【リアル実績】マイメイト(AI型FX自動売買)は儲かる？FXライター上岸がやってみた

【マイメイト】30万円運用企画がスタート

いろはに投資でFX記事の監修を行っているFXライターの上岸です。

24年ぶりとなる政府・日銀の為替介入（ドル売り円買い）が行われるなど、2022年は近年まれに見る大相場になっていますね。

その依頼が来たのは、ちょうど為替介入（1回目）のあった日の高値をブレイクして円安の勢いが加速した日でした。

自動売買についてはリピート系注文、EA止まりだったので、AI （人工知能）による自動売買は機会があれば挑戦してみたいと思っていたトレードの一つでした。

突然の提案でしたが、仕事を断らないことに定評のある上岸はもちろん即答です。

マイメイトとは？

今回リアル運用を行うマイメイトとは、インヴァスト証券が提供しているFX自動売買サービスです。

他社の自動売買と違うのは、AIを使った自動売買である点。

マイメイトでは、FXで利益を出す方法を強化学習して成長していくAIのことを「エージェント」と呼び、このエージェントが自動的にFX取引を行ってくれます。

自分で作成したエージェントを使うか、あらかじめ用意されているエージェントの中から選ぶだけで運用を始められるのですが、その数はなんと30,549種類！（2022年10月30日時点）

この数からどうやって絞り込めば良いのか途方に暮れてしまいそうですが、効率よく選べるようにエージェント選択画面には絞り込める機能が用意されています。

実際に選んでみた印象ですが、FXのルールを知っている方なら迷子にならずに取引を始められると思います。

ちなみに、マイメイトのメリットやデメリット、気になる評判などについては「マイメイトの評判・口コミは？メリット・デメリットやキャンペーン情報を分かりやすく解説！」の記事にて解説しています。

マイメイトの始め方（口座開設、マイページとの連携、入金方法）

マイメイトの始め方はとっても簡単です。

インヴァスト証券のサービスを利用したことのない方は、マイメイト口座の新規開設手続きを行いましょう。

スマホを使った「オンライン本人確認」が最短の手続きで取引を始められるので、以下のボタンよりマイメイトの申し込みページへ遷移しましょう。

ちなみに、私はインヴァスト証券のトライオートFX口座を所有していたので、以下2つの手続きをマイページから行いました。

手続きが完了すると、マイページからマイメイトの取引ページへ行けるように。

ちょっと迷うかもしれませんが、入金手続きはマイページからできます。

マイページ画面上のタブ「入出金・振替」をクリックしてマイメイトの「即時入金」をクリック。

ちなみに、私はトライオートFX口座からマイメイト口座へ振替入金しました。

FX・ETF・マイメイトの口座間で振替ができるのは便利ですね。

マイメイト運用方針

マイメイト口座への入金が済んだら下準備完了。

いよいよマイメイトでのエージェントを決める作業に入ります。

いろはに投資編集部からは、以下の条件を出されていました。

この条件は、マイメイト取引ページでエージェントを選ぶ画面へ遷移するとポップアップで出てくる「運用アドバイス」と合致しています。

「ちゃんと分散投資しなさいよ」という、編集部のやさしさが伝わってきますね。

マイエージェントを育てたい気持ちは封印

マイメイトでは「マイエージェント」といってオリジナル（もしくはコピー）のエージェントを作成できます。

そんな考えが浮かんできましたが、求められているのはマイメイトのリアルな運用実績です。

スタートからつまづくのはFXライターとしてどうかと思いますし、作ったエージェントが全く取引してくれず見せ場を作れないかもしれない。

熟慮の末、すでに好成績を出している既存のエージェントから選んでいくという、普通の戦略を取らせてもらうことにします。

運用戦略報告（11月9日時点）

11/9にエージェントの稼働を決断しました。

スキャルピングやデイトレードなら別にいつ始めても良いと思うのですが、成績優秀なSクラスのエージェント達はほとんどスイングトレード系でトレンドに追従するタイプ。

本来なら相場が崩れてから、たとえば米ドル/円なら10/21、152.00付近からの下落が押し目になったのを確認できてから、もしくは145.00あたりのサポートを下にブレイクしたのを確認できてから始めたいと思っていました。

当時はここで反転上昇するか、もみ合いになると思っていました。

しかし、11月が数日過ぎてもブレイクする様子が見られず。

「どんな相場状況になっても、それがネタになるだろう」
「むしろどんな時でも自動的に運用してくれるのがマイメイト本来の魅力ではないのか」

そんな思いが高まり、ついに11/9に稼働ボタンを押したわけです。

選んだエージェント、資金効率、分散投資度は以下の画像の通りです。

資金効率は「高い」をキープ、分散投資度は星3つ。

分散投資度についてはもっと星を増やしたかったのですが、当初考えていた豪ドル/円やNZドル/円に「これだ！」と思えるエージェントが見つからなかったため、このような分散度になりました。

