【FXの始め方】初心者がゼロから稼ぐやり方5ステップを完全ガイド

このようなお悩みを解決します。

「FXで大きく儲けたい」「億トレーダーになりたい」と思い、FXを始めようと考えている人も多いはずです。

そこで今回は初心者でも理解できるよう、FXのやり方・始め方を5ステップに分けて解説します。

FXで安定して稼げるようになるまでの時間は人それぞれで、3ヶ月でコツを掴む人から1年経っても稼げない人までいるのが事実。

トレードでつまづいた時も、「この記事に戻れば大丈夫だ！」と思える記事に仕上げたので、何度も繰り返しご覧ください。

【ステップ1】FXを始めるために必要なものを用意する

FXを始めるためには、まず以下の4つを用意しておきましょう。

これらが取引において、最低限必要となるものです。

FXの基礎知識と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際にトレードをする中で少しずつ学べば問題ありません。

それでは準備してほしい4点について、それぞれ詳しく確認していきましょう。

①パソコンやスマホ

FX取引はオンラインで行うのが一般的です。

そのため自宅にはインターネット環境と、パソコンやスマホなどの通信機器が必要となります。

以前は自宅で取引を行うのが主流でしたが、最近はFXアプリの優れたサービスも増え、外出先でもFXを楽しめるようになりました。

忙しくてなかなか自宅にいられない方も、アプリで確認できる充実のデータをもとにトレードできるのは嬉しいですね。

②FXの取引口座

取引を始めるにはFX会社の取引用口座が必要となりますが、ほとんどの会社は無料で口座開設が可能です。

口座開設の手続き自体も簡単で、申し込んだその日のうちに取引ができるサービスもあります。

と悩んでいる方に向けて、【ステップ2】では「口座選びのヒント」を紹介したので要チェックです。

③証拠金

証拠金とは、FX取引をするために必要な資金（元本）のことを言います。

自分が開設したFX口座に証拠金を預け入れることによって、取引できるようになるのです。

FXは「SBI FXトレード」のように少額取引できるFX口座を選べば、数千円から取引をスタートできます。

「負けないトレーダー」になるまでは、誰もが数々の失敗を繰り返すので、まずは無理のない少額からFXの経験値を貯めましょう。

④FXの基礎知識【取引しながら覚えればOK】

FXを始めるにあたっては、まず基本的な取引の仕組みやルール、注文方法を覚えておくのが重要です。

もちろん入門書を購入して丸々読むのも手段の一つですが、「面白くないし、FXやめよう…」と思ってしまう可能性も。

そこでおすすめなのが、実際のFX口座と似た取引環境にてFXを体験できる、デモトレードを活用しながら理解を深める方法です。

トレード体験をしながら分からないことを都度調べられるため、効率よくトレード知識を身につけられますよ。

【ステップ2】FXの取引口座を比較する

FXの取引会社は国内に20社以上あるため、初心者が自分にピッタリの会社を選ぶのは難しいです。

そこでこの章では、口座選びのヒントになる以下「8つの比較基準」を紹介します。

比較項目	例	おすすめFX口座
①実績	2024年 オリコン顧客満足度「FX取引 初心者」第1位	SBI FXトレード
②取引コスト（スプレッド）	米ドル円スプレッドは「0.0銭*（50,000通貨まで）」	マネーパートナーズFX
③少額取引	1通貨から取引可能	SBI FXトレード
④取引ツール	大人気チャートツール「TradingView」を利用可能	みんなのFX
⑤取扱いサービス	バイナリーオプション取引に対応	GMOクリック証券
⑥スワップポイント	高金利の通貨ペアが充実	みんなのFX
⑦通貨ペア	メジャー通貨からマイナー通貨まで34ペアに対応	SBI FXトレード
⑧キャンペーン	当サイト限定タイアップキャンペーンを実施中	みんなのFX

