・FPに相談するにはどうしたらいいのかな?
・有料FPの場合、その相場は?
・無料と有料の違いを知りたいな
このような疑問を解決します。
この記事の結論
- 相談内容によって有料か無料か選ぼう
- 無料でも大抵のことは相談できる
- 保険に入らなくてもFPに相談できる
ファイナンシャルプランナーは人生設計に必要となる資産の作り方や節約の方法など、「お金」に関する専門家です。
自分の人生設計をお金のプロに相談できるのはとても心強いですよね。
しかし、いざファイナンシャルプランナーに相談しようと調べると、お金がかかるFPとかからないFPがあり、どちらが良いのかわかりません。
そこで今回はファイナンシャルプランナーへの相談費用の相場や相談をするために必要なことを詳しく解説します。
お金のプロに人生の相談を考えている人はぜひ参考にしてください。
ファイナンシャルプランナーの役割は?
そもそもファイナンシャルプランナーって何?
FP(ファイナンシャルプランナー)と聞くと、多くの人は保険に関する相談やお金に強そうなイメージを持っているのではないでしょうか。
FPはFP技能士という国家試験を通過し、金融・保険・老後年金住宅ローンなど幅広い知識を持っており、人々の夢の実現のために必要な相談を請け負う仕事です。
FP技能士は3級から1級まであり、1級は合格率が約10%と狭き門です。
そんな難しい試験を乗り越えたお金の専門家が皆さんの人生の手助けをしてくれます。
ファイナンシャルプランナーに相談できること
どういった相談をしていいのかな?
ファイナンシャルプランナーは基本的にお金に関することであればなんでも相談することができます。
主な相談内容
- 家計の悩み
- 老後資金の悩み
- 資産運用の悩み
- 住宅購入・ローンの悩み
- ライフプランの悩み
- 保険の見直・選びの悩み
具体的には何を聞いていいの?
老後資金にいくら必要とか、お金が貯まらないけどどうしようとかでもいいワン!
専門的な話はもちろんのこと、普段生活をしていくうえで出てくるお金の悩みであれば、なんでも相談することができます。
相談について詳しくは「【危険?】ファイナンシャルプランナー(FP)相談の注意点は?おすすめの相談先も」をあわせてご覧ください。
ファイナンシャルプランナーの料金相場は?
ファイナンシャルプランナーの相談には「有料」と「無料」の2通りに分かれます。
なぜ無料があるのかは後程詳しく解説するため、ここでは有料の場合の相場を紹介します。
そもそもファイナンシャルプランナーは国家資格で独立系のファイナンシャルプランナーであれば、相談の金額は自由に設定することができます。
独立系と企業系FP
- 独立系FP・・・FPとして事務所や法人を立ち上げ、相談業務をメインとしている
- 企業系FP・・・金融や保険会社に勤めているFP
しかし、ファイナンシャルプランナー業界内である程度の相場が決まっています。
FP協会が行った2021年度ファイナンシャルプランナー実態調査(無回答を除く)によると1時間あたりの金額は以下になります。
- 5,000円未満・・・14.2%
- 5,000円~10,000円未満・・・47.3%
- 10,000円~20,000円未満・・・33.5%
- 20,000円以上・・・5%
5,000円から10,000円未満が一般的なFPの相談費用の相場
FPへの相談費用は約50%が1時間当たり5,000円~10,000円未満です。
この価格帯の幅は主に地域や相談内容に影響するワン!
