XANA(ザナ)は日本人向けのメタバースとして知名度を拡大している仮想通貨プロジェクトです。
2022年に仮想通貨XANAの価格が上昇したものの、2023年以降は下落傾向が見られるため、情報をよくリサーチした上で投資判断をするのがおすすめです。
今回は、XANA(ザナ)の始め方や将来性・投資リスクや購入方法を分かりやすく解説します。
\ 気になる方はこちら /
「いろはにマネー」を運営する株式会社インベストメントブリッジは、20年以上にわたり個人投資家向けに情報提供をしています。100社以上の上場企業のIR活動の支援実績があり、金融や投資のプロフェッショナルが在籍し長年培ったノウハウを活かし当メディアを運営しています。(運営会社情報を見る)
仮想通貨XANA(ザナ/XETA)とは?
通貨名 | XANA(ザナ) |
---|---|
シンボル | XETA |
主な取引所 | Bybit・Gate.io・Bitget |
現在の価格 | 約0.9円 |
発行枚数 | 発行上限:50億枚 |
時価総額 | 約1.1億円 時価総額ランキング:2380位 |
ツイッター | https://twitter.com/XANAMetaverse |
公式HP | https://xana.net/ja |
XANA(ザナ)とは、AIとWeb3.0を組み合わせたメタバースプラットフォームです。
XANAプラットフォーム上では仮想通貨XETAが流通しています。
運営会社のNOBORDER.z FZE(ノーボーダーズ)はドバイを拠点にした会社で、代表者は日本人のRIO(久保武士)氏です。
日本語に対応したWeb3メタバースとして、日本を中心に知名度を広げています。
世界でシェアを獲得しているSandboxやDecentralandは、日本語には未対応なんだ。
日本人向けのメタバースとして、XANAに注目している投資家もいるよ。
XANAの主な特徴として、以下の3つが挙げられるワン!
メタバース関連の仮想通貨プロジェクト
XANAは仮想空間で交流を楽しめる「メタバース」のプラットフォームを開発するプロジェクトです。
スマホやPCブラウザを使って、初心者もメタバースに参加できます。
ブロックチェーンを活用し、仮想通貨を稼げるWeb3.0系のメタバースとして開発が行われています。
XANAはWeb3メタバースNo.1を獲得
- 日本で圧倒的なNo.1メタバースコミュニティ(出典:XANA公式サイト)
- Web3.0メタバース信頼度・満足度・注目度でNo.1を獲得し、3冠※を達成
※調査会社:株式会社まーけっち/調査人数:258名(全国の20代〜40代のメタバース利用者調査)
メタバースについては「メタバースとは何か?やり方やおすすめプラットフォーム10選をわかりやすく解説」の記事をチェックしよう。
日本の人気IPを扱っている
XANAは日本で人気のIPと多数コラボしており、鉄腕アトムやULTRAMANのメタバースNFTを販売しています。
格闘技エンターテインメント「ブレイキングダウン」と提携し、メタバース展開を進めているのも特徴です。
また、XANAは自治体とのコラボも行っています。
鳥取県はXANAメタバース上に「ご当地アトムNFTギャラリー」をオープンするなど、XANA上での活動を広げています。
NFTについて知りたい人は「【図解】NFTとは?仕組みや始め方・購入方法をわかりやすく初心者向けに解説」の記事をチェックするワン!
フジテレビなど大手企業が関わっている
XANAはフジテレビの人気番組「逃走中」をメタバース展開するなど、大企業とのコラボレーションを積極的に行っています。
様々な企業がXANAメタバース上の土地(LAND)で開発を行っており、今後の展開にも期待が寄せられています。
XANAとコラボしたプロジェクト
- フジテレビの人気番組「逃走中」をNFTゲーム化
- フジサンケイグループ3社がLANDを取得
- JR九州列車デザインTシャツをNFT化
XANAは様々な有名企業や人気IPとコラボを進めているんだね!
送金手数料・入出金手数料が無料!GMOコインの詳細を見る
→こちらから
XANAメタバースの始め方
XANAの始め方が知りたいな!
