・ブロックチェーンってどんな技術なの?
・ブロックチェーン関連銘柄でおすすめはある?
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- ブロックチェーンはデータの改ざんが理論上不可能な技術
- ビットコインにも利用されていて、今後も様々な分野での普及が見込まれる
- ブロックチェーン関連銘柄は増えてくるので、それぞれの事業内容を見極めよう
ビットコインなど仮想通貨の価格が上昇していることで、ブロックチェーンに興味を持つ企業は増加しています。
ブロックチェーン技術は他の分野にも応用可能なため、ブロックチェーン関連の事業が伸びそうな企業に投資をしたいと思っている人も多いはず。
しかしいざ投資をしたくても、どの企業がブロックチェーン関連なのか分かりませんよね。
そこで今回は、今注目したいブロックチェーン関連銘柄7選を分かりやすく解説していきます。
SBI証券やIG証券などで口座開設をすれば、ブロックチェーン関連銘柄へ投資を始めることが出来ますよ。
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そもそもブロックチェーンとは
そもそもブロックチェーンって何なの?
ブロックチェーンは、一定期間の取引記録をひとつの塊(ブロック)にして、ブロックをつなぎ合わせることで、正しい記録として蓄積する技術のことを指します。
つながったブロック同士が同じデータを保有しているため、たとえ1つのブロックが破壊されてもブロックチェーン自体が壊れることはありません。
また、取引記録が正しいものであるかどうかは繋がったブロックを相互に確かめ合うことで確認できるため、データの改ざんも防いでいます。
ブロックチェーンはインターネットの登場以来の発明だと言われているんだワン!
ブロックチェーンが注目を集めている理由
ブロックチェーンが注目されている最大の理由は、「データの改ざん」が非常に難しい点です。
ブロックチェーンでは管理者はおらずデータをお互いに保管しているため、データが1箇所に集まっていません。
ブロックの中の情報を改ざんすると、世界中のノードによってすぐに改ざんしたことがわかります。
もし仮にブロックチェーンのデータを改ざんするのであれば、改ざんしたいブロックに続くすべてのブロックの情報を入力し直す必要があるのです。
途方も無い作業そうだね…。
ブロックチェーンのこうした特性によって、ビットコイン以外でもブロックチェーンを活用する企業は増えているのです。
【一覧表】ブロックチェーン関連銘柄7選
ブロックチェーン関連企業にはどんなところがあるのかな?
ブロックチェーン関連銘柄を早く知りたい方に向けて、まずは一覧表で7社を紹介します。
会社名 | 証券コード | 市場 | 株価(円) | 時価総額(百万) |
アステリア | 3853 | 東証一部 | 929 | 16,249 |
弁護士ドットコム | 6027 | 東証マザーズ | 7,030 | 156,519 |
デジタルガレージ | 4819 | 東証一部 | 5,280 | 250,645 |
CAICA | 2315 | JASDAQ | 171 | 19,379 |
メタップス | 6172 | 東証マザーズ | 1,119 | 15,363 |
マネックスG | 8698 | 東証一部 | 809 | 209,529 |
GameWith | 6552 | 東証一部 | 527 | 9,641 |
※あくまでも「ブロックチェーン関連銘柄」という視点でのおすすめ企業であり、個別銘柄の購入を推奨するものではありません。
※他にもブロックチェーン関連銘柄はあります。
以下でそれぞれの企業について詳しく解説します。
アステリア(3853)
- 株価:929円
- 主なサービス:ASTERIA Warp
アステリアは、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスを接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しているIT企業です。
代表的なサービスとして「ASTERIA Warp」というデータ連携ツールが挙げられます。
アステリアではブロックチェーン導入支援コンサルティングも行っていて、出席型バーチャル株主総会での投票・質問部分をブロックチェーンを使って改ざんできないような仕組みも提供しています。
また、事業会社の経営企画・新規事業部門向けにブロックチェーンを体験できるプログラムも提供しています。
アステリアはブロックチェーン推進協会の立ち上げもしたんだワン!
弁護士ドットコム(6027)
- 株価:7,030円
- 主なサービス:クラウドサイン
弁護士ドットコムは、日本最大級の弁護士/法律ポータルサイトを運営しています。
近年のペーパーレス化やテレワークの普及により電子サインサービス「クラウドサイン」が注目を集めています。
弁護士ドットコムは2020年5月、ブロックチェーン開発に強みを持つLayerX社との業務提携を発表しました。
この業務提携は大企業や行政機関の電子契約導入に向けた業務設計・システム開発をLayerXが担い、APIや署名技術などについてクラウドサインとの連携を目指すものです。
また、2018年3月にはデジタルガレージ・りそな銀行と共同で個人向けローン業務の効率化をブロックチェーン技術により効率化する実証実験も開始しています。
ブロックチェーン×リーガル(法務)に注目だね!