会社ごとにサービス内容は異なるため、実際に使わなければ本当に自分に合っているのか分からない部分も多いです。

FX口座の開設は無料なので、最初からどれか一社に絞り込まず、気になった口座を2〜3個開設してみるのも良いでしょう。

それでは、8つの比較基準について詳しく確認していきます。

①実績で比較

実績で比較するのは、「みんなが使っている会社はよいFX会社」というシンプルな考え方となります。

比較軸として定番なのが以下の3つです。

注意点として、多くの人が使っていたり高い評価を得ていても、自分にとって使いやすいとは限りません。

とはいえ信頼性が高く、安心して使えるFX口座なのは事実なので、口座選びに迷った際はぜひ参考にしてみましょう。

②取引コスト（スプレッド）で比較

国内のFX取引口座では、以下に記載したような手数料が基本的に無料となります。

その代わりにFXで唯一の取引コストになるのが、取引ごとに発生する「スプレッド」です。

つまり、スプレッドが狭い（売値と買値の差が小さい）FX会社ほど、利益を狙いやすいことになります。

より多くのFX会社でスプレッドを比較したい方は、「FXスプレッド・17社の取引口座を徹底比較！【最狭水準トップ5を紹介】」をご覧ください。

③少額取引で比較

FX取引では、証拠金の範囲内で取引数量を自由に決められます。

少ない資金でFXを始めるのであれば、最小取引単位が1,000通貨以下のFX会社が候補になるでしょう。

注文できる取引単位はFX会社によって異なり、「◯◯Lot（ロット）や◯◯通貨」が用いられます。

④取引ツールで比較

FX取引をするためのツールは各社それぞれで特徴があり、効率的に利益を上げるためにも重要な要素となります。

注文機能やチャート分析機能などが備わっているほか、独自のトレードニュースなどのチェックも可能。

操作方法は人それぞれ好みがあるため、何社かのツールを試してみるのが良いでしょう。

プロのトレーダーで愛用者が多いMT4・MT5、TradingViewといった高性能チャートツールへの対応状況も要チェックです。

高度なチャート分析に役立つMT4の詳細は、「【初心者向け】MT4の使い方・メリット・デメリット解説＆おすすめFX口座」をご覧ください。

⑤取扱いサービスで比較

狙った価格になったら自分で売買を行う「裁量トレード」は、どこのFX会社でもできます。

それ以外にもFX関連の取引サービスは以下のように多数あるため、裁量トレード以外で利益を狙いたい方は必見です。

中でも自動的に取引を繰り返してくれる自動売買は、忙しくてトレードにかける時間が取りづらい方にも最適です。

「FXで自分のやりたい取引ができるかどうか」も、大切な比較対象の一つと言えるでしょう。

FX自動売買について詳しくは、「【詐欺も】FX自動売買はおすすめしない？大損パターンと回避方法を分かりやすく解説！」をご覧ください。

⑥スワップポイントで比較

FXでは通貨の売買による利益のほか、ポジション*を保有している間に発生するスワップポイントでも利益を得られます。
*ポジション：新規注文後、決済をしていない損益が未確定の状態

スワップポイントはポジションを翌日に持ち越すと発生し、金額は変動するものの毎日金利を受けれるのが魅力です。

スワップポイントは2つの通貨間の金利差によって生じるため、高金利通貨を買うと受け取る金額が大きくなります。

南アフリカランドやメキシコペソなどが、高金利通貨として有名なため、チェックしておきましょう。

スワップポイント投資の詳細は、「【FXスワップポイント比較】スワップとは？初心者におすすめの稼ぎ方6選」をご覧ください。

⑦通貨ペアで比較

FXは2つの通貨を交換して利益を狙いますが、取り扱っている通貨ペアの種類はFX会社によって異なります。

米ドル/円やユーロ/ドルといったメジャーな通貨ペアであれば、いずれのFX口座であっても取引は可能。

ただし中華人民元やチェココルナなど、マイナー通貨を取り扱うFX会社は少ないです。

FXに慣れてきた後にマイナー通貨ペアでも取引をしたいと考えている方は、取引通貨ペアの多さも検討しましょう。

⑧キャンペーンで比較

初めてFX取引の口座開設をすると、様々なキャンペーンの恩恵を受けられます。（キャッシュバックが中心）

どうしても絞り込めないというのであれば、最も魅力的なキャンペーンを行っているFX会社で口座開設するのも良いでしょう。

ただしキャッシュバック額が多いFX口座であれば、その分取引すべき額が大きくなるため、FX初心者には不向きな場合も。

タイアップキャンペーンを実施中の「みんなのFX」なら、5Lot（5万通貨）以上の取引で5,000円のキャッシュバックが受けられるため、参加ハードルが非常に低くておすすめです。

