EOS(イオス)はかつて時価総額ランキングトップ5に入っていた時期がある、歴史の長い仮想通貨プロジェクトです。
2023年に国内取引所に初上場し、誰でも簡単にEOSを買えるようになりました。
今回は、EOSの価格推移や将来性、投資リスクや買い方を分かりやすく解説します。
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仮想通貨EOS(イオス)とは?
通貨名 | EOS(イオス) |
---|---|
シンボル | EOS |
主な取引所 | BitTrade(ビットトレード) |
現在の価格 | 約84円 |
発行枚数 | ー 循環供給量:約11億枚 |
時価総額 | 930億円 時価総額ランキング:57位 |
ツイッター | https://twitter.com/EosNFoundation |
公式HP | https://eosnetwork.com/ |
EOS(イオス)とは、2017年にローンチされたブロックチェーンのことです。
プログラマーが開発しやすいネットワークの実現を目指しており、様々な開発ツールを提供しています。
著名なエンジニアであるダニエル・ラリマー氏と、ブロックチェーン事業に関わってきた起業家のブレンダン・ブルマー氏がBlock.one社を立ち上げ、イオスプラットフォームを開発しています。
2017年に大規模な資金調達に成功したものの、様々な問題点も指摘されているプロジェクトだよ。
EOSの主な特徴として、以下の3つが挙げられるワン!
取引手数料が安い
EOSは取引手数料が安く、場合によっては取引手数料無料で利用できます。
EOSブロックチェーンはユーザーが取引手数料を直接支払わない、独自の仕組みが設計されています。
EOSネットワークを利用する際は、EOSトークンをステーキングすることで手数料を削減可能です。
なお、仮想通貨取引所でEOSを取引・出金する際は、別途手数料が発生する可能性があるよ。
処理速度が速い
EOSは高速なトランザクション(取引)処理を行うために、限られたノード数で効率的な検証を行っています。
※ノード…ブロックチェーンネットワークの一部を形成するコンピューターやサーバーのこと
TPS(秒間トランザクション件数)は100万件と言われており、ビットコインの7TPS・イーサリアムの15TPSと比較して非常に性能が高いとされています。
Phemexが2022年に公開したTPS比較では、EOSは4000TPSとされているワン!
DPoSを採用
EOSはコンセンサスアルゴリズムにDPoS(Delegated Proof of Stake)を採用しています。
※コンセンサスアルゴリズム…「合意の方法」という意味で、ブロックチェーンに取引を記録するための仕組み
EOSトークンの保有量に応じた投票権を獲得でき、投票によってブロック生成者が選ばれる仕組みです。
PoSのデメリットを解決し、より効率的な取引の検証ができるシステムと言われています。
コンセンサスアルゴリズムの種類
- PoW(Proof of Work/例:ビットコイン)
→マイナー(採掘者)が大量の計算処理を行ってブロックを生成し、報酬を受け取る仕組み。セキュリティ面に優れる - PoS(Proof of Stake/例:イーサリアム)
→仮想通貨の保有量に比例して、ブロック生成の承認作業を行う権利が与えられる。電力消費が少ない
PoSは全てのトークン保有者がブロック生成の権利を得る可能性があるけれど、DPoSはトークン保有者に選ばれた代表者がブロック生成の権利を得るんだ。
EOSは効率的な仕組みで処理速度を高めているんだね!
EOSを買える取引所は少ないと聞いたけど、日本の取引所でも購入できるのかな?
EOSは国内取引所のビットトレードで買えるようになったワン!
下記はビットトレードの実際のアプリ画面だワン。初心者にも分かりやすい作りでEOSやビットコインを手軽に買えるワン!
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仮想通貨EOS(イオス)の価格チャート
仮想通貨EOS(イオス)の今までの値動きが知りたいな。
ここからは、EOS(イオス)の価格推移をチャートで見ていくワン!