例えば、地方で移動が多い出張相談をメインとしていれば、費用は高くなる傾向にあり、相談内容によっては資料を作成する必要があるかもしれません。
もし有料相談を希望するのであれば、1時間以内に抑えられるように事前にまとめておくとスムーズです。
10,000円以上は全体の約3割
1時間あたり相談費用が10,000円を超えてくるFPの多くはFP1級、AFP認定者、CFP認定者といった上級資格を持っていることが多いです。
上級資格を持っているFPはFPの中で深い知識を持っており、様々なジャンルに置いて皆さんの手助けをしてくれます。
AFP認定者とは
AFP認定者になるには、日本FP協会が実施するFP講座を受け、2級FP技能試験に合格する必要があります。
つまり、AFP認定者とは、必ず2級FP技能士ということになります。
最上級資格「CFP認定者」とは
CFPは、世界25カ国・地域で導入されている、「世界が認めるプロフェッショナルFPの証」で、FPの頂点とも言えます。
合格するには、AFPに合格している前提で、さらに年2回行われる資格審査試験6科目に合格する必要があります。
5,000円未満で相談できるFPも多い
全体の約15%のFPは5,000円未満で相談することができます。
そして、この金額は費用が5,000円近い金額がかかるというわけではなく、無料相談が多いです。
これは後述する「マネードクター」などのFPに無料で相談できるサービスを利用するパターンです。
\保険選びを無料で相談できる/
マネードクターは全国1,700人のFPが保険をはじめ、「お金の専門家」として無料で相談に乗ってくれます。
無料相談でプレゼントも!
有料相談と無料相談のFPのランクに差はある?
相談するなら知識の深いFPに相談したいけど…。
実は、有料でも無料でもFPとして知識や相談相手として大きな差はありません。
確かに、FPとして独立しているのであれば、高い専門知識と上級資格を持っていることがほとんどです。
しかし、無料相談でもCFP認定者のFPが在籍していることがあるため、相談相手として無料のFPでも文句なしです。
それでは、有料で相談できるFPと無料で相談できるFPの差は一体何でしょうか。
後述する有料のFPのメリット・デメリットで詳しく解説しますが、相談内容によって何を勧めてくるのかが変わってきます。
保険会社に勤めているFPならその会社の保険を勧めるということだワン!
もちろん相談者が適していると判断した場合にのみ、保険やその他の商品を1つの方法として紹介されるだけなので、購入しなくてはならないというわけではありません。
有料相談できるファイナンシャルプランナーのメリット
どんなメリットがあるのか知りたいな!
有料でFPに相談する場合のメリットはこちらです。
- 相談に特化している
- 企業に属さず提案の幅が広い
- 相談者の利益を最優先してくれる
相談に特化している
有料相談を行っているFPの多くは自分で事務所を開業している独立系FPか、FP法人なので企業に属していないことが多いです。
相談料という報酬があるので、保険や金融商品などの別収入のための提案をするを必ず提案するわけではありません。
企業系のFPは保険に加入すると成果報酬で保険会社からお金をもらうことがあるワン!
つまり相談に特化していることから、保険内容などに影響されず、じっくり相談することが可能です。
中立的な立場で提案をしてくれる
先ほども説明しましたが、無料で相談できる場合のFPの利益というのは、保険会社等からもらう成果報酬です。
そのため、無料FPは属している保険会社の商品を勧めてくることがありますが、有料相談FPは色々な企業の幅広い商品の提案をしてくれます。
偏った提案がされにくいんだね!
もちろん無料相談FPも相談者にベストな商品を提案してくれるのですが、商品の幅広さという観点では有料FPの方が分があります。
相談者の利益を最優先してくれる
中立的な立場の提案と似ていますが、有料相談FPは商品を売る会社に属していないことが多く、商品の購入以外のプランも多く提案してくれます。
例えば、保険商品を購入しなくても、国の補助、資産形成する方法があればそちらを推奨し、相談者にとってお金がかからないような選択を一緒に考えてくれます。
有料相談できるファイナンシャルプランナーのデメリット
有料相談する場合のデメリットは以下の2つです。
- 相談費用が掛かる
- 商品の内容・種類が詳しいとは限らない
- 自分で商品を購入する必要がある
相談費用がかかる
有料相談ということだけあって、相談費用がかかってしまうのがデメリット。
もちろんお金を払ってでもするべき相談であれば問題ないのですが、無料でも聞けた内容とかだともったいないと思ってしまうことも。
後で相談内容でどちらを選ぶべきかも教えるワン!