【ステップ3】FX口座を開設する

どこのFX会社で口座開設するか絞り込めたら、次は口座開設手続きに入ります。

口座開設は、提出するものを事前に準備しておけば最短数分で終わる簡単な手続きです。

スマホで本人確認手続きが行えるFX会社であれば、最短で申し込み当日からFX取引をスタートできます。

それでは口座開設時に用意するものと手続きの流れについて、詳しく確認していきましょう。

FX口座開設時に用意するもの

FX口座の開設で準備するものについて、大手FX業者「SBI FXトレード」を例に確認していきましょう。

口座開設手続きでは「マイナンバー通知書類」と「本人確認書類」の2点を提出する必要があります。

スマホで撮影して送付すれば郵送する手間も省け、より早くFX取引をスタートできるのでおすすめです。

手続きの流れ

SBi FXトレードをはじめとしたFX口座の手続きはパソコンまたはスマホで行い、大きく以下の5ステップで完了します。

SBi FXトレードでは最短5分で申込が完了し、最短当日から取引が可能です。

以上の流れはどこのFX会社も基本的に同じですが、詳細については各公式サイトを確認しましょう。

【ステップ4】注文方法を覚える

ステップ3までたどり着けばいつでもFX取引ができますが、まずはトレードに必須の注文方法を覚える必要があります。

特にFX初心者が覚えておきたいものは、以下の4つ。

上記の4つを確認しながら、基本的な注文方法を学んでいきましょう。

①デモトレードで練習

デモトレードは実際の資金を投じることなく、架空の資金を使って取引の体験ができるサービスです。

FXへの知識が浅い初心者がいきなり実際のお金を使って取引すれば、ほぼ確実に以下のようなミスをして損失が出ます。

取引そのものに慣れていない初心者であれば一層リスクが高いので、まずはデモトレードで繰り返し練習しましょう。

「SBI FXトレード」はデモトレード提供がないものの、1通貨から数百円程度で取引できるため、実際に入金して取引するのが良いですよ。

②FXは「新規」と「決済」2つの注文でワンセット

FXでは「通貨を買ったら最後に売る」「通貨を売ったら最後に買う」ことによって、1回の取引が行われます。

取引時に覚えておくべき、基本的なFX用語は以下のとおりです。

発注	注文を出すこと
新規注文	ポジションを建てる注文
約定	注文が確定すること
ポジション	保有中の通貨のこと。 新規注文が約定し、決済が終わっていない状態
決済注文	ポジションを閉じる注文

耳馴染みのない言葉ばかりかと思いますが、FXの勉強や取引をする中では頻繁に出てくるものばかり。

まずは上記の用語を理解し、トレードを行っていきましょう。

③注文の種類

次に、裁量トレードで使われる注文方法も覚えておきましょう。

基本的な注文方法は以下の3つです。

成行注文	そのときの価格で取引を成立させる注文
指値注文	いまの価格よりも安く買える価格を予約する注文 （買いの場合。売りはその逆）
逆指値注文	いまの価格よりも高く買える価格を予約する注文 （買いの場合。売りはその逆）

この中でも「逆指値注文」については、利用頻度も高いことから覚えておいてほしい注文方法となります。

FXでは損失を限定させるのが大切で、「損切り」するために逆指値注文を入れておくのが一般的なためです。

また、指値・逆指値以外にも使いこなせると便利な「予約注文」もあります。

OCO注文	一度に2つの注文を発注し、1つが約定したらもう一方がキャンセルされる注文。 新規、決済どちらでも使える
IFD注文	新規注文と決済注文をセットで予約できる注文。 新規注文が約定すると決済注文も有効になる
IFO注文	OCO注文とIFD注文が合体した予約注文。 予約した新規の注文が約定したら利益確定用の決済注文と損切り用の決済注文が同時に発注される

