「仮想通貨やめとけ」は本当？初心者向きの投資方法やおすすめの始め方を徹底解説

ハイリスク・ハイリターンなイメージを持たれがちな仮想通貨ですが、投資方法を間違わなければ初心者でもリスクを抑えつつ投資を始められます。

今回は、「仮想通貨やめとけ」と言われる理由や、初心者向きの投資方法について分かりやすく解説します。

「仮想通貨やめとけ」と言われる5つの理由

やめておいた方がいい理由を5つピックアップしました。

仮想通貨への正しい知識がないから

仮想通貨を「やめとけ」という人の中には、正しい知識を持たずに否定している人がいます。

身近な人から「仮想通貨はやめとけ」と言われた場合は、相手が仮想通貨に対して正しい知識を持っているかどうかを考えてみましょう。

投資自体を悪だと考えているから

日本には「働いて得たお金は貯金すべき」という考え方が根強く残っており、投資自体を悪だと決めつけている人がいます。

数十年前の時代やバブルの時期は、預金の金利が4～6％を超えることもありました。しかし近年は0.001～0.002％程度の低金利が続いており、かつての状況とは全く異なります。

ハイリスクなイメージが強いから

仮想通貨は価格変動が激しい金融資産であり、「ハイリスクで危険な投資」という印象を持たれがちです。

「億り人（億万長者）」のニュースや「数千万の損をした」という話題が多く、危険な投資先というイメージを持つ人もいるでしょう。

危険すぎる仮想通貨詐欺が多いから

仮想通貨の中には詐欺目的で作られたコインも多く、価格上昇や年利の良さをうたって資金を奪おうとするプロジェクトが多いのが現状です。
日本の大企業とのコラボをアピールしたり、投資の仕組みを複雑化したりして、慣れない初心者を騙そうとする運営元・コミュニティは多数存在します。

ビットコインのように世界的に取引されている仮想通貨だけでなく、犯罪組織が発行する詐欺コインもあるため、「安易な投資はやめとけ」と注意喚起する人もいます。

億り人が税金を払えず借金地獄になる事例があるから

仮想通貨バブルの翌年には、「税金計算をせずに利益を使い果たしてしまい、翌年に請求される莫大な税金を支払えない」という事例が多数発生しました。
仮想通貨には株式投資よりも厳しい税率が課せられており、億り人（億万長者）になった人には55％の税率がかかります。

仮想通貨を売却したり、他の仮想通貨と換えたりした時には課税対象となるため、仮想通貨を利確（利益確定）する際は税金に関する知識をつけておく必要があります。

【こんな人はやめとけ】仮想通貨をおすすめしない人の特徴

おすすめしない人には以下の3つを挙げました。

すぐにでも稼げると考えている人

「すぐにでも億り人になりたい」と考えている方には、仮想通貨投資はおすすめできません。

仮想通貨投資の手法の中には、ハイリスク・ハイリターンなトレード方法も存在します。しかし、初心者がリスクの高い投資手法に手を出してしまうと、大損につながる可能性が濃厚です。

