イオンカードの在籍確認は会社に電話の可能性あり！カードの申し込みがばれる？

いろはにマネー編集部

イオンカードは年会費無料で豊富な優待が受けられて人気のクレカですが、在籍確認の有無で不安を感じる人も多いはず。

申込時に入力した会社で本当に勤務しているかを確かめる在籍確認で知っておくべきポイントは、以下の3つだけです。

扶養内で働く主婦や学生も発行できるイオンカードは基準が厳しいわけではないため、会社に電話がいく可能性もそこまで高くありません。

安心してイオンカードに申し込むためにも、在籍確認の目的や対象となりやすい人の特徴を確認していきましょう。

イオンカードが会社に在籍確認する理由は？

イオンカードに申込みをした際、審査段階で勤務先に電話がかかってくる場合があります。

電話の目的は、申込時に記入した会社で本当に勤務しているかを確認（在籍確認）すること。

クレカは口座残高以上の額も利用できてしまうため、必然的に返済能力は重視されます。

勤め先によってある程度の年収もわかるため、在籍確認をして審査の判断をするのです。

そもそも在籍確認とは？なんと電話がかかってくる？

在籍確認とは、申請した勤め先が本当か確かめるため、会社に電話することです。

会社にカード申込がばれたくない方も多いと思いますが、はじめは社名は名乗らずに電話してきます。

具体的には「▲▲（苗字）というものですが、●●さんはいらっしゃいますか？」といった感じです。

ご勤務先へ在籍確認をお電話でさせていただいております。社名は名乗らず個人名でご連絡させていただいておりますが、社名を尋ねられた場合や、お客さまご自身から社名開示のご希望があった場合は「イオン銀行」と名乗らせていただく場合がございます。
また、当行が必要と判断した場合は当行社名を名乗らせていただく場合がございます。

イオン銀行サイトより

ただしビジネスの場で社名を名乗らなければ怪しまれる可能性は高いため、電話を受けた人が社名を尋ねることは十分考えられます。

在籍確認でなにを聞かれる？

会社に在籍していることが確認できればよいので、面倒なことは聞かれません。

名前や生年月日、住所など、基本的な情報を答えるのみ。

仮に自身が対応できなくとも、同僚が「●●は外出中です」や「●●はお休みです」という風に対応し、在籍が確認できれば問題ないです。

在籍確認されやすい人の特徴4選

在籍確認は必ず行われるわけではなく、支払い能力に懸念がある人だけと考えて問題ありません。

懸念材料となる条件は以下の４つです。

筆者の私はイオンカードを2枚保有していますが、いずれも申し込んだ際に会社への在籍確認はされませんでした。

懸念事項について気になる方のために、各条件について詳しく見ていきましょう。

年収に懸念がある人

審査通過のためには、毎月継続的に、安定した収入を得ていることが必要です。

クレカは将来の収入を見越し口座残高額以上も利用できるため、一定以上の経済力が求められます。

在籍確認で社員として勤めていることが判明すれば、安定した継続的な収入の証明になります。

ただし、転職を繰り返したり新卒だったりで勤続年数が少ないと、年功序列と考えれば収入の絶対額は低いと判断されるでしょう。

クレカの支払いやローンの返済を延滞したことがある人

クレカの支払いやローンの返済を延滞すると、信用情報に傷がつきます。

クレカやローンの情報（信用情報）は、信用情報機関によって記録や管理されているのです。

もしも滞納をすると信用情報に記録され、クレカ申請等の際にカード会社に共有されてしまいます。

信用情報に傷がある場合、イオンカード側から支払い能力の低さを懸念されて在籍確認される可能性は高いです。

借入額が多い人

ローンの返済状況や借入額も信用情報の1つで、カード会社に共有されてしまいます。

その他、携帯の分割払いや各種支払い状況等も信用情報です。

そのため消費者金融で借入れをしたり、カードローンを利用したりしている方は要注意。

借金返済に収入が使われ、クレカの支払いにまでお金が回らないことを懸念されるかもしれません。

クレカやローンの履歴がない人

借入額や支払いの延滞などは信用情報としてカード会社に共有されるため、信用情報に傷をつけないことは重要です。

しかし、クレカやローンの履歴がない場合も怪しまれてしまいます。

信用情報は最長5年で消える仕組みとなっています。

そのため履歴なしの場合、5年以上自己破産で何もできなかったり、度重なる延滞でクレカが利用停止になったりしていた可能性があるのです。

それらの懸念から、30歳を超えて履歴がないと、カードの申込申請で不利になる可能性があります。

クレカ申込時の電話番号入力にも要注意！

在籍確認でイオンカードから電話される可能性は低いものの、できれば避けたいですよね。

しかし在籍確認ができず審査に落ちることが最も問題なので、きちんと対応できる電話番号を入力しましょう。

注意点は以下２つです。

本社や派遣先企業の電話番号はうっかり記入しがちなため、気を付けましょう。

勤務先の本社の電話番号を記入しない

複数の拠点がある企業場合、勤務先が本社以外の場合も多いでしょう。

しかし申込時に本社の電話番号を記入してしまうと、本社に在籍確認がいってしまいます。

その際、本社の人が自身を認識していないことが多いはずなので、在籍していない（嘘の情報を書いた）扱いになってしまいます。

本社以外の勤務の場合、勤めている支店の電話番号を記入するようにしましょう。

【派遣社員の場合】派遣会社の電話番号を記入

派遣先の企業に電話をかけ勤務を確認できても、在籍を確認できたことにはなりません。

なぜなら派遣社員の場合、在籍元は派遣先ではなく雇用主である派遣会社だからです。

在籍確認は雇用主に行う必要があるため、派遣会社の電話番号を記入しましょう。

【まとめ】在籍確認は支払い能力に懸念のある人だけ！

今回は、イオンカードの審査段階での在籍確認についてお伝えしました。

中でも今回の重要なポイントは３つです。

イオンカードは学生や主婦でも発行できるため、在籍確認の対象となる可能性は低いでしょう。

また在籍確認があった場合でも、電話にきちんと対応すれば問題ないので、構えすぎる必要はありませんよ。