デジタルガレージ(4819)
- 株価:5,280円
- 主なサービス:アプリケーションの開発支援やPHRの活用サポート
デジタルガレージはブロックチェーン技術を活用して、金融分野へのアプリケーション開発支援や個人の健康情報(Personal Health Record:PHR)の活用サポートを行っています。
PHRではWELBYと資本業務提携し、健康・医療情報のプラットフォーム構築を目指しています。
また、新たな金融サービスの創出としてブロックチェーン技術を活用した「デジタル社債」発⾏の実証実験を開始しています。
すでに子会社である株式会社Crypto Garageとの連携を通じて、大和証券株式会社と大和フード&アグリ株式会社が、「大和証券デジタル社債」・「大和F&Aデジタル社債」を発行しています。
今後も利用する企業が出てくるか注目だワン!
CAICA(2315)
- 株価:171円
- 主なサービス:暗号資産交換所システムや証券会社
CAICAは50年蓄積された金融機関向けシステム開発の知見を基に、2016年よりフィンテック戦略を掲げ、ブロックチェーンや暗号資産分野に注力しています。
主に銀行や保険、暗号資産交換所といった金融サービスに対してシステムの開発や運用、コンサルティングなどを提供しています。
CAICAのシステム構築能力やeワラント証券などの金融機能を投入し、フィンテック企業として成長が期待できます。
Zaifが連結子会社で、CAICAコインも発行しているよ!
メタップス(6172)
- 株価:1,119円
- 主なサービス:「miime(ミーム)」
メタップスは決済やブロックチェーン技術を活用したファイナンス事業、データ解析・広告のマーケティング事業、コマース・メディアのコンシューマ事業の3事業を展開している企業です。
ブロックチェーンを使ったサービスとして、子会社のメタップスアルファで「miime(ミーム)」を提供していました。
miimeは、オンラインゲームなどのキャラクターやアイテムを消費者同士で取引できるサービスで、いわゆるNFTマーケットプレイスです。
この技術により、ゲーム内(仮想世界)でも希少価値のあるものを所有したり、販売したりして希少性を味わうことができるようになります。
しかし、メタップスアルファは2021年2月にコインチェックへ株式譲渡されたため、現在はコインチェックの子会社となっています。
そのコインチェックはマネックスグループの子会社だワン!
マネックスグループ(8698)
「未来のMONEY。次世代におけるお金との付き合い方をデザインして、提供していこう。」という考えを元に、MONEYの「Y」の1文字前である「X」を使って、「MONEX」と名付けられました。
そんなマネックスグループでは、暗号資産やブロックチェーンのサービスに関する調査、研究、企画、開発およびコンサルティングを行っています。
ビットコインがもらえるアプリ「Cheeese」の運営や、仮想通貨取引所「コインチェック」の子会社化など、仮想通貨やブロックチェーンと強い関わりを持っています。
コインチェック買収の際には松本CEOが、「コインチェックは仮想通貨ビジネスにおいて、日本のみならず世界的な先駆者。私も3年前からコインチェックを利用させてもらっている」とも発言していますよ。
GameWith(6552)
「GameWith」はスマートフォン用ゲームを中心としたゲーム情報サイト「GameWith」を運営する企業で、メディア事業やゲーム開発などを主に行っています。
NFT関連事業を強化するために「株式会社GameWith NFT」を2021年9月に設立していたり、ブロックチェーンゲーム「EGGRYPTO(エグリプト)」を2020年にリリースしています。
「EGGRYPTO」は開始1年で会員数が30万人を突破したんだワン!
ブロックチェーン関連銘柄に投資するには?
ブロックチェーン関連銘柄に投資するには、何から始めたらいい?
