・楽天FXのMT4ってどの程度使えるの?
・楽天FXの通常の口座とMT4口座で何が違うの?
このような疑問を解決します。
- 楽天FXでMT4を利用する際は専用口座が必要
- 通常口座に比べMT4口座はスプレッドが広い
- 楽天FXならWebベースのMT4Webも利用可能
楽天FXではMT4が利用できます。
国内でMT4の利用ができるのは海外系FX会社中心であり、国内系の数少ないMT4サービスです。
中でも楽天FXはデモ口座の利用ができ、大手楽天グループという安心できる環境で使えるのが最大の魅力。
こちらの記事では楽天FXのMT4について、通常口座との違いや利用メリット・デメリットなどを紹介します。
国内で利用できるMT4を探している人に、必読の情報をまとめたワン!
楽天FXのMT4は通常口座とは別の専用口座で利用
楽天FXのMT4は他社と何が違うの?
国内でMT4が利用できるのは、海外系FX会社がほとんどです。
その中で楽天FXは、国内系FX会社としては唯一MT4を利用してリアルトレードができます。
ただし、楽天FXでMT4を利用するには通常口座とは別に、MT4の専用口座の開設が必要です。
楽天FXの口座だけじゃ、MT4は使えないんだ…。
よって、単に楽天FXの口座を開設するのみでは、MT4は利用できません。
しかし、楽天FXの口座があれば、Web上の簡単な手続きでMT4口座の開設が可能です。
他の国内系FX会社では、実際の取引はできないけどチャート分析ツールとしてMT4を提供する会社があるワン!
楽天FXの詳細は「【必見】楽天FXの評判は?メリット・デメリットやMT4取引ツールなど特徴を解説!新・楽天銀行FXとの違いも!」をご覧ください。
楽天FXの通常口座とMT4口座の違い
楽天FXの通常口座とMT4口座は違いがあるの?
楽天FXの通常口座とMT4口座の主な違いは、下記となります。
通常口座 | MT4口座 | |
---|---|---|
取引単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
通貨ペア | 28種類 | 24種類 |
ツール | ・MARKETSPEED FX(PC) ・iSPEED FX(スマホ)他 | MT4 |
スマホ対応 | ◯ | ◯ |
Mac対応 | ◯ | ◯ |
デモ口座 | ◯ | ◯ |
通常口座とMT4口座に大きな違いはありませんが、通貨ペア数は通常口座が28に対し、MT4口座が24となっています。
一部、MT4では対応していない通貨ペアがあるってことか!
多くのトレーダーが取引している定番ペアはMT4口座でも取り扱っているので、ストレスなく利用できるでしょう。
楽天FXの通常口座とMT4口座のスプレッドを比較
楽天FXの通行口座とMT4口座では各通貨ペアのスプレッドが異なります。
主要通貨ペアのスプレッドは以下です。
通貨ペア | 通常口座 | MT4口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 0.2pips | 0.5pips |
EUR/JPY | 0.5pips | 1.1pips |
GBP/JPY | 0.9pips | 2.0pips |
EUR/USD | 0.4pips | 0.6pios |
MT4でもUSD/JPYやEUR/USDは1pipsを下回るスプレッドですが、EUR/JPY・GBP/JPYは1pipsを超えています。
MT4で取引する際は、通常口座に比べ広いスプレッド、という点を認識して取引する必要があるといえるでしょう。
MT4口座のスプレッドは通常口座に比べ広いとはいえ、多くは短期取引にも対応するスプレッドだワン!
各FX会社のスプレッドが気になる方は、「FXスプレッド・17社の取引口座を徹底比較!」の記事を要チェックです。
楽天証券はFXCMジャパンを買収してMT4サービスを開始
楽天FXは楽天証券が手掛けるFXサービスです。
楽天証券はFX業界の中でも早期にFXサービスに参入したものの、元々MT4サービスは手掛けていません。
しかし、2015年3月にMT4サービスを手掛ける海外系のFXCMジャパンを買収し、MT4サービスを開始しました。
上記の歴史的な経緯もあり、現在も楽天FXでは通常口座とMT4口座は別口座の扱いが継続中です。
国内でMT4が利用できる業者は、今も昔も海外業者中心だワン!
MT4(MetaTrader4)とは
MT4について簡単に教えて欲しいな。
MT4(MetaTrader4)は海外のMetaQuotes社が開発した、FXのプラットフォームです。
裁量取引のみならず自動売買にも対応しており、更に多機能なチャートツールでもあります。
またMT4の利用で自動売買はもとより、バックテスト機能による自動売買を行う前のシミュレーションも可能です。
MT4のシミュレーション機能は、若干使い勝手が悪い面もあるから要注意だワン!
