジーネクストの概要は以下の通りです。
3月25日に東証マザーズに上場しました。
公募価格 | 初値 | 騰落率 | 高値(3月25日) | 公募価格からの上昇率 |
1,230円 | 2,851円 | +131.8% | 3,145円 | +155.7% |
4月6日現在、時価総額は約91億円となっています。
3月25日の上場日に高値を記録しましたが、公募価格に対して大きな伸びを見せました。
DXへの期待が大きいんだね!
同社のクラウド事業はこの一年で6割強の増収になっているなど、新型コロナウイルスの影響も小さく、期待のできる産業と言えるでしょう。
IPO取扱証券会社
SMBC日興証券(主)、みずほ証券、マネックス証券、松井証券など
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(4180)Appier Group –人工知能で企業の意思決定支援-
Appier Groupは2012年に設立されました。
最先端の機械学習を活用したAI技術によって、マーケティング・セールス領域において、企業の持つデータが真の価値を発揮することを可能にするAIプラットフォームの提供を行う台湾の企業です。
データ×AIを活用したビジネスが重要になってきている環境を踏まえ、この企業をピックアップしました!
Appier Groupの概要は以下の通りです。
3月30日に東証マザーズに上場しました。
公募価格 | 初値 | 騰落率 | 高値(4月5日) | 公募価格からの上昇率 |
1,600円 | 2,030円 | +26.9% | 2,559円 | +59.9% |
4月6日現在、時価総額は約1,949億円となっています。
IPO取扱証券会社
SMBC日興証券(共主)、みずほ証券(共主)、SBI証券、楽天証券など
(7363)ベビーカレンダー -妊娠・出産の毎日を笑顔に-
ベビーカレンダーは1991年に設立された、妊娠・出産に関わるすべての方の毎日を「便利に、ラクに」していくサービスを提供している企業です。
フェムテックが注目されている中、女性のライフステージを支える事業に成長性を感じてピックアップしました!
ベビーカレンダーの概要は以下の通りです。
3月25日に東証マザーズに上場しました。
公募価格 | 初値 | 騰落率 | 高値(4月5日) | 公募価格からの上昇率 |
4,200円 | 9,400円 | +123.8% | 13,050円 | +210.7% |
4月6日現在、時価総額は約83億円となっています。
なんでこんなに高騰しているの!?
初値を含め株価が高騰した原因としては、以下の3点が考えられます。
- 国による「こども庁」創設が注目されたこと
- フェムテック銘柄として注目されたこと
- 公募株式数が少なかったこと
IPO取扱証券会社
SBI証券(主)、楽天証券、マネックス証券、松井証券など
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以上、3月の注目IPO企業5社をご紹介しました。
4月は12社のIPOが予定されています。
4月の注目IPO企業についてはこちらの記事をご覧ください↓