ここからは、デバイスごとのXANAの始め方を紹介するワン!
XANAの始め方①Androidの場合
XANAのアプリはAndroid版に対応しているため、Androidユーザーは手軽にXANAアプリを始められます。
Android版のXANAの始め方
- アプリをインストール
- メールアドレスやパスワードを設定してアカウントを登録
- アバターを作成し、メタバースに参加する
それほど難しい手順もなく、簡単にXANAのメタバースを始められるよ。
XANAの始め方②iOSの場合
XANAアプリはiOS版に対応していませんが、テスト版の「TestFlight」からメタバースを利用できます。
公式サイトからTestFlightアプリをインストールした後、XANAアプリをインストールしましょう。
なお、テスト版は1万人限定となるため、場合によっては利用できない可能性もあります。
iOS版アプリの対応にも期待したいワン!
XANAの始め方③PCの場合
XANAメタバースはPCブラウザ版が実装され、ブラウザから簡単に参加できるようになりました。
XANAブラウザ版の始め方
- XANA公式サイトにアクセスする
- 「無料で遊んでみる」をクリック
- イベントやワールドを選んで参加する
ブラウザ版はスマホでは対応していないから、利用する場合はPCからアクセスしよう。
\2年連続オリコン顧客満足度No.1/
各種手数料が無料!20銘柄以上の板取引に対応&ステーキングや外国為替FXなどサービスも豊富。
24時間いつでも最短10分で口座開設・取引開始できます。
※2024年 オリコン顧客満足度調査 暗号資産取引所 初心者 ランキング 第1位
仮想通貨XANA(ザナ)の価格チャート
仮想通貨XANA(XETA)の最高値は、2022年7月の上場直後につけた16.2円台です。
最高値から1か月で5円台に暴落し、10月には13円台まで上昇したものの、2022年の年末には4円台に下落しました。
2023年の年初は仮想通貨市場が全体的に上昇しており、XANAも追い風を受けて10円台に急騰しました。
その後は下落傾向を見せており、10月には1円台を割り込んでいます。
XANAは上場直後に下落しているけど、トークンセールで早めにXANAを買えた人は利益を出せたのかな?
トークンセール(0.01ドル)に参加した一般投資家のトークンにはロックアップがかかっているから、購入したトークン全てをすぐに売却することはできないんだ。
2年半かけてロックが解除される仕組みだよ。
XANAは価格変動が激しいから、投資を検討する場合は購入タイミングに気を付けるワン!
仮想通貨XANA(ザナ)の今後の将来性
仮想通貨XANA(ザナ)の将来性が知りたいな!
ここからは、XANA(ザナ)の今後の将来性を解説するワン!
ブレイキングダウンとコラボ
BREAKING DOWN(ブレイキングダウン)とは、1分1ラウンドで対戦する総合格闘技エンターテインメントのことです。
有名YouTuberで格闘家の朝倉未来氏が代表を務めています。
XANAはブレイキングダウンのスポンサーに就任しており、XANA x BreakingDownのコラボLAND販売も実施されています。
ブレイキングダウンCEOの朝倉未来氏は、仮想通貨IOSTへの投資やFAMEプロジェクトのアンバサダー就任など、様々な活動を行っているよ。
著名人が多く参加している
木梨憲武氏や手越祐也氏など、多方面で活躍する著名人がXANAへの参加を表明しました。
木梨氏はメタバース上での個展開催を目指しており、手越氏は音楽活動の場としてXANAの活用を予定しています。
XANAへの有名人の参加が増えることで、ユーザー数の拡大を期待する投資家も多くいます。
メタバースの普及によって、ユーザーとアーティストの距離が縮まると考える人もいるワン!