こちらは初心者のうちから完璧に理解しておく必要はないものの、トレードに役立つため徐々に習得していきましょう。

④取引する量を決める

注文方法が決まったら、次は取引する量（ポジションサイズ）を決めます。

取引する量が増えれば利益・損失の金額も大きくなっていくため、まずは少量から始めましょう。

取引量の単位は、「通貨」または「Lot（ロット）」のどちらかが用いられています。

実際に資金を使って取引する場合は、1通貨から1,000通貨程度で取引するのが良いですね。

【ステップ5】FXで稼ぐコツを知ろう

FXの始め方が分かったからといって、FXで稼げる技術が身についた訳ではなく、勘に頼った不安定なトレードになりがちです。

FXで稼げるようになるまでの道のりは、「負けている時期」から「負けなくなる時期」を経て「安定して稼げる時期」へと変化します。

負けないトレーダーとなるために、覚えておきたいことは以下のとおりです。

上記のコツを参考にして、ワンランクアップしたトレーダーを目指していきましょう。

①【重要】FXは全員が勝てるわけではない

FXは投資の一種ということで、知識があっても経験値が増えても全員が必ず稼げるわけではありません。

さらにFXで稼ぐ方法は無数にあり、稼いでいる人が100人いれば稼ぎ方は100通りあります。

そのため、いくら稼いでいる人のやり方を教えてもらっても、必ず稼げるようにならないのがFXの難しいところです。

少額取引であっても、しっかり目的を持ってトレードし、基本的なことからFXの勉強をし続ければ勝率はアップしていきますよ。

②分析方法を習得する

利益を出しているトレーダーたちは、みな「為替レートがこれから先どう動くか」を考えています。

それを分析する方法として有名なのが、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析です。

テクニカル分析のみで取引している人もいれば、ファンダメンタルズ分析で長期的な予測をしつつ、取引のタイミングをテクニカル分析で決めている人もいます。

どちらの分析方法も一朝一夕で覚えられるものではないため、分析を行っていく中で自分にぴったりの方法を見つけるのが大切です。

③目標を決める

FXを始める時には、まず以下の3つを明確にした上で取引するようにしましょう。

この3つが決まると、「どれほどリスクをとったトレードができるのか」が見えてきます。

1年後に資金を10倍する目標を立てた場合、ハイリスクな取引を繰り返す必要があるため、100%に近い勝率が求められるでしょう。

オアンダラボの資料によると、利益を出しているトレーダーであっても平均勝率は70%前後であり、1年で資金を10倍にするのは現実的ではありません。

そのため、勝ちトレードと負けトレードを繰り返してトータルで利益を出せるようになるのが、FX取引の最終目標です。

まず目標を設定できたら、達成するために1取引ごとのリスクとリターンのバランスを考えていきましょう。

④取引スタイルを決める

FXは口座のメンテナンス時間を除いて平日24時間取引が可能なため、いつ相場分析をして取引を行うかは自由に決められます。

そのため、まずは1日のうちどの時間帯に集中してFXに取り組めるかを考えるだけでも、目指すべき取引スタイルが見えるはずです。

取引スタイルは狙う値幅（新規注文価格と決済注文価格の差）やポジションの保有時間により、大きく以下の3つに分類できます。

1日の中で数時間FXができる方なら、スキャルピングやデイトレードが向いています。

普段は忙しくて週末にしか時間がとれない方は、スイングトレードの手法を研究するのが良いでしょう。

⑤通貨ペアを決める

FXではさまざまな通貨ペアを取引できますが、流通量の多さや人気によって通貨の価格推移は変わってきます。

結論として、日本でもっとも人気のある通貨ペアは米ドル/円の取引です。

世界の基軸通貨でもある米ドルと、自国通貨である円の組み合わせであるため、情報量も豊富でFX初心者に最適です。