お金に余裕がない人

仮想通貨や株式などへの投資は、余剰資金（無くなっても生活に影響を与えないお金）の範囲で行うのが鉄則です。

借金をしたり、生活費を割いたりして投資に回すのはやめましょう。

価格変動を見るのがつらい人

仮想通貨は価格変動が激しく、急落・高騰もしばしば起こります。

価格の暴落を見るのがストレスだと感じる方には、あまり向いていない投資といえます。

「やめとけ？」仮想通貨の体験談

【失敗談】借金して大損した

レバレッジについては、本当に気をつけましょう。

海外仮想通貨や海外FXによるハイレバレッジ取引で、破産する人がたくさんいます。

クレカ枠で30万円入金→ハイレバレッジで0円→借金30万円を取り返そうとして、別のクレカで30万円入金→再び0円(以下ループ

クレカで入金、怖すぎ

— 投資OLちゃん (@OL20225358) March 3, 2021

海外取引所でリスクの高い仮想通貨取引を行い、大損している人がいるのは事実です。

特に、知識もなくハイリスク・ハイリターンのレバレッジ取引に手を出し、借金を取り返すためにトレードを重ねる行為は危険です。

【体験談】積立投資が資産になった

仮想通貨はコールドウォレットで管理しています！（ハッキング被害防止のため。）

3年前からコツコツと積立して、含み益を含めて200万円を超えたので感慨深いです😭

— ハウト (@InvestorKirin) May 11, 2022

3年かけてコツコツと積み上げた仮想通貨が、大きな含み益（未決済の利益）を生んだという声がありました。

長期的に値上がりが見込める銘柄を選べば、数年後に大切な資産となる可能性があります。

【体験談】信じられないくらい価格変動した

ビットコインとカルダノ買ってもう少しで1年だけど、信じられないくらい価格上げてくれてもう投資成績としては大成功！
車買わず仮想通貨買っててよかった😆

— とみお (@BMRM_) October 14, 2021

購入した仮想通貨の価格が上がり、満足しているという声がありました。

他に欲しいものを我慢しつつ、仮想通貨投資に回した結果、大きな利益を得ることに成功したようです。

【結論】仮想通貨は始めてOK！3つの理由を解説

長期的に見ると値上がりが期待できる

上記は、ビットコインの2013年～2022年の価格変動を表すチャートです。

高騰と暴落を繰り返しつつも、長期的に見ると上昇傾向が見られます。

世界中で開発・利用が進んでいる

ビットコインの基盤技術である「ブロックチェーン」は、世界中で開発が進められています。様々な分野に活用できる次世代の技術として、急速に拡大しています。

少額から手軽に投資を始められる

仮想通貨は100円～1,000円単位からでも手軽に買えるため、投資初心者でも始めやすいメリットがあります。

スマホで簡単に売買できるので、忙しい方も無理なく投資を続けられます。

【リスク対策】おすすめの投資方法3選

ここでは、以下の3つの投資方法を解説していきます。

少額投資から始めてみる

仮想通貨への投資は、余剰資金の範囲で行うのがベストです。まずは少額の仮想通貨を購入し、価格の上昇や下落を実際に体感してみましょう。

積立投資でコツコツ貯める

毎月・毎日などの決まった日に、指定した仮想通貨を一定額積み立てていく「積立投資」も初心者におすすめです。難しい知識がなくても、気軽に始められる投資手法の1つです。

ビットコインをメインに投資する

ビットコインは金融資産としての価値が多くの人に認められており、長期的に見ると上昇が期待できます。

ガチホ（長期保有）する前提で、ビットコインを軸に投資するのがおすすめです。

初心者はビットコイン以外の仮想通貨はやめとけ【筆者の見解】

大暴落・無価値になるリスクが高すぎるから

アルトコインのほとんどは取引量が少なく、何かのきっかけで大暴落することもしばしばです。
かつて仮想通貨の時価総額ランキング8位を記録したことがあるTerra（LUNA）は、機能崩壊によってわずか1週間でほぼ無価値になってしまいました。

「仮想通貨はやめとけ」と言われるのは、このような大暴落をするアルトコインが多いことに起因します。
今から仮想通貨を始めるなら無理なリスクを避け、価格が比較的安定しているビットコインを選ぶのがおすすめです。

過剰広告がメディアやSNSにあふれているから

「ビットコインよりも性能が高い！」「ビットコインは今からでは儲からないから、○○コインがおすすめ！」といった仮想通貨の宣伝が時折見られますが、これらの広告を行うコインは詐欺の可能性があります。

詐欺目的の仮想通貨プロジェクトは、価格上昇率や利回りの高さなど魅力的なリターンをうたって資金を集めています。
ある程度資金を集めてから消えるプロジェクトもあれば、運営を続けているように見せかけて開発をほとんどストップさせているプロジェクトもあるため注意が必要です。

ビットコインはコモディティとみなされているから

米証券取引委員会（SEC）のゲンスラー委員長は、仮想通貨の中でビットコインのみがコモディティであると発言しています。
コモディティ…金や石油などの商品やエネルギーのこと。ビットコインは運営元なしで完全に動作しており、希少性や耐改ざん性を有している

また、アメリカの規制ではビットコインとそれ以外の仮想通貨が別の扱いを受けている他、ビットコイン関連サービスの開発やマイニング事業も広まっています。

初心者におすすめの仮想通貨取引所

どこがいいか迷っているなら「仮想通貨取引所の比較ランキング」を読んでみてください。

投資初心者におすすめなのはCoincheck

投資経験のない初心者の方には、国内大手取引所のCoincheckをおすすめします。シンプル設計のアプリが使いやすく、アプリダウンロード数3年連続No.1を記録するほどの人気を誇ります。