※価格は2023年10月の為替レートで計算しています。
仮想通貨EOS(イオス)の全期間チャートを確認
EOSの最高値は、2018年につけた約2,080円台です。
ただし、急騰後に大きな売りが入っており、7か月後には約220円台まで暴落しています。
EOSの当初のICO価格は1ETH=306EOSで、当時レートで1EOS=約0.925ドル(100円前後)でした。
2018年と2021年に高騰したものの、2023年にはICO価格を割り込む下落を記録しています。
EOSは7か月で10分の1近い暴落を記録するなど、価格変動がかなり激しい側面があったんだ。
2021~2022年の値動き【チャート】
2021年は仮想通貨市場全体が上昇相場を迎え 、EOSも追い風を受ける形で価格を上昇させました。
5月にはステーキング報酬・インフレ率増加の提案に伴い、EOSの価格が100%急騰しました。
11日にはEOS開発会社Block.one社が子会社のBullish Globalの設立と資金調達を発表し、EOSチェーンを導入した取引所の計画が公開された影響で、年初来高値の1,220円台を記録しています。
2022年には仮想通貨市場全体の暴落に影響を受けて、EOSの価格も下落しました。
2月にはイオス財団がBlock.one社への法的措置の準備を明言するなど、様々な課題や内紛に直面している様子も見受けられました。
なお、2021年には運営元だったBlock.one社が、ネットワークから追放されているよ。
2022年9月にはEOSブロックチェーンのハードフォーク予定が発表されているワン。
Block.one社との距離を置いたリブランディング戦略で、「Antelope」という新しいブランド名が発表されたワン!
2023年の価格動向【チャート】
2023年の年初には、EOSの価格上昇傾向が見られました。
仮想通貨市場が全体的に上昇を見せており、EOSも2か月半で1.5倍に価格を上げました。
4月には80億円の資金調達を発表し、再起に向けた動きに期待が寄せられています。
EOSをベースにしたプロジェクトの強化や、EOSイーサリアム仮想マシン(EVM)の発表もあり、今後の動向にも注視する必要があります。
2023年9月には一時80円台を割り込むなど、価格の下落が見られたよ。
今後も価格推移を注意深く見守ろう。
2022年から下落傾向が続いている分、今度は上昇に期待したいな!
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仮想通貨EOS(イオス)の将来性・今後の価格予想
仮想通貨EOS(イオス)の将来性が知りたいな!
ここからは、EOS(イオス)の今後の将来性を解説するワン!
ICOで知名度を高めた
EOSは2018年に行ったICO(新規通貨公開)において、過去最高となる40億ドル(当時レート約4,400億円)の資金調達に成功しました。
天才エンジニアとの呼び声が高いダニエル・ラリマー氏と、著名な起業家であるブレンダン・ブルマー氏によって考案されていたブロックチェーンであり、投資家からの期待を集めました。
格付け機関に高評価を受けたことがある
EOSは米国投資格付け機関のWeiss Ratingsから、高い評価を受けた過去があります。
2019年にWeiss Ratingsが発表した報告書では、最高ランクの仮想通貨としてEOS・XRP・ビットコインが挙げられています。
トランザクション数の高さや取引量の増加ペースなどを考慮され、高評価を受けた模様です。
EOSは中国での開発が行われていることから、「中国版イーサリアム」という声も上がっているワン!
仮想通貨EOS(イオス)の将来価格予想
2025年 | 2029年 | |
---|---|---|
Digital Coin Price | 1.96ドル | 4.22ドル |
Price Prediction | 1.77ドル | 8.04ドル |
海外の仮想通貨AI価格予想サイトによる、仮想通貨EOS(イオス)の価格予想は上記の通りです。
今後の価格上昇を見込んだ、ポジティブな予想が出ています。
2023年の年初に0.86ドル台だったEOSが、6年後には4~9倍くらいに高騰する予想が出ているんだね!