基本的に世界経済は米ドルを中心に動いているので、米ドルが絡んだ通貨ペアが取引しやすいでしょう。

⑥利益を出せる手法を習得する

インターネットや書籍では数多くの取引手法が紹介されており、「勝率90%」「1トレードで50万円の利益」など、目を引く手法もあります。

とはいえFXの手法を選ぶ上で大切なのは、勝率だけを意識しないことです。

いくら勝率が高くてもリスクを取りすぎた手法では、たった1回の大負けでコツコツ積み重ねた利益が吹き飛ぶ可能性も。

勝率だけでなく、その取引におけるリスクとリターンを考慮した上で手法を選択できるようになりましょう。

⑦メンタルコントロール・資金管理方法を習得する

利益が見込める手法の研究と同時に、メンタルと資金管理についても学んでおきましょう。

投資本の名著「投資苑」には、投資で成功するためには以下「3つのM」が重要であると書かれています。

よくある事例に、FXの損失を取り返すために取引数量の大きいギャンブルトレードを決行すると、かえって失敗し資金がゼロになることが挙げられます。

このような悲劇は、自身の感情のコントロールと資金管理（リスクの取り方）が上手くいかなかった原因で起きるのがほとんど。

一つのアイデアとして、1回の取引の損失リスク（負けてもいい金額）を資金の2%以下に設定する「2%ルール」があります。

負ける金額が小さい一方、利益も少なくなりますが、安定して稼ぎ続けるためには物足りなく感じるくらいが最適です。

⑧損切りの習慣をつける

FXで長く安定して稼ぎ続けるためには、いつでも「損切り」できるようにしておきましょう。

損切りは「損失が確定すること」なので、いざ損切りすべき場面が来ても躊躇してしまい、より大きな損失を出すトレーダーは非常に多いです。

もちろん思惑とは逆の方向に価格が動いても、我慢して放置していたら価格が戻り、利益が出る場面はいくらでもあります。

とはいえ時折発生する大暴落は予測できないため、巻き込まれた場合は損失がどんどん膨らむのです。

しかし、時折発生する大暴落に巻き込まれてしまうと、待っていても損失は拡大していきます。

もし、なかなか損切りできないとしたら、それは自分にとって取引数量（Lot）が大きすぎるのかもしれません。

損失額が痛くも痒くもないと感じられるレベルの数量に減らし、徐々に損切り耐性をつけていくと良いでしょう。

⑨トレード日記をつける

FXはスポーツの練習と同じように、トライ＆エラーを実戦で繰り返すことにより、早く上達します。

そのため最初はデモトレードや少額取引から、とにかく「トレードをやってみる」ことが重要です。

トレードで失敗した時には、「どうしてそのような失敗をしてしまったのか」を毎回振り返ってみましょう。

その際に役立つのがトレードノートでして、長年FXを続けている人は総じて記録を残しているものです。

トレードノートには取引した通貨ペアや新規・決済した価格、損益結果などに加え、取引完結までの「心の動き」を記してみてください。

これらを記したノートを読み返してから取引することで、同じような失敗トレードが徐々に減っていきますよ。

⑩デモトレードよりも少額取引がおすすめ

デモトレードは取引ツールの練習や手法の研究などに便利ですが、「決済注文」については習得できません。

大切な自分の資金を使う本番口座だと損をしたくない気持ちが強く働き、損切りができないことがよくあります。

また、早く利益を確定したい気持ちが勝つことで、少し利益が出ただけで早々に決済してしまう場面も多いです。

デモトレードでは習得できないメンタル面を強化するためにも、自分の資金を使った1通貨ほどの最小取引単位を行ってみましょう。

FXの始め方・やり方でよくある質問

FXを始めようと思っている方が、よく疑問に感じるポイントとしては以下のとおりです。

実際にFX口座を開設してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、しっかり確認しておきましょう。

