イオンカードと楽天カードは、2枚とも国内で多く使われているクレジットカードです。
どちらも魅力的な特典が付帯しているため、「どちらを持つべき?」と悩む人も多いのではないでしょうか。
本記事ではイオンカードと楽天カードの特徴を比較し、それぞれどんな人におすすめか解説します。
自分にどちらが合っているのか、選ぶ際の参考にしてください。
結論から言うと、迷うなら2枚持ちがおすすめです。
執筆者から一言
楽天カードとイオンカードは、それぞれ違ったメリットがあります。そのため迷っている人は、2枚持つのが一番おすすめです。
2枚持てば楽天カードでたくさんポイントを貯めながら、イオンカードの値引き特典も同時に受けられます。
両方とも年会費無料なので、2枚持っても余計な出費が発生することもありませんよ。
イオンカードの特徴
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 0.5%~1% |
ブランド | Visa・Mastercard・JCB |
貯まるポイント | WAON POINT |
ETCカード | 無料 |
特徴 | イオングループで1%還元 イオングループでお得 イオンシネマの鑑賞料が安くなる |
公式サイト | https://www.aeon.co.jp/card/lineup/cosmo/ |
イオンカードは、全国のイオン・マックスバリュなどのイオングループでお得なクレジットカードです。
基本の還元率は0.5%ですが、イオングループで使うといつでも2倍の1%のWAON POINTが貯まります。
イオンカードの具体的なメリットは以下のとおり。
イオンカードのメリット
- 毎月20日・30日はイオングループのお買い物が5%引き
- イオンシネマの鑑賞料が300円引き
- 毎月20日・30日はイオンシネマの鑑賞料が1,100円(税込)
- 毎月10日はイオングループ以外でもポイント2倍
- 55歳以上なら毎月15日にイオングループのお買い物が5%引き
イオンカードを持っていると、イオングループのお買い物や映画が安くなるんだね!
またイオンカードは、ETCカードも入会金・年会費無料で発行できます。
イオンユーザーだけでなく、車を運転する人にもイオンカードがおすすめです。
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楽天カードの特徴
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1% |
ブランド | Visa・Mastercard・JCB・American Express |
貯まるポイント | 楽天ポイント |
ETCカード | 有料 |
特徴 | 基本還元率1% 楽天グループでお得 楽天ポイント提携店が多い |
公式サイト | https://www.rakuten-card.co.jp/ |
楽天カードは、楽天市場などの楽天グループでメリットが多いクレジットカードです。
基本の還元率が高く、一部を除き楽天以外で使っても1%の楽天ポイントが貯まります。
100円(税込)利用につき、1ポイント貯まるよ!
楽天カードの具体的なメリットは以下のとおり。
楽天カードのメリット
楽天カードは、楽天のサービスと組み合わせて使うとポイントアップ特典を受けられます。
楽天モバイルでiPhoneなどの端末を購入する場合、楽天カードなら分割手数料が不要です。
貯まったポイントはファミリーマートやミスタードーナツなど、楽天グループ以外の提携店で使えることも嬉しい点でしょう。
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さらに年会費は永年無料です。
イオンカードと楽天カードの比較
イオンカードと楽天カードはどちらも年会費無料ですが、それぞれの特徴は大きく異なります。
代表的なイオンカードである「イオンカード(WAON一体型)」と、楽天カードの内容を比べた表は以下のとおり。
カードの種類 | イオンカード(WAON一体型) | 楽天カード |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
還元率 | 基本:0.5% イオングループ:1% | 1% |
家族カード | 3枚まで無料 | 2枚まで無料 |
ETCカード | 永年無料 | 550円(税込) ※条件を満たすと無料 |
ブランド | Visa Mastercard JCB | Visa Mastercard JCB American Express |
旅行保険 | なし | 最大2,000万円 |
ショッピング保険 | 50万円 | なし |
イオンカードと楽天カードを比較すると、発行できる家族カードの枚数や、ETCカードの年会費などに違いがあることがわかります。
対応している国際ブランドも両カードで異なり、楽天カードならVisa・Mastercard・JCBに加えAmerican Expressも選択可能です。
イオンカードには旅行保険がありませんが、最大50万円まで適用されるショッピング保険が付帯しています。
イオンカードのショッピング保険は購入してから最大180日間補償されるから、年会費無料クレカとしては優秀だワン!