EOSの価格はイオスの開発状況だけでなく、金融市場全体の相場にも影響されるんだ。
AI価格予想はあくまでも参考程度にして、冷静に投資判断を行おう。
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仮想通貨EOS(イオス)の投資リスク・注意点
仮想通貨EOS(イオス)に投資するリスクや注意点も知っておきたいな。
EOS(イオス)の投資リスクや注意点を5つ解説するワン!
中央集権性が指摘されている
EOSは取引処理の速さに優れる一方で、中央集権的な仕組みを問題視する声も上がっています。
EOSブロックチェーンの承認者であるスーパーノードに影響力が集中しており、EOSのエコシステムを危惧する投資家もいます。
EOSへの指摘
- チャールズ・ホスキンソン氏(カルダノ共同創設者)
→21のスーパーノードが支配する中央集権的な仕組みを批判。EOSトークンの90%が1%のアカウントに支配されているレポートを紹介 - イオス・ニューヨーク(イオスのBP/ブロックプロデューサー)
→ネットワーク上の6つの登録BPが同一の存在に管理されていることを示すデータを提示
※EOSのブロックプロデューサー(ノードオペレーター)には、中国やアジア地域に拠点を持つものが多いという指摘もある
ちなみに、2018年に中国の行政機関が行った「国際パブリックチェーンランキング」では、EOSが1位に選ばれているよ。
2位がイーサリアム、3位がNEOで、ビットコインは17位なんだ。
ICOでの不正が疑われている
EOSの実施したICOには複数の問題点が指摘されており、EOSの価格に大きな影響を与えていると考えられています。
EOSのICOに対する指摘
- ウォッシュトレード(仮装売買)
→「複数のアカウントが人為的に取引高・価格をつり上げて高騰させている」という指摘がある - 資金の流用
→「ICOで調達した資金(約4,400億円)の一部を、テザー(USDT)の準備金に流用している」という指摘がある - 未登録でICOを実施
→SEC(米証券取引委員会)はEOS発行企業のBlock.oneに対し、未登録のICOを行ったとして総額2,400万ドルの罰金を科している
なお、テザー(USDT)とは米ドル連動のステーブルコインのことで、EOSとテザーにはブロック・ピアース氏という共通の創始者がいるんだ。
テザーは1ドルに相当する価値を保証するために、同等の価値の準備金を持っているとされているワン。
EOSのICO後にテザー社の監査レポートが発表され、2900億円相当の米ドルが預金されていることに疑念の声が上がったワン!
訴訟問題が発生
EOSを開発したBlock.one社は様々な訴訟問題を抱えており、価格への悪影響を危惧する投資家も多くいます。
EOSのICO参加者が起こした集団訴訟では、Block.oneが米国証券法に違反し、投資家の誤解を招くような広告を行ったことなどが問題視されています。
また、投資約束を履行しなかったとして、イオス財団はBlock.oneに対する法的措置を開始しました。
なお、Block.one社の初期の技術メンバーはすでに離脱しており、エンジニアのダニエル・ラリマー氏も退社しているよ。
EOSトークンの実用性がない
EOSトークンはICOによる資金調達を目的に作られた側面が大きく、EOSの使い道自体は少ないのが現状です。
EOSをステーキングすることでガバナンスに参加したり、ネットワークリソースを確保したりできますが、他の仮想通貨に比べると使い道は限定的です。
イオスのプラットフォームが発展したとしても、EOSの価値が連動して上昇するとは限らない点に注意しましょう。
なお、EOSトークンはかつて発行上限10億枚に設定されていたんだけど、今では発行枚数が11億枚を超えているんだ。
現時点でのEOSの発行上限は、無限に変更されているワン!