AIを取り入れたNFTを販売
XANAはAIを搭載したNFTの「XANA:Genesis AI」をリリースしており、メタバースだけでなくAI分野の開発も進めています。
公式サイトにアクセスして保有NFTキャラクターとのチャットができる他、今後はAIでできることが増えていく見込みです。
2022年の販売時の価格は0.1ETH(当時レート22,000円)で、10,000体のNFTが即日完売しているよ。
\2年連続オリコン顧客満足度No.1/
各種手数料が無料!20銘柄以上の板取引に対応&ステーキングや外国為替FXなどサービスも豊富。
24時間いつでも最短10分で口座開設・取引開始できます。
※2024年 オリコン顧客満足度調査 暗号資産取引所 初心者 ランキング 第1位
怪しい?仮想通貨XANA(ザナ)の投資リスク
仮想通貨XANA(ザナ)に投資するリスクや注意点も知っておきたいな。
仮想通貨XANA(ザナ)の投資リスクや注意点を5つ解説するワン!
CEOが前プロジェクトの発信を停止している
XANAのCEOであるRIO(久保武士)氏は、以前代表を務めていた「エンジェリウム」のプロジェクトに関する発信を停止しています。
エンジェリウムとはアダルトとVRを組み合わせた仮想通貨プロジェクトのことで、ANXトークンやANLトークンを運用できる配当型ウォレットを提供しています。
2018年にはICOでの資金調達を行っているプロジェクトであり、RIO氏の今後の発信や、XANAと関連したプロジェクトの発表を待っている投資家もいます。
エンジェリウムとは
- 2019年にマレーシア政府との提携を発表
- 上原亜依氏・加藤紗里氏などの有名人がプロジェクトに参加
- 月利4.5~12%の配当型ウォレットを提供しているが、エンジェリウム公式サイトからウォレットへのアクセスができなくなっている
- エンジェリウム公式noteからアクセスできるエンジェリウム公式Twitterのアカウントが消えている
- ノアコインで知られる泉忠司氏がプロジェクトに参加している
RIO氏はエンジェリウムの代表だったけど、今はプロジェクトから離れたっていう可能性もあるよね?
現在は関わりがないから発信を止めている可能性もあるけれど、XANAに投資するならRIO氏が過去に立ち上げたプロジェクトについてもリサーチすることをおすすめするよ。
投資を行う際は、プロジェクト内容だけでなく運営元の信頼性もチェックするのが大切だワン!
話題のNFTが暴落
2023年3月に無料配布されたXANAのNFT「XANA: PENPENZ x CryptoNinja」は、ローンチ直後に約40万円に急騰したものの、10月時点では1万円台に価格を下げています。
CryptoNinja…ブロガーで知られるイケダハヤト氏がプロデュースしたNFT
NFT市場全体の冷え込みもあり、XANA: PENPENZ(ザナ:ペンペンズ)のフロア価格は最高値の1.33ETHから0.045ETHまで下落しています。
XANA: PENPENZの無料配布を受ける「アローリスト」に当選する条件(例)
- XANAのNFT(LAND/Genesis/Alphapass)の保有者(LAND価格は当時レートで約76,000円~)
- XANAトークンをステーキングしている(ステーキング量でランキング10位以内に入るなどの条件あり)
- 3種類のNFTコレクション(CNP/APP/LLAC)の保有者(当時レートで計85万円~)
- ICL(イケハヤ仮想通貨ラボ)の会員(入会金98,000円・限定チャンネルへの参加にはCNP/APP/LLACを各1点以上保有する必要がある)
無料でもらえるNFTが40万円になったのはすごいけど、NFTをもらうには条件があったんだね。
無料配布のNFTは価格が崩れやすい特徴があるから、2次流通で買う場合は注意が必要だワン!
メタバース市場の好不況に影響を受ける
XANAはメタバース市場との関連性が非常に強く、メタバース市場が停滞すれば仮想通貨XANAの価格にも悪影響を及ぼす可能性があります。
上記画像は世界で「metaverse」という単語がどれだけ検索されているかの推移です。
2022年初頭をピークに検索数が減っており、日本語の「メタバース」も同様に検索数が減少しています。
人気メタバースのThe SandboxやDecentralandのLANDやトークンも価格を下げているため、XANAへの投資を検討する際はメタバース関連の最新ニュースを確認しましょう。
XANAの土地「LAND」のフロア価格も、0.5ETHから0.09ETHに下がっているよ。
メタバース関連銘柄を知りたい人は「メタバースの仮想通貨銘柄12選!買い方や将来性・選び方を初心者向けにわかりやすく解説」をチェックするワン!