反対に楽天カードはショッピング保険が付いていませんが、海外旅行で最大2,000万円まで補償を受けられます。
どちらの補償を重視するかによって、イオンカード・楽天カードのどちらを選ぶか決めるのも1つの方法です。
イオンカードの方が優れているところ4つ
楽天カードにはない、イオンカードだけのメリットって何だろう?
楽天カードとイオンカードを比べてみて、イオンカードの方が優れている点は以下の4つです。
イオンシネマの映画鑑賞料が安くなる
イオンカード会員は、イオンシネマの一般料金からいつでも300円引きで映画を見られます。
同伴者も1人まで300円引きになるので、友人・家族と映画を見る人も安心です。
イオンシネマの一般料金は1,800円(税込)だから、イオンカード会員ならいつでも1,500円(税込)で映画を見られるよ!
毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」ならさらにお得で、イオンカードの提示で映画料金が1,100円(税込)に。
イオンカード(ミニオンズ)やTGC CARDを持っていれば、年間12回まで1,000円(税込)で映画を見ることも可能です。
映画をお得に見たい人や、イオンシネマが近くにある人は、イオンカードを持っておくと良いでしょう。
公共料金・税金は楽天カードより還元率が高い
イオンカードは公共料金や税金の支払いでも、0.5%のWAON POINTが貯まります。
楽天カードでも公共料金や税金を支払えますが、還元率が5分の1まで落ちてしまい0.2%しか貯まりません。
そのため公共料金・税金を支払うなら、0.5%のポイントが貯まるイオンカードの方がおすすめです。
電気・ガス・水道代などの支払いは、イオンカードの方がお得なんだね!
また楽天カードでは2024年8月より、保険料や携帯代金の還元率が0.5%に引き下げられました。
楽天カードは公式サイトなどで1%還元と宣伝されていますが、1%還元されない場合が増えてきたことに注意が必要です。
ゴールドカードが無料
イオンカードは、上位のゴールドカードも年会費無料です。
楽天カードのゴールドカードは年会費が2,000円(税込)かかりますが、イオンゴールドカードならどなたでも気軽に保有できます。
イオンゴールドカードなら、イオンカードよりもさらにお得な特典が受けられるワン!
ただしイオンゴールドカードは直接の申し込みには対応しておらず、対象のイオンカードを年間50万円以上使うと昇格できます。
ゴールドカード切替対象券種は6枚
切替対象券種は以下6枚なので、最初に作成するならこの中から選ぶのがおすすめです。
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(WAON一体型/ミッキーマウスデザイン)
- イオンカード(WAON一体型/トイ・ストーリーデザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ミッキーマウスデザイン)
- イオンカードセレクト(トイ・ストーリーデザイン)
ゴールドカードに昇格すると、通常カードでの特典に加え、無料の空港ラウンジや付帯旅行保険の利用が可能になります。
切り替え条件などは、「イオンゴールドカードの入会条件は年間50万円利用!年会費・切り替え方法・メリットを解説」で解説しているので、気になる人は読んでみてください。
ETCカードが無料
イオンカードでは、ETCカードも入会金・年会費無料で発行できます。
本カードだけでなくETCカードも無料なので、たまにしか車を運転しない人も安心して持ち続けられます。
楽天カードのETCカードは年会費550円(税込)で、条件を満たせば無料で持つことは可能です。
ただし無料になる条件が厳しく、楽天のサービスをフルで使わないと達成しにくいため、多くの人は簡単に無料で持つことはできません。
気軽にETCカードを持ちたい人は、イオンカードを選びましょう。
楽天カードのETCカードを無料で使う条件は、「楽天ETCカードの年会費を無料にする方法は?」で解説しているワン!
家族カード会員もETCカード無料発行可能
またイオンカードは、家族カード会員もETCカードを無料で発行できます。
楽天カードの場合、家族カード会員はETCカードを発行できないため、その点でもイオンカードの方が優秀です。
家族で、複数台の車を使って旅行するときには便利そう!
イオンカードの方が優れているところ3つ
イオンカードにはない、楽天カードのメリットは何?
イオンカードと楽天カードを比べて、楽天カードの方が優れている点は以下の3つです。
基本の還元率が高い
楽天カードは基本の還元率が1%と高めです。
イオンカードはイオングループ以外で使うと