大学生や高校生でもできる？

満18歳以上であれば、大学生もFX口座を自由に開設してトレードを楽しめます。

ただし高校生の場合は開設できるFX口座が限られており、現状では「SBI FXトレード」のみです。

満18歳以上20歳未満の方がFX口座を開設する場合は、ほぼ全ての会社で以下のものを準備する必要があります。

代理人（親）の本人確認書類が必要なので、なかなかご両親の同意が得られない方は、20歳を迎えてからFXを始めるのが良いでしょう。

海外FXってどうなの？

海外FXとは口座を提供する会社所在地が海外にある業者であり、国内FX業者よりも高いレバレッジで取引できる点などが注目されています。

レバレッジの規制がないということは、トレードに慣れていない初心者が挑戦すると取り返しのつかない損失を出す可能性も。

さらに金融商品取引法に基づく登録を受けていない業者が日本で金融取引業を行うことも多々あり、金融庁も警告を出しています。

無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください（金融庁の公式サイト）

FX初心者であれば、トラブル時も相談しやすく安心できる国内FX業者を利用して取引しましょう。

資金はいくらから始めるといいの？

安定して稼げるようになるまでは、数百円から数万円くらいの少額取引を続けるのがおすすめです。

初心者であれば1通貨から取引できるFX会社を利用して、数百円程度からスタートし、慣れてきたら3万円など比較的大きな資金を投じてみましょう。

しっかりと利益を出すのであれば10万円ほど入金するのがベストですが、先述した「2%ルール」を参考にすればリスクも最小限に抑えられます。

主婦におすすめのやり方は？

主婦の方であれば、生活サイクルを考慮して取引スタイルや手法を考えてみましょう。

例えば落ち着いてチャートを見られるのが午前中だけなら、為替相場が動きやすい東京市場が始まる午前9時から10時頃に絞って研究するなどです。

毎日トレードを行う時間を一定にすることで習慣化にもつながり、よりFXを継続しやすくなりますよ。

主婦がFXで稼ぐコツについては、「【FXは主婦におすすめ】家事育児をしながら稼ぐコツや注意点を大公開」をご覧ください。

スマホだけでもFXで勝てる？

FX初心者でこれからテクニカル分析を学ぶ段階であれば、大きい画面（パソコンのモニター）の方が勉強しやすいでしょう。

最近はFXのアプリだけでも十分利益を出せるほど機能が充実しているものの、トレードに慣れる意味ではパソコンがおすすめです。

とはいえスマホアプリに注力しているFX会社もありますし、パソコンでチャートを見ながら注文はスマホで行うトレーダーもいます。

様々な方法を試してみて、自分に稼ぎやすいスタイルを見つけるのも、FX取引の醍醐味と言えるでしょう。

ビットコインFXと普通のFXとの違いは？

ビットコインFXはビットコインの証拠金取引です。

FXのように証拠金を預けて価格変動の差益を狙うという点では、普通のFXと共通しています。

ただしビットコインFXは取引対象が通貨の組み合わせではなく、仮想通貨のビットコインと円のペアです。

またFXの取引口座では対応していないため、仮想通貨（暗号資産）取引所の口座が必要な点は注意しておきましょう。

FXの自動売買って勝ちやすいの？

FXの自動売買は裁量トレードよりも勝ちやすいかと言うと、勝てる場合も勝てない場合もあります。

自動売買システムを動かすロジックを設定するなどは自分で考えて行う必要があるため、全自動でトレードするわけではありません。

まずは一般的な裁量トレードでFX取引の全体像を掴んでから、自動売買も始めていくと勝率を高めやすいでしょう。

【まとめ】FXの始め方はとても簡単

FXの始め方について、初心者でも安心して取り組めるよう、5ステップに分けて解説してきました。

最後にこの記事のポイントをまとめておきます。

FXは簡単に始められますが、FXで成功するのはあなたが思っているほど簡単ではありません。

ですが、一度習得したFXで稼ぐノウハウは一生モノの財産になるため、挑戦する価値は大いにあります。

まずは「GMOクリック証券」のような数百円と少額から始められる口座を開設し、FXの経験値を増やしていきましょう。