ただし、自動売買を行うにはEA(Expert Advisor)と呼ばれる、自動売買のルールを組み込んだソフトが必要となります。
MT4の利用者は自動売買する人、多機能なチャートを利用して実際の取引は別業者で行う人など様々です。
MT4の利用の仕方は、ほんと人それぞれなんだね!
楽天MT4の使い方【Web版やスマホアプリあり】
楽天FXのMT4は、以下3種類の方法から使うことができます。
- パソコン用のアプリケーションをダウンロードして使う
- スマホアプリをインストールして使う(iPhone版・Android版)
- ダウンロード不要なMT4Web版にログインして使う
基本的にMT4はどの会社でも、自身のパソコンへダウンロード型のアプリケーションを追加するのが定番です。
楽天FXも同様に、公式サイトからMT4をダウンロードし、アプリケーションを立ち上げて利用する仕組みとなります。
Web版やスマホアプリでのMT4も利用できる
パソコン用のアプリケーションをダウンロードして使うのって、正直なところ面倒そう…。
楽天FXであれば、ダウンロードせずとも使えるWeb版のMT4や、スマホアプリにも対応しています。
MT4Web版なら、MT4Web版のサイトにログインすれば、すぐにMT4の利用が可能です。
WebのMT4はサイトにログインすればすぐ利用できるから、非常に使い勝手がいいワン!
スマホであれば、開発元のMetaQuotes社が提供するアプリ「MetaTrader4」をインストールするだけ。
アプリが起動できたら、楽天FX利用者としてログインすれば問題なく使えます。
【実使用レビュー】楽天FXのMT4Web版を使ってみた
楽天FXのMT4Webはブラウザからサービスサイトにログインして利用する形式です。
PCアプリでの利用に慣れていると、利用の簡単さに驚かされます。
ただし、MT4WebではEAの利用や独自インディケーターの取り込みはできません。
それでもMT4で裁量取引をするなら、ワンクリック注文など充分な注文機能が搭載されています。
楽天FXはMT4デモ口座が利用できる
楽天FXのMT4口座を開く前に、ちょっと試せないかな?
楽天FXのMT4はデモの利用が可能です。
楽天MT4口座の未開設の人はもちろん、既に楽天FXのMT4口座を開設済みの人もデモ口座を利用できます。
楽天FXのMT4に興味があるなら、口座開設前にまずはデモ口座で試してみましょう。
デモ口座の有効期限は約1ヵ月だけど、有効期限内にログインすれば約1ヵ月延長されるワン!
デモトレードの詳細は、「FXデモトレードがおすすめの口座・アプリ5選【登録不要&土日可も】」もご覧ください。
楽天FXのMT4口座を利用する3つのメリット
楽天FXのMT4口座を利用するメリットが知りたいな。
楽天FXのMT4口座を利用するメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
それぞれ解説します。
①国内系FX会社でMT4が使える安心感
国内で金融庁に登録されているFX業者でMT4が利用できるのは、OANDA証券などの海外系FX会社が中心です。
楽天FXのMT4口座は、唯一の国内系FX会社で利用できるMT4口座となります。
楽天FXと海外系FX会社のいずれも、金融庁に登録の事業者でありサービス内容としては大きな違いはありません。
しかし、楽天FXは国内企業グループが手掛けているという安心感があります。
楽天FXは国内系ということに加えて、長くMT4のサービスを提供しているから、安心して利用できるワン!
②CFD取引にも対応
楽天FXのMT4ではCFD取引も可能です。
CFD口座である「楽天MT4CFD」では、以下CFDの取引ができます。
- 日本225(日経225先物)
- 日本225ミニ(同上)
- 米国30(NYダウ先物)
- 米国500(S&P500先物)
- 米国NAS100(NASDAQ100先物)
- 米国NAS100ミニ(同上)
その他対応するCFD商品を見る(クリックで開きます)
- イギリス100(FTSE100先物)
- ドイツ30(DAX先物)
- ユーロ50(ユーロ・ストック50先物)
- 香港50(香港ハンセン先物)
- オーストラリア200(ASX200先物)
- フランス40(CAC40先物)
- 金(金のスポット取引)
- 銀(銀のスポット取引)
- NY原油(WTI先物)
- 北海原油(北海ブレント原油先物)
- 天然ガス(天然ガス先物)
CFD口座は、楽天FXのMT4口座とは別の「楽天MT4CFD」口座の開設が必要だワン!