値動きの大きさに伴う損失リスク
取引量の多い主要銘柄に比べ、仮想通貨EOS(イオス)はボラティリティ(価格の値動き)が大きい金融資産です。
高騰する可能性がある一方で下落幅も大きく、投資タイミングによっては大損につながる恐れがあります。
アルトコイン1銘柄の集中投資はリスクが高いため、他の投資への分散投資を検討するのが望ましいです。
仮想通貨投資に慣れていない方には、ビットコイン・イーサリアムなど時価総額ランキング上位の銘柄を中心にポートフォリオを組むのをおすすめします。
時価総額の小さいアルトコインは、安い時期に買って大量保有している大口投資家の売りが起こりやすいんだ。
価格が急落するリスクがあることを覚えておこう。
2023年3月の年初来高値でEOSを10万円分買っていた場合、3か月後には5万円になっている計算だワン。
高値掴みに注意しつつ投資を検討するワン!
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取引所名 | BitTrade(ビットトレード) |
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- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインSV(BSV)
- ディープコイン(DEP)
- アスターネットワーク(ASTR)
- コスモス(ATOM)
- コスプレトークン(COT)
- ジャスミー(JASMY)
- ライトコイン(LTC)
- フレア(FLR)
- カルダノ(ADA)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ポルカドット(DOT)
- アイオーエスティー(IOST)
- シンボル(XYM)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- トロン(TRX)
- テゾス(XTZ)
- クオンタム(QTUM)
- ボバネットワーク(BOBA)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- リスク(LSK)
- オントロジー(ONT)
- イオス(EOS)
- ドージコイン(DOGE)
- シバイヌ(SHIB)
- サンド(SAND)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- メイカー(MKR)
- ダイ(DAI)
- ポリゴン(MATIC)
- ソーラー(SXP)
- ソラナ(SOL)
- トンコイン(TON)
- アプトス(APT)
- スイ(SUI)
- ビルドアンドビルド(BNB)
- パレットトークン(PLT)
- モナコイン(MONA)
仮想通貨EOS(イオス)は国内取引所のBitTrade(ビットトレード)での取り扱いが始まり、日本でも手軽に買えるようになりました。
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アスターネットワーク(ASTR)・コスモス(ATOM)・シンボル(XYM)など、様々な銘柄を購入できるんだ。
BitTradeについては 「BitTrade(ビットトレード)の口コミ・評判は?手数料やキャンペーン情報を徹底解説」 の記事をチェックするワン!
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仮想通貨EOS(イオス)の買い方・購入方法
仮想通貨EOSの買い方が知りたいな。
ここからは仮想通貨EOSの購入方法を紹介するワン!
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まずはBitTrade(ビットトレード)の公式サイトにアクセスして、無料登録を行いましょう。
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→名前や投資に関する情報などを入力 - 本人確認を行う
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本人確認後、最短即日で取引を始められるワン!
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仮想通貨の始め方を詳しく知りたい人は「仮想通貨(ビットコイン)の始め方・やり方まとめ!初心者向けにわかりやすく解説」を見るといいよ。
日本円を入金する
取引口座が開設されたら、取引に使う日本円を入金しましょう。二段階認証を設定すれば、入金ができるようになります。
入金方法は以下の4種類です。
- クイック入金:無料(ペイジー入金を除く)
- 振込入金/ペイジー入金/コンビニ入金:振込手数料負担あり
スマホアプリ・PC版のどちらからでも入金できるよ。
イオス(EOS)を購入する
口座への入金が反映されたら取引に移ります。
手軽に買いたい方は販売所、コストを抑えたい方は取引所を使うのがおすすめです。
販売所を使った仮想通貨の買い方
- 「販売所」へ進み、EOSを選んで「買う」をタップ
- 購入したい金額を入力し、「買う」をタップ
- 注文内容を確認し、注文を確定させる
取引所を使った仮想通貨の買い方
- 「取引所」へ進んでEOSを選択
- 注文方法・注文数量などを設定し、「買う」をタップ
- 確認画面から注文を確定する
登録・入金・購入まで、全部スマホでできるんだね!