また、仮想通貨の積立ができるのも特徴です。忙しくて時間がない方も、自動積立を使ってコツコツ資産を積み上げられます。

コインチェックについて詳しくは「Coincheck（コインチェック）の評判・口コミ」をご覧ください。

GMOコイン｜オリコン顧客満足度調査No.1

コストカットできる取引所を利用したい方には、オリコン顧客満足度調査で2年連続No.1のGMOコインがおすすめです。
手数料の安い取引所として人気が高く、20銘柄以上を取引所形式（板取引）で購入できます。

積立・ステーキング・レンディングの他、米ドルやユーロを売買できる外国為替FXも利用可能です。

SBIVCトレード｜金融大手で手数料が安い

安心感のあるサービスを利用したい方には、金融大手SBIグループが運営するSBIVCトレードがおすすめです。
入出金・送金手数料が無料となっており、コストを抑えて仮想通貨を取引できます。

積立サービス・レンディング・ステーキングなど、初心者が始めやすい運用サービスを利用できるのもポイントです。

仮想通貨取引所の使い方・購入方法

Coincheckで無料口座開設する

まずはCoincheckの公式サイトにアクセスし、無料登録を行いましょう。

本人確認には免許証やマイナンバーカードが利用できます。「スマホで本人確認」を選べば、最短5分で登録作業が完了します。

＼ 5分で無料登録 ／

Coincheckに日本円を入金する

取引口座が開設されたら、仮想通貨の購入に使う日本円を入金しましょう。

入金方法は銀行振込・コンビニ入金・クイック入金から選べます。手数料を安く済ませたい方には、入金手数料無料の銀行振込がおすすめです。

Coincheckでビットコインを買う

取引口座に入金できたら、いよいよビットコインの購入です。

販売所を使った購入方法は以下の通りです。

また、Coincheckはビットコインの板取引（取引所でのトレード）に対応しています。取引所は購入の難易度が上がるものの、販売所で発生するスプレッドを避けられます。

取引所での購入方法は以下の通りです。

「仮想通貨やめとけ」に関するQ&A

仮想通貨投資のリスクとは？

仮想通貨は価格変動が大きく、投資したタイミングによっては大損するリスクがあります。

また、通貨自体の価値が無くなった仮想通貨の事例や、詐欺・ハッキングなどのトラブルも発生しています。
投資を行う際は、無くなっても問題のない余剰資金の範囲で購入しましょう。

仮想通貨はなぜ暴落する？

仮想通貨暴落の原因として、大国の仮想通貨に関する規制強化が挙げられます。
アメリカによる規制の示唆、中国による仮想通貨サービスの禁止令など、様々なニュースによって仮想通貨の価格は暴落・高騰を繰り返してきました。

また、金融市場全体の停滞と連動する形で仮想通貨市場が冷え込んだり、ハッキングなどの事件を引き金に暴落したりすることもあります。

仮想通貨で借金を背負う可能性は？

仮想通貨を購入する際、リスクが高いレバレッジ取引などを行うと借金につながる恐れがあります。
仮想通貨の取引に慣れていない方はレバレッジ取引を避け、一般的な購入方法（現物取引）を利用しましょう。

また、借金をしたお金で投資をするのは危険です。
投資を行う際は、余剰資金での取引を心掛けてください。

リスクの低いポートフォリオの組み方は？

安定性を重視したポートフォリオを組む場合は、ビットコインやイーサリアムなど比較的ボラティリティの小さい銘柄を組み込むのがおすすめです。
時価総額が大きく、将来性があると思える銘柄を選定してください。

ポートフォリオを作る際は、投資にあてる予算を事前に設定した上で、仮想通貨への投資予算額を決定します。
予算を決める際は、失っても生活に影響のない余剰資金の範囲で設定し、損失が出たとしても焦って追加資金を投入しないようにしてください。

【まとめ】仮想通貨「やめとけ」は本当？

今回は「仮想通貨はやめとけ」と言われる理由や、初心者におすすめの投資方法について解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

仮想通貨の購入には、アプリダウンロード数No.1を誇るCoincheckがおすすめです。スマホアプリを使えば、初心者でも簡単にビットコインを取引できます。

失っても問題のない範囲の資金を投資して、将来的な値上がり益の獲得を目指しましょう！