楽天FXはMT4でCFD取引ができる唯一の国内系サービスなので、利用価値は大いにあるでしょう。
③MT4以外も楽天証券内で様々な商品を取引できる
楽天FXは楽天証券が手掛けるFXサービスです。
よってMT4で取引できる状態なら、楽天FXの通常口座はもとより、楽天証券での株取引も資金移動だけで行えます。
楽天証券が手描ける楽天FXを利用することで、相場環境に応じて様々な金融商品の取引が可能です。
取引に応じた楽天ポイントも得られるため、効率よく投資を進められるのも楽天証券ならではの強みと言えるでしょう。
楽天FXを展開する楽天証券は、サービスラインナップが豊富なのが嬉しいね!
楽天FXのMT4口座を利用する2つのデメリット
念のため、楽天FXのMT4口座を利用するデメリットも知っておきたいな。
楽天FXのMT4にて大きなデメリットは存在しませんが、以下2点は覚えておいた上での利用が安心です。
それぞれ解説します。
①通常口座に比べてスプレッドが広い
MT4サービスは、通常のFXサービスに比べスプレッドが広めとなります。
楽天FXにおいても、同じ企業のFXサービスにもかかわらず、通常口座よりMT4口座はスプレッドが広めです。
自動売買を手掛ける際はMT4の選択肢しかありませんが、MT4で裁量取引を行っている方もいます。
しかし楽天FXで裁量取引を行うなら、MT4口座に比べスプレッドの狭い通常口座の利用がおすすめです。
楽天FXに限らず、MT4のスプレッドは以前に比べると随分狭くなっているワン!
②MT4専用口座のため利用に若干の手間がかかる
楽天FXのMT4口座は、通常口座とは別口座の扱いです。
よって、実際に取引を行う際は、資金をMT4口座に移す必要があります。
ネット上の手続きで、早期に資金移動できますが、資金移動の必要がない通常口座に比べると利用に手間がかからざるを得ません。
他のサービスの利用や、他の金融商品の取引しようとする場合は、若干手間がかかると言えるでしょう。
楽天FXのMT4の評判・口コミ
楽天FXのMT4にはどのような評判があるんだろう?
ここでは実際に、楽天FXのMT4の利用者の口コミを確認していきましょう。
インターネット上で楽天FXのMT4の評判を調べると、下記の意見が多いようです。
- 国内系のFXサービスでMT4が利用できてよい
- ドル円のスプレッドは狭い
- WebでMT4が利用できるのが便利
- CFDもMT4で取引できて便利
X(旧:ツイッター)で、楽天FXの良い口コミと悪い口コミを収集しました。
SNSでの見解を踏まえた筆者の考察
他社に比べスプレッドの狭さやなどを評価する声がある反面、スリッページの発生について不満の声がありました。
楽天FXのMT4口座は、不満の声があるものの全体的には国内系の安心感やWebのMT4を評価する声が多い印象です。
WebのMT4サービスは、海外系FX会社でもあまりサービスを提供しておらず、楽天FXのMT4の評価ポイントになっているワン!
実際に楽天FXのMT4画面を見てみた感想
MT4の機能自体は、楽天FXと他社のMT4にほとんど違いはありません。
よってMT4に使い慣れている方なら、楽天FXのMT4でも違和感なく自動売買や独自インディケーターの利用が可能です。
【まとめ】楽天FXのMT4はデモ口座で使い方を試すこともできる
本記事では、楽天FXのMT4について、通常口座の違いや利用のメリット・デメリットなどを解説しました。
最後に、本記事のポイントを3つまとめます。
- 楽天FXでMT4を利用する際は専用口座が必要
- 通常口座に比べMT4口座はスプレッドが広い
- 楽天FXならWebベースのMT4Webも利用可能
楽天FXでは専用口座を開設することで、MT4の利用ができます。
国内で利用できるMT4は海外系中心であり、国内系の数少ないMT4です。
楽天FXの通常口座に比べスプレッドが広いという欠点はありますが、USD/JPYなどは1pips以下となります。
自動売買では問題なく利用できるスプレッドだね!
MT4に興味があるなら、デモ口座も利用できる楽天FXで利用を始めてみましょう。
筆者見解
国内でMT4の利用ができるのは海外系FX会社が中心です。
その中で楽天FXは、唯一国内系でMT4によるリアルトレードができるFXサービスとなります。
国内系の安心できる環境で MT4による取引をするなら、楽天FXでMT4口座を開設し取引するしかないといえるでしょう。
MT4Web版もあるので、アプリをダウンロードせずに簡単に利用できる点もおすすめです。
💡毎週のドル/円見通しがメールで届く!
FX投資に役立つ最新情報を、いろはにマネーの「FXメールマガジン」で受け取れます!
- FOMCなど直近の注目イベント
- 現役トレーダーによる解説
- 今週のドル/円に関する重要指標
登録は無料・メールアドレスのみで登録できるので、FX投資で成功したい方は以下より会員登録しましょう!
※登録後、配信解除も自由にできます。
[signup-form]