ブロックチェーン関連銘柄に投資するには、まずは証券会社で口座を開設する必要があります。
証券口座の中でもネット証券はパソコンやスマホから簡単に開設でき、おすすめなのが以下の3社。
- SBI証券
- IG証券
- 楽天証券
どれも無料で口座開設できるので、それぞれ順番に解説しますね。
SBI証券
ネット証券 国内株式個人取引シェアNo.1のSBI証券。
国内株式の手数料は100万円まで無料で、25歳以下は国内株式手数料が翌月キャッシュバックされるため、実質無料です。
また、SBI証券では1株から取引できる単元未満株(S株)の取り扱いもしています。
分散のために複数銘柄を購入したい方にとっては、低コストかつ少額で投資できるSBI証券がぴったりでしょう。
\オンラインで口座開設できる/
SBI証券の口座開設方法については、「SBI証券で口座開設・初期設定する流れを解説」の記事も参考にしてくださいね。
IG証券
5年以上の歴史を持ち、世界中で約24万人以上が利用している大手証券会社のIG証券。
IG証券ではレバレッジをかけて17,000以上の銘柄のCFD取引が行えます。
CFD取引って何?初めて聞いたよ。
CFD取引とは、株式、商品、経済指数、先物など、あらゆる金融商品を差金決済で行う取引方法です。
現物を実際に保有しないため、売り注文からの取引(空売り)もでき、ブロックチェーン関連銘柄も1株から日本・アメリカ株など幅広く投資ができます。
IG証券では学習コンテンツ「IGアカデミー」や、ニュース分析レポートなども揃っているため、CFD初心者からプロまで満足できるでしょう。
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「いろはにマネー」経由で口座開設&取引をすると、「2024年 投資戦略のいろは」を手に入れることが出来ます。
株価推移や商品価格など、2024年の投資戦略に役立てましょう!
IG証券の特徴など詳しくは「【CFD】IG証券の評判は?メリット・デメリットやキャンペーン情報を解説!」を読んでみてください。
楽天証券
「J.D. パワー2021年個人資産運用顧客満足度調査」ネット証券部門において、総合評価で1位を獲得した楽天証券。
2021年7~9月の個人向けの投信販売でも初の首位になるなど、勢いがある証券会社です。
楽天グループの証券会社ということで、楽天ポイントを使ったり貯めたりしてオトクに投資を始められるのが人気の理由です。
楽天ポイントは貯まりやすいし、投資に使えるのは良いね!
また、口座を開設するだけで日経テレコンが無料で読めたり、投資に関する無料のセミナーがあったりするなど知識をつけることもできます。
スマホアプリも使いやすくて、投資初心者に優しいネット証券なんだワン!
\スマホで口座開設出来る/
楽天証券の詳細については、「楽天証券の手数料・メリット・デメリットを解説」の記事も合わせてご覧ください。
【番外編】米国株のブロックチェーン関連銘柄
ブロックチェーン銘柄って日本株しかないの?
実は米国株にもブロックチェーン関連銘柄は多数あります。
ここでは少しだけ米国株のブロックチェーン関連銘柄についてご紹介します。
エヌビディア(NVIDIA)
まずは半導体大手の「エヌビディア(NVIDIA)」。
ブロックチェーン上で行われる「マイニング」には、NVIDIAのGPUが最適であると言われています。
そのためNVIDIAのGPUへの需要は大きく、業績も急拡大しています。
スクエア(SQ)
続いて決済大手の「スクエア(SQ)」。
スクエアは代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインを使って、仲介者が不要な分散型金融(DeFi)の技術を開発すると発表しました。
これにより、ほかの決済企業との差別化を図ろうとしているのです。
スクエアはTwitter創業者のジャック・ドーシーがCEOだワン!
ETF(BKCH)
米国株にはブロックチェーン関連銘柄が組み込まれたETF「グローバルX ブロックチェーン ETF(BKCH)」もあります。
経費率は0.50%であり、株価も右肩上がりで推移しています。
自分で企業を選択できない人は、ETFで投資するのも良いね!
関連:ETFとは?ETFと投資信託の違いを分かりやすく簡単解説!
ブロックチェーン関連銘柄【まとめ】
ブロックチェーン関連銘柄について、よく理解できたよ!
ブロックチェーン関連銘柄を中心に、おすすめのネット証券等も解説してきました。
最後に、本記事の重要ポイントを3つまとめます。
- ブロックチェーンはデータの改ざんが理論上不可能な技術
- ビットコインにも利用されていて、今後も様々な分野での普及が見込まれる
- ブロックチェーン関連銘柄は増えてくるので、それぞれの事業内容を見極めよう
ブロックチェーン関連銘柄へ投資したい方は、SBI証券やIG証券などで口座開設から始めましょう。
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ブロックチェーン関連銘柄に限らず、株式投資では時代の流れを読むことがとても大切です。
「いま何が流行っているのか?」「これから普及するテクノロジーは何か?」など、日々ニュースに触れておきましょうね。
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