米ドル/スイスフラン、ユーロ/ポンドなど色々と吟味しましたが、Sランクかつ希望に沿ったエージェントがいたポンド/ドルを加えた5通貨ペアとしました。

トレンドがない、もしくは崩れている期間でも耐えられるかどうかを見ています。

Sランク、Aランクのほとんどが2022年3月以降の大きなトレンドで利益をあげているので、トレンドが出ている期間は途中からチェックするのを止めました。

運用資金が30万円と少なめなので、できる限り手堅く運用したい気持ちは変わっていません。

以下で、選んだエージェントをご紹介します。

①mahiatsu（米ドル/円、Sランク、収益率＋855%）

②ハーブエキス（ユーロ/円、Sランク、収益率＋533%）

③ゆうこちゃん（ポンド/円、Sランク、収益率＋795%）

④ユロルン（ユーロ/ドル、Sランク、収益率＋533%）

⑤栽買マン（ポンド/ドル、Sランク、収益率＋638%）

マイメイトの運用実績【儲からない？やってみた】

マイメイトにおける、最新の運用実績を公開していきます。

実際に利用するか検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

14週間目運用報告（2月20日）運用開始から3か月経過

昨年11月19日から30万円の資金で始めたマイメイトのリアル運用。

運用時に選んだエージェントの成績が芳しくなかったことを受け、運用方針を「放ったらかし」から「積極的に動く」に切り替えました。

1月20時点の実現損益が−143,449円だったので、この1か月で13811円増えた（取り戻せた？）ことになります。

放置しているのに結果を出してくれれば何の文句もありません（笑）。

ですが、できることならもう少し利益を出してほしいところです。

稼働していたエージェントの中で最も利益をあげていた我が子（マイエージェント）のたまこちゃんは継続して、もう少し見守ります。

新たに加えたエージェントを選んだ理由は、「過去30日間で最も成績がよいエージェント（ふぅ）」と「過去90日間で好調かつユーザー数の多いエージェント（メタトロン）」だったためです。

直近好成績のエージェントを選び続けていくと、どうなるのでしょうか。

特にふぅは「直近だけ」調子がいいエージェントだったので、次回の更新まで頑張って「放置」するつもりです。

9週間目運用報告（1月23日）運用開始から2か月経過

2022年11月19日に開始し、一週間で資金の25%を吹き飛ばすという波乱で始まったマイメイト運用。

昨年末の相場は勝ち組の裁量トレーダーでも難しかったようで、「年を越さずに必要証拠金が底をついたらどうしたものか…」と心配していたのですが、お陰様でなんとか2か月が経過しました。

今回のマイメイト運用は基本的に「放置」のスタンスでいたのですが、実現損益は下降曲線のまま復活する兆しも見えず。

当初ランキング上位にいたはずの自信を持って選んだエージェントたちは、選択画面でどこにも見当たらなくなる始末です。

さすがに精神的にきつくなってきたため、積極的に動くスタンスに切り替えることを決断しました。

そしてポンド/円のたまこちゃんですが、これは運用開始時に作っておいたマイエージェントです（笑）

当初はバックテストのドローダウンがひどかったのですが、昨年末相場が変わってからの成績がよかったこと、それと現時点のエージェントのランキング上位をポンド円が占めていることから、稼働に踏み切りました。

ポンドづくめでポートフォリオ的にはよろしくないかと思うのですが、リスク分散していても負ける時は負けるので「直近の好成績なエージェントだけ稼働する」という方針を優先することにしました。

というわけで、新たに組んだポンド三銃士がどうなるか。

また1か月様子を見守っていきたいと思います。

4週間目運用報告（12月12日）運用開始から1か月経過

11月9日にエージェントの稼働を決断したので、先週12月9日でちょうどマイメイト運用が1か月経過したことになります。

稼働直後にそれぞれのマイメイトたちが最大のドローダウンを叩き出し、資金の約25%を失う結果となったと報告したのが運用開始から一週間後の話。

その後三週間が過ぎちょっとでも損失を取り戻してくれたら嬉しいのですが、現実は非情でした。

2022年11月9日〜12月11日間で確定した損益は−124,990円。

残高は175,010円になりました…。

今回のマイメイト運用は、エージェントの見直しを3か月に1回程度とし、基本的に放置のスタンスで挑んでいましたが、この1か月で2回ほど設定を変えました。

いずれも資金効率が危険水準に達したタイミングで止めました。

というわけで12月12日現在、ゆうこちゃん（GBP/JPY）、栽買マン（GBP/USD）、ユロルン（EUR/USD）の3通貨ペアを運用中です。

1週間目 運用報告（11月19日）

マイメイトの運用を始めてから一週間が過ぎました。

かわいいエージェントたちがどんな活躍を見せてくれたのか、早速見てみましょう。

1週目は−8万円の損失でした。

30万円の資金でスタートさせて一週間で資金の約25%を失ってしまうという、初っ端に特大のドローダウンをくらうまさかの展開に…。

なぜ、このような結果になってしまったのか？

個人投資家のみなさまはご存知でしょうから多くは語りません。

11/10の20時すぎにエージェントたちが新規エントリーしたポジションが、その直後にあった米国消費者物価指数（CPI）発表後の急変・大変動に直撃してしまいました。

米ドル/円について調べてみたところ、600pips以上の急変動はコロナショック以来の出来事のようです（為替介入を除く）。

翌11/11早朝に確認したマイメイトのポジション一覧画面がこちらです。

場合によっては大きな含み益になっていたかもしれないですし、今回は逆行してしまっただけの話。

なので、損失がでることや含み損についてはあって当然のものだと思っています。

でも、ちょっと気になったのは含み損の金額です。

裁量派の僕なら間違いなく「事前に決めていた損切りのライン（どんなに粘っても−100pips程度）」で決済していたでしょう。

でも、エージェントたち（ユロルン、mahiatsu）は信じられない握力（含み損に耐え続けられる胆力）を見せて急落分がまるまる含み損に。

どうして決済してくれなかったんでしょうね？

他のエージェントがこの日どんなトレードをしたのか興味があるので、今度マイメイトのブログで確認しておきたいと思います。

ちなみに以下の画像は、11月16日の午前9時に見た管理画面です。

資金効率が「危険水準」になっていたため、エージェント1体（ハーブエキス、ユーロ/円）の稼働を一旦ストップしました。

運用2週目に4体のエージェントたちが活躍してどれだけ損失を取り戻せるのかがポイントになりそうですね。