価格変動の大きさに伴う損失リスク
XANA(ザナ)は主要銘柄に比べて時価総額や取引量が小さく、ボラティリティ(価格の値動き)が大きいアルトコインです。
取引量の小さい銘柄は大口投資家のトレードで価格が動きやすく、投資タイミングによっては大損につながる恐れがあります。
取引量や時価総額の小さい銘柄への集中投資はリスクが高いため、投資予算のすべてをXANAに回すのは控えるのが望ましいです。
仮想通貨投資に慣れていない方には、ビットコインやイーサリアムなど時価総額の大きい銘柄に分散投資をした上で、XANAへの投資の検討をおすすめします。
2022年10月の高値でXANAを10万円分買っていた場合、2か月後には4万円以下になっている計算だね。
購入タイミングには気を付けた方が良さそうだよ。
仮想通貨は短期間での爆上げが注目されやすいけど、その一方で暴落が起きているのも忘れてはいけないよ。
分散投資について知りたい人は「【仮想通貨】ポートフォリオの作り方とは?おすすめの管理アプリ5選や取引所も紹介」をチェックするワン!
仮想通貨と外国為替の両方を取引できる!GMOコインの詳細を見る
→こちらから
仮想通貨XANA(ザナ/XETA)の買い方
仮想通貨XANA(ザナ)はどこで買えるのかな?
XANA(ザナ)は国内取引所は買えないから、購入する際は海外取引所か分散型取引所(DEX)を使う必要があるワン!
国内取引所では扱われていない
XANA(ザナ)は国内取引所では購入できないため、海外取引所を利用して取引します。
海外取引所は日本円の入金に対応していないので、国内取引所で用意した仮想通貨を送って入金してください。
取引所に登録して口座が開設されたら、日本円を入金して送金用の仮想通貨を購入します。
送金用の仮想通貨は取引しやすいビットコインか、送金手数料が安いXRPなどを利用しましょう。
仮想通貨の送金におすすめの国内取引所
仮想通貨の始め方を詳しく知りたい人は「仮想通貨(ビットコイン)の始め方・やり方まとめ!稼ぐ方法を初心者向けにわかりやすく解説」を見ると良いワン!
海外取引所での買い方
XANA(ザナ)は海外取引所のBybit・Gate.io・Bitgetなどで売買が可能です。
なお、海外取引所の利用は規制が増えており、日本在住者へのサービス提供を停止している海外取引所が増えています。
海外取引所でXANAトークンを購入する際は、日本在住者が利用できる取引所かどうか、最新情報を確認した上で登録を行いましょう。
また、取引所間の送金はトラベルルールによる規制がかかるケースがあるため、各取引所の出庫対応についても最新ニュースを確かめてください。
海外取引所で仮想通貨XANAを購入する流れ
- 国内取引所で口座を開設し、海外取引所に送金する仮想通貨を用意
- 海外取引所で口座を開設し、口座のウォレットアドレスに仮想通貨を送金
- 届いた仮想通貨を使ってXANAを購入
海外取引所の使い方については「【規制あり?】海外の仮想通貨取引所の使い方!税金や違法性・おすすめの取引所を解説」をチェックしよう。
トラベルルールについては「トラベルルールとは?仮想通貨取引所の対応まとめ・影響や回避方法をわかりやすく解説」で確認するワン!
分散型取引所での買い方
XANA(ザナ)は分散型取引所(DEX)のPancakeSwapやTrader Joeでも売買できます。
なお、分散型取引所の利用にはメタマスクなどの仮想通貨ウォレットが必須です。
ハッキングによる資産の流出を防ぐためにも、セキュリティに関する知識をつけた上で仮想通貨ウォレットを利用しましょう。
分散型取引所を使ったXANA(ザナ)の買い方
PancakeSwapについては「【注意】Pancakeswap(パンケーキスワップ)の使い方・やり方【儲かるのか?】」を確認しよう。
分散型取引所を使うのは、初心者にはハードルが高いかもしれないね…。
仮想通貨初心者なら、無理をせずに国内取引所で買える銘柄の中から投資を検討するワン。
以前は銘柄数が少なかったけど、最近では様々なアルトコインを手軽に買えるようになったワン!
【筆者の独自見解】仮想通貨XANAは買い?他の銘柄と4項目を比較
結局のところ、仮想通貨XANA(ザナ)は買いなのかな?
取引量や騰落率などの観点を踏まえた上で、筆者の個人的な見解をお伝えします。
騰落率
騰落率とは、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを表す指標のことです。
2022~2023年の騰落率をBTC・ETH・XANAの3銘柄で比較すると、XANAは価格の変動が大きいことが分かります。
騰落率の比較(1か月ごと)
- BTC:+39.9% ~ -16.1%
- ETH:+57.7% ~ -17.6%
- XANA:+582.8% ~ -38.7%
→ローンチ直後の2023年7月を除くと+45.3% ~ -38.7%
2022年7月~2023年10月中旬のデータを比較
騰落率の比較(4半期ごと)
- BTC:+72.3% ~ -14.9%
- ETH:+52.4% ~ -13.5%
- XANA:+678.3% ~ -65.9%
→ローンチ直後の2023年Q3を除くと+21% ~ -65.9%
2022年7月~2023年10月中旬のデータを比較
XANAはリスクもリターンもありそうな仮想通貨だね。
安い時期に買って、上昇したタイミングで売ればいいんじゃないの?
「安い」と思って買ったとしても、その後も下落が続く可能性もあるんだ。
価格チャートの右側がどうなるかは、熟練のトレーダーでも予想が難しいことを覚えておこう。
XANAはローンチ直後の高騰が目を引きますが、2023年の上昇率はBTCやETHに軍配が上がります。
「ビットコインやイーサリアムの上昇率は小さい気がする」と考えている方は、XANAとのデータを比較してみると良いかもしれません。
取引量・アドレス数
取引量(24時間) | ホールディングアドレス数 | |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 約7,900億円 | 約4900万 |
イーサリアム(ETH) | 約3,600億円 | 約2.4億 |
ザナ(XANA) | 約6,000万円 | 約1.3万 |
仮想通貨XANAはBTC・ETHに比べて取引量が小さく、価格変動が大きい特徴があります。
また、BTCやETHは世界各国の取引所で扱われており、新しい投資家が参入しやすい市場が形成されつつあります。
ホールディングアドレス数
- 特定の仮想通貨を保有しているウォレットアドレス数。CoinCarpを参考
- アドレス数が多いと市場での流動性が大きくなり、価格の安定性が高まりやすくなる
- アドレス数が少ない場合、一部の大口投資家の売却によって価格が大きく動く恐れがある
取引量が小さく、保有者が限られている銘柄は、大口の売買によって価格が左右されやすいんだ。
ちなみにビットコインの場合は、個人ウォレットによる1億円規模のBTCの移動が毎日のように起きているワン!
日本のWeb3.0市場で知名度を拡大しているXANAですが、世界的な規模感で見るとビットコイン・イーサリアムよりも取引量がかなり小さいことを念頭に置く必要があります。
ロックアップ
ETHとXANAはプロジェクトの初期段階に資金調達を行っており、初期投資家(投資ファンドなど)にトークンを配布しています。
初期投資家に配布されたトークンはロックアップ(一定期間は売却不可)が設けられており、徐々に市場に放出される仕組みです。
ロックアップ
- ETH:初期投資家や開発チームに割り当てられたトークンのロックアップは、すでに全て解除されている
- XANA:今後数年間かけて段階的にロックアップが解除される。トークンの売り圧(売り注文の増加→価格下落の可能性)を考慮する必要がある
でも、ロックアップが解除されたとしても、初期投資家がガチホ(長期保有)することもあると思うけど…。
初期投資ラウンドでトークンを入手した投資家は、格安で仕入れているためロックアップ解除後にすぐに売却するケースもあります(例:XANAのシードラウンドは0.0064ドル、プライベートセールは0.01ドル)。
全ての投資家が一斉に売却するわけではありませんが、利益が出せるうちに売却し、他の有望な投資先に資産を回す戦略の投資家もいます。
また、XANAの場合はロックアップが解除されると循環供給量が増加し、インフレ率が上昇する可能性があります。
インフレが急速に進むと通貨の価値が下がりやすくなり、価格にも影響を与えるケースがあることをおさえておきましょう。
XANAのべスティングスケジュール
- 2022年7月21日:1.15億枚
- 2023年7月22日:8.12億枚
- 2024年7月22日:26億枚
- 2025年7月22日:41億枚
- 2026年7月22日:46億枚
- 2027年7月21日:50億枚
Chainbroker参照(2023年10月15日調査)
べスティングスケジュール…トークンの権利が確定する日程
紙幣をたくさん刷って、たくさんの紙幣が市場に出回ったら価値が下がるのと同じように、仮想通貨も流通枚数が増えたら価値が下がる可能性があるワン!
市場での流通枚数
循環供給量※ | リリース日 | |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 92.9% | 2009年 |
リップル(XRP) | 53.4% | 2012年 |
サンド(SAND) | 68.9% | 2019年 |
エイプコイン(APE) | 36.8% | 2022年3月 |
ザナ(XANA) | 2.5% | 2022年7月 |
スイ(SUI) | 8.6% | 2023年5月 |
ワールドコイン(WLD) | 1.3% | 2023年7月 |
XANAは他の仮想通貨プロジェクトに比べ、発行枚数に対する流通枚数が少ない特徴があります。
2023年10月時点で28%のトークンのロックが解除されていますが、市場に流通している枚数は限定的です。
運営元が何らかの理由でトークンの流通枚数を制限している可能性があるため、投資を検討する際は公式の最新情報を確認するのをおすすめします。
なお、XANAトークンは運営のウォレットと思われるアドレスに96%のトークンが集中しています。
96%は他のプロジェクトと比較しても、かなり高い水準です。
1つのアドレスにトークンが集中している場合、トークン保有者の大量売却によって価格が大きく動く可能性があるワン!
【筆者の見解】仮想通貨XANAは買いなのか
個人的な見解ですが、XANAに投資資金の大半を使うのはリスクが高いと思います。
値動きが非常に大きいため、投資に慣れていない人が十分な知識なしに購入するのはおすすめできません。
XANAは日本国内での知名度は広がりつつありますが、世界的な規模で見ると、ビットコイン・イーサリアムに比べて知名度・活用事例ともに限定的と言えます。
「日本で開発が進むプロジェクト」という理由で購入する場合でも、資金の一部を投入するに留め、リスクを分散することを推奨します。
筆者の見解
- BTC:安定性・長期的な上昇が期待される銘柄
- ETH:イーサリアムステーキングによる運用が可能。広い分野で活用されている
- XANA:リスクをとってリターンを狙う投資家に向けた選択肢の1つ
大企業と多く提携している点は魅力だけど、取引量の少なさや今後のインフレ懸念など、リスクがある点もおさえておこう。
購入するなら余剰資金(無くなっても生活に影響のないお金)の範囲で買うのを心掛ける必要があるね!
仮想通貨XANA(ザナ/XETA)に関するQ&A
仮想通貨XANA(ザナ)について、よくある質問集をチェックしておきたいな。
Q&Aを確認して、仮想通貨XANA(ザナ)への疑問を解消するワン!
仮想通貨XANA(ザナ)はステーキングできる?
XANAは公式サイトを使ってステーキングできます。
仮想通貨XANAとLANDをステーキングすると、NFTやLANDなどの特典をもらえます。
ステーキング量で上位にランクインすれば、より価値の高い報酬を獲得可能です。
XANAでステーキングする流れ
- メタマスクのAvalancheネットワークにXANAとガス代のAVAXを用意
- XANAをAvalancheネットワークからXANAチェーンにブリッジ
- XANA公式サイトに接続してステーキングを行う
ステーキングについては「ステーキングとは?仮想通貨で利回りを得られる仕組みやデメリット・やり方をわかりやすく解説」を見るといいよ。
仮想通貨XANA(ザナ)の稼ぎ方は?
XANAの稼ぎ方として、流通しているNFT・LAND・XANAトークンなどを売買して利益を狙う方法が挙げられます。
購入・売却のタイミング次第では、トレードによる利益が見込めます。
XANAの稼ぎ方
- XANAのNFT・LAND・仮想通貨XANAを売買する
- NFTマーケットプレイスのZANALIA(ザナリア)でNFTを販売する
- NFTゲームの「NFTDUEL」をプレイして収益化を目指す
NFTを使った稼ぎ方については「【最新】NFTの稼ぎ方!アート・転売・ゲームで稼ぐ方法や注意点を解説」をチェックするワン!
仮想通貨XANA(ザナ)の最新ニュースを確認する方法は?
仮想通貨XANA(ザナ)に関する最新ニュースは、以下のサイトからチェックできます。
仮想通貨XANAの情報を確認できるサイト
ホワイトペーパーは「What is XANA – XANA Whitepaper」でチェックできるよ。
仮想通貨XANA(ザナ)の現在価格は日本円でいくら?
仮想通貨XANA(ザナ)の価格情報
- XANAの現在価格
→上記リアルタイムデータを参照 - XANAの最高値
→約16.2円(2022年7月) - XANAの最安値
→約0.94円(2023年10月)
※コインマーケットキャップの終値を参考(データは2023年10月時点)
価格が安い時期にXANAに投資するのも、選択肢の1つかもしれないね!
筆者のポイントまとめ
仮想通貨XANA(ザナ)は値動きが激しい仮想通貨です。
時価総額の小さい仮想通貨は爆上げに目が行きがちですが、購入後に暴落して損をする可能性があることも忘れないでください。
仮想通貨XANA(ザナ)は2022年のローンチ直後に高騰したものの、その後大きな暴落も記録している仮想通貨です。
購入を検討する場合は、余剰資金(失っても生活に影響が出ないお金)の範囲での投資を心掛けましょう。
取引量の小さい銘柄に集中投資をするのは非常にリスクが高いため、ビットコインやイーサリアムなどの銘柄と合わせてポートフォリオを組むことを検討してください。
仮想通貨XANAポイントまとめ
- XANAはWeb3.0とAIを活用したメタバースプラットフォーム
- 日本語で利用できる他、日本の有名企業や人気IPとコラボを行っている
- 仮想通貨XANAは海外取引所やDEXで購入できる
海外取引所に送金する際は、送金手数料が無料のGMOコインを使うとコストを抑えられるよ。
20種類以上のアルトコインが板取引に対応しているから、自分好みの仮想通貨を見つけるきっかけにもなるんだ。
実際に利用すれば手数料の安さが分かるはずだワン。
興味がある人はサクッと無料登録しておくと良いワン!
\今すぐ口座開設可能/
100円から手軽に始められる!
口座開設申込から最短10分でビットコイン購入可能
あわせて読みたい
【消費者庁・金融庁提供】暗号資産投資に関する注意喚起
- 消費者庁提供
→暗号資産にご注意ください 注意喚起 詐欺 詳細版 (caa.go.jp) - 金融庁提供
→無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について - 警察庁提供
→暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください! - 国税庁
→仮想通貨の税務上の取扱い-現状と課題- - デジタル庁
→Web3.0 研究会報告書~Web3.0 の健全な発展に向けて~ - 経済産業省
→ブロックチェーンのイノベーションに対する価値とグローバルな視点で推進のための注力すべきこと - 日本銀行
→暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?
- 国民生活センター
→暗号資産に関する消費者トラブル - 政府広報オンライン
→暗号資産の「必ずもうかる」に要注意!マッチングアプリやSNSをきっかけとしたトラブルが増加中 - 日本暗号資産取引業協会(JVCEA)
→暗号資産に関するトラブルにご注意ください!