毎週水曜日に更新する『仮想通貨の注目ニュース』では、いろはにマネー会員様に向けて仮想通貨市場の出来事をお伝えします。
今週は、仮想通貨担当ライターの南茂がお届けします。
グーグル、ビットコインETFの広告掲載が可能に
ビットコインの価格チャート
グーグルは1月29日に仮想通貨に関する広告のルールを更新しており、グーグルに承認を受けた企業はビットコインETFの広告を掲載できるようになりました。
ビットコインETFは11の運用会社が取り扱っており、すでにテレビCMなどでマーケティング競争が始まっています。
グーグル広告に表示されることでビットコインETFの認知度上昇につながるため、さらなる市場拡大・資金流入を期待する声が上がっています。
なお、ビットコインETFはグレースケールの手掛けるGBTC利確売りが続き、ブラックロックのIBIT・フィデリティのFBTCなどへの流入が見られました。
このトピックに関連するコース
OpenSea、買収される可能性が浮上
2021~2022年のNFTブームを牽引したNFTマーケットプレイスの「OpenSea」が、今後買収される可能性が浮上しています。
2023年のNFT市場の冷え込みに加え、競合マーケットプレイスの「Blur」にも出来高で大きく離されている状況です。
ビットコインOrdinalsを扱うOKX NFTマーケットプレイスも勢いがあり、ビットコインOrdinals未対応のOpenSeaは苦戦を強いられています。
OpenSeaのCEOはインタビューに対し、「適切な提携先が現れれば検討すべきと考えている」「買収先を積極的に探している訳ではなく、すぐに買収される予定もない」といった旨の回答をしています。
このトピックに関連する記事
パルワールド、NFTに誘導する公式なりすましが出没
— パルワールド/Palworld 公式 (@Palworld_JP) January 23, 2024
#パルワールド 、リリースから4日で売上本数600万本達成しました!!
本当にありがとうございます!
最大同時接続プレイヤー数も170万人を超えました。
現在、一部ユーザーで発生中の障害やバグを最優先で対応中です。
今後とも #パルワールド と #ポケットペア の応援よろしくお願いします。 pic.twitter.com/RUhgZ5Rsd0
「ポケモンやゼルダに似ている」と話題のゲーム・パルワールド運営元になりすまし、NFTに誘導する偽アカウントが出没しました。
なお、パルワールドの運営元「ポケットペア」は、仮想通貨取引所・コインチェックの共同創業者の1人が率いるゲーム企業であることから、NFT界隈で大きな注目を集めています。
ポケットペアはNFTゲーム「キャプテン翼ライバルズ」を開発したKlabとの協業も報じられており、パルワールドとNFTの関連性に期待を高めている声も見られます。
偽アカウントはXが公式に認証した金バッジをつけるなど非常に悪質であり、運営元のポケットペアは法的措置を検討しているとのことです。
このトピックに関連する記事
おすすめの仮想通貨取引所
- bitbank(ビットバンク)
→筆者のメイン取引所。全銘柄が板取引に対応、アプリでの板取引もしやすい。 - GMOコイン
→出庫手数料無料。ビットコインやイーサリアムを出庫したいときに活用できる。 - SBIVCトレード
→イーサリアムのステーキングに対応、長期保有に活用できる。出庫手数料無料だが出庫できない仮想通貨がある点に注意