意外と簡単にEOSを買えそうだよ。
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【筆者の独自見解】仮想通貨EOS(イオス)は買い?他銘柄と4項目を比較
結局のところ、仮想通貨EOSは買いなのかな?
取引量や騰落率などの観点を踏まえた上で、筆者の個人的な見解をお伝えします。
騰落率
騰落率とは、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを表す指標のことです。
2022~2023年の騰落率をBTC・ETH・EOSの3銘柄で比較すると、EOSの上昇率は特別高いわけではないことが分かります。
騰落率の比較(1か月ごと)
- BTC:+39.9% ~ -37.9%
- ETH:+57.7% ~ -45.1%
- EOS:+44.6% ~ -33.0%
騰落率の比較(4半期ごと)
- BTC:+72.3% ~ -56.7%
- ETH:+52.4% ~ -67.6%
- EOS:+38.7% ~ -67.4%
EOSはリスクもリターンもありそうな仮想通貨だね。
安い時期に買って、上昇したタイミングで売ればいいんじゃないの?
「安い」と思って買ったとしても、その後も下落が続く可能性もあるんだ。
価格チャートの右側がどうなるかは、熟練のトレーダーでも予想が難しいことを覚えておこう。
2022~2023年Q3の期間では、1か月ごとの上昇率が最も高かった記録はETH(2022年7月)、4半期ごとではBTC(2023年Q1)でした。
「ビットコインやイーサリアムの上昇率は小さい気がする」と考えている方は、EOSとのデータを比較してみると良いかもしれません。
取引量・アドレス数
取引量(24時間) | ホールディングアドレス数 | |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 約1.8兆円 | 約4,900万 |
イーサリアム(ETH) | 約6,600億円 | 約2.4億 |
イオス(EOS) | 約120億円 | 約602万 |
仮想通貨EOSはBTC・ETHに比べて取引量が小さく、価格変動が大きい特徴があります。
また、BTCやETHは世界各国の取引所で扱われており、新しい投資家が参入しやすい市場が形成されつつあります。
ホールディングアドレス数
- 特定の仮想通貨を保有しているウォレットアドレス数。CoinCarpを参考
- アドレス数が多いと市場での流動性が大きくなり、価格の安定性が高まりやすくなる
- アドレス数が少ない場合、一部の大口投資家の売却によって価格が大きく動く恐れがある
取引量が小さく、保有者が限られている銘柄は、大口の売買によって価格が左右されやすいんだ。
ちなみにビットコインの場合は、個人ウォレットによる1億円規模のBTCの移動が毎日のように起きているワン!
EOSの取引量を世界的に見ると、ビットコイン・イーサリアムの規模感より大分小さいことを念頭に置く必要があります。
分散性
ノード数 | |
---|---|
ビットコイン | 約16,800 |
イーサリアム | 約7,200 |
イオス | 約20 |
ノードとは、ブロックチェーンネットワークの一部を形成するコンピューターやサーバーのことです。
ノードが多いほどネットワークが分散され、中央集権的な問題が発生しにくくなります。
イオスは少ないノードでの高速処理を得意としていますが、分散性やセキュリティの面ではビットコイン・イーサリアムの方が優れていると言えます。
ノード数が多いほどデータの改ざんが難しくなる上に、災害や紛争などの地理的なリスクも下がるんだ。
ちなみに、ソフトウェア開発プラットフォームの「GitHub」における各プロジェクトのStars(お気に入りに追加しているユーザー数)は、ビットコインが約7万・イーサリアムが約4万・イオスが約180だワン!