また、初めて相談する場合は相談者のプロフィールを詳しくヒアリングする必要があります。
そのため、1回の相談が1時間で終わらない可能性もあり、相談費用が余計にかかってしまうことも。
そして、相談したFPが気に入ったとしても、今後相談するたびに費用が発生してしまうので、相談するタイミングや回数を考えなくてはなりません。
商品の内容・種類が詳しいとは限らない
有料のFPは相談に特化しているため、商品を無理に提案しないことが多いというメリットを説明しました。
その反面、何か保険商品を購入した方が良いという場合は、商品の詳しい内容を知らないことがあります。
向いている保険を提案したくても、企業が出している具体的な保険のどれが良いのかは分かりません。
保険について詳しく知りたいといった場合は有料FPは向いていない可能性があります。
自分で商品を購入する必要がある
無料FPであれば、そのFPを通じて保険に加入することができるため、自分で商品を購入する手間が省けます。
しかし、保険の申請を行っていない有料FPは、保険を見つけた後は自分で購入しなくてはなりません。
いい保険のアドバイスをもらっても契約は自身で進めないといけないんだね!
手間を省きたい、保険に加入するつもりという人は無料FPを選ぶ方が簡単でしょう。
\保険選びを無料で相談できる/
マネードクターは全国1,700人のFPが保険をはじめ、「お金の専門家」として無料で相談に乗ってくれます。
無料相談でプレゼントも!
有料か無料か選ぶポイントは?
どちらを選ぶと良いのかな?
有料相談をするのか、無料でも十分知りたい情報を得られるのかFPを選ぶポイントをご紹介します。
こちらをしっかり確認した上でどちらを選ぶのか決めましょう。
相談内容で決める
お金を払って相談をするかどうかは相談内容できめると良いでしょう。
例えば以下の場合に有料のFPを利用しましょう。
- 継続して人生コンサルをしてほしい
- 相続や税金の複雑な相談
- お金以外の相談もしたい
一般的な相談ではなく、親族も含めた相談やその他の弁護士や司法書士、税理士などの専門家も介入する可能性があれば、提携しているFPに相談してみましょう。
その反対に、以下の場合は無料で十分足ります。
- 漠然と将来への不安がある
- 資産形成方法を知りたい
- 家計の見直しがしたい
- ライフプランの作成
- 保険の見直しがしたい、保険に入りたい
- 相談者の利益を最優先してくれる
- 住宅ローンの検討
無料でも幅広い相談ができるんだね!
ファイナンシャルプランナーは税金や年金、保険、ローン、投資などのお金に関することは幅広く理解しています。
これらの相談は一般的な相談として、無料相談でも扱っている項目なので、もしこちらに該当するのであればまずは無料で相談してもよいでしょう。
何度も相談したいかどうか
一人のFPに何度も相談したい場合はお金の相談も必要となってきます。
1回の相談で10,000円かかるFPに毎月1回相談すれば、年間で12万円かかることになります。
そこまで相談する必要がないとしても、相談するたびに費用が発生するので、どのくらい相談が必要なのかよく考えてみましょう。
【おすすめ】まずは無料で相談、深く相談したい場合は有料で!
先ほど説明した通り、無料相談でも大抵のことは解決できます。また、無料相談の良いところは、何度でも相談できるという点。
店舗はもちろん、オンラインや会社近くのカフェ、自宅まで来てくれることもあり、相談する敷居はとても低いです。
確かにFP事務所に足を運ぶのってなんか敷居が高そう。
いまは気軽に相談できるサービスが数多くあるワン!
保険の見直しと聞くと、加入しなければならないのかと不安に思うかもしれませんが、そんなことはありません。
そもそも相談内容が保険の見直しでなくとも問題ないので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
【無料で何度でも相談可能】マネードクター
おすすめポイント
- お客さま満足度92.9%(2020年12月~2021年4月アンケートより)
- いつでも何度でも無料サポートしてくれる充実のアフターフォロー
- オンラインでの相談もOK
マネードクターは、無料であらゆるお金の悩みについてプロのファイナンシャルプランナーがアドバイスしてくれます。
お客さま満足度が92.9%と高く、相談は何回でも無料でオンラインでの相談も可能。
保険をはじめ、家計見直しや子どもの教育費についてなどあらゆる相談ができるワン!
オンラインならちょっとしたスキマ時間でも相談できるね!
土日祝日も相談予約ができるので、忙しい方にも便利です。
\保険選びを無料で相談できる/
マネードクターは全国1,700人のFPが保険をはじめ、「お金の専門家」として無料で相談に乗ってくれます。
無料相談でプレゼントも!
さらに詳しくは「マネードクターの評判は?無料の仕組みやメリット・デメリットを紹介」をご覧ください。
【相談相手が選べる】FPナビ
おすすめポイント
- 「ニッセンライフ認定FP制度」の基準をクリアした経験豊富なファイナンシャル・プランナー在籍
- ライフプラン(人生設計)をふまえて、重視すべきリスクに最適な保険を提案
- 自宅・ファミレス・WEBなどあらゆる面談方法が選択可能
FPナビはニッセングループが運営している保険等の相談ができるサービスです。
FPナビの特徴は、600人以上いるFP(2021年3月現在)から何度でも無料で好きなFPを選んで相談できるという点。
「ニッセンライフ認定FP制度」という基準をクリアしたファイナンシャルプランナーが登録しているよ。
WEB面談サービスもスタートして、より手軽に相談できるようになったワン
FPに相談する際には、質問項目からFPナビが選んでくれる「おまかせ申し込み」と、顔を見ながら「自分で選ぶ」2つがあります。
相談は2回3回と受けることができ、料金もかかりません。
\プレゼントキャンペーン実施/
登録FP600人以上、累計相談数1万件以上の実績があるFPナビなら何度でも相談無料!
ライフプランをふまえて最適な保険を提案してくれます。
ファイナンシャルプランナーに聞くための事前準備
無料であれ、有料であれ、相談する時間は限られています。
そのため、円滑に相談できるように、一例ですが以下の項目などの情報を備えておいてください。
家計の相談
- 家計簿(毎月の支出がわかるもの)
- 預貯金の明細
- 源泉徴収票など
保険の相談
- 保険証券
- 家に届く契約内容の案内など
住宅ローン
- 住宅ローン返済計画書
- 住宅ローン残高証明書
- 源泉徴収票
- 登記簿謄本など
家計相談
- ねんきん定期便
- 年金保険の証券
- 積立保険商品の証券など
ファイナンシャルプランナーは相性も大切
相談するなら話しやすい人がいいな。
相談者とファイナンシャルプランナーの相性というのは必ずチェックしておくべきです。
家計の見直し、出産などの相談であれば、女性のほうが心強いこともあるでしょう。
投資などの資産運用であれば、その方面の知識が豊富なFPに相談をしたいかと思います。
最終的には人間的にも相性の良いFPを見つけるまで探すのがおすすめです。
無料で相談できる「マネードクター」や「保険の見直しラボ」では担当したFPに過度な営業があった場合や話していて相性が合わないと感じた場合には、ほかのFPに変更することができる制度があります。
何人かのFPと話してみて、自分と相性の良いFPと長く付き合っていくのが良いでしょう。
【まとめ】FPにライフプランの相談をしてみよう
まずは無料でFPに聞いてみてもよいかも!
今回はファイナンシャルプランナーへの相談について詳しく解説しました。最後に、この記事の重要な3点をまとめます。
- 大体の悩みや無料相談で足りる
- 有料FPの相談料の相場は5,000円~10,000円
- まずは無料で相談してみよう
お金に関する相談というのは、中々人に相談しにくいですよね。
しかし、老後に向けての貯蓄や住宅ローンの組む時期は人生を豊かにするうえで必ず考えなくてはならない内容です。
一人で考えていても解決できないのであれば、お金の専門家に一度聞いてみるのも良いのではないでしょうか。
今回ご紹介したサービスはどこも「無料」で「何度でも」相談することができるので、一度試しに相談してみてはいかがでしょうか?