DeFiのシェア率
イオスと他のブロックチェーンのDeFiプラットフォームを比較すると、TVL(預かり資産)でかなりの差が見られます。
2023年10月時点、イオスの市場シェア率は0.1%にとどまっています。
プラットフォーム系のブロックチェーンは競合が非常に多いため、他プロジェクトとの差別化要素を打ち出せるかに注目です。
EOSで最もTVLが高いDeFiはEOS REX(TVL:$34.92m)だよ。
同じレンディングプロトコルで最もTVLが高いAAVEが$4.825bだから、規模感が大分異なることが分かるね。※2023年10月時点
【筆者の見解】仮想通貨EOSは買いなのか
個人的な見解ですが、EOSに投資資金の大半を使うのはリスクが高いと思います。
値動きが大きいため、投資に慣れていない人が十分な知識なしに購入するのはおすすめできません。
日本での取り扱いが始まったEOSですが、世界的な規模で見ると、ビットコイン・イーサリアムに比べて取引規模・活用事例ともに限定的と言えます。
値ごろ感を意識して購入する場合でも、資金の一部を投入するに留め、リスクを分散することを推奨します。
筆者の見解
- BTC:安定性・長期的な上昇が期待される銘柄
- ETH:イーサリアムステーキングによる運用が可能。広い分野で活用されている
- EOS:リスクをとってリターンを狙う投資家に向けた選択肢の1つ
取引量の少なさやEOSコミュニティで起きたトラブルなど、リスクがある点もおさえておこう。
購入するなら余剰資金(無くなっても生活に影響のないお金)の範囲で買うのを心掛ける必要があるね!
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仮想通貨EOS(イオス)に関するQ&A
仮想通貨EOS(イオス)について、よくある質問集をチェックしておきたいな。
Q&Aを確認して、仮想通貨EOS(イオス)への疑問を解消するワン!
仮想通貨EOS(イオス)は日本で購入できる?
仮想通貨EOSは2023年9月に国内取引所のBitTrade(ビットトレード)に上場し、日本の取引所を使って買えるようになりました。
ビットトレードのEOS取引は販売所・取引所の両方に対応しており、好きな取引方法を選んでEOSを売買できます。
2017年にローンチされた歴史ある仮想通貨が、日本でも買えるようになったんだね!
仮想通貨EOS(イオス)の最新ニュースを確認する方法は?
仮想通貨EOS(イオス)に関する最新ニュースは、以下のサイトからチェックできます。
仮想通貨EOSの情報を確認できるサイト
ロードマップは「Roadmap – EOS Network」でチェックできるよ。
仮想通貨EOS(イオス)の現在価格は日本円でいくら?
仮想通貨EOSの価格情報
- EOSの現在価格
→上記リアルタイムデータを参照 - EOSの最高値
→約2,360円(2018年4月) - EOSの最安値
→約71円(2017年10月)
※コインマーケットキャップの終値を参考(データは2023年10月時点)
価格が安い時期にEOSに投資するのも、選択肢の1つかもしれないね!
筆者のポイントまとめ
仮想通貨EOS(イオス)は値動きが激しい仮想通貨です。
時価総額の小さい仮想通貨は爆上げに目が行きがちですが、購入後に暴落して損をする可能性があることも忘れないでください。
仮想通貨EOS(イオス)は2018年に爆上げしたものの、その後大きな暴落も記録している仮想通貨です。
購入を検討する場合は、余剰資金(失っても生活に影響が出ないお金)の範囲での投資を心掛けましょう。
取引量の小さい銘柄に集中投資をするのは非常にリスクが高いため、ビットコインやイーサリアムなどの銘柄と合わせてポートフォリオを組むことを検討してください。
仮想通貨EOSポイントまとめ
- 2017年にローンチされ、ICOで大規模な資金調達に成功している
- ICOでの不正の疑いや内部紛争など、様々なニュースが報じられている
- EOSは国内取引所のBitTradeで購入できる
EOSの購入を検討しているなら、国内取引所のビットトレードでアカウント登録を行っておこう。
30種類以上のアルトコインが取引できるから、自分好みの仮想通貨を見つけるきっかけにもなるんだ。
実際に利用すれば、日本ではなかなか買えないマイナー銘柄の豊富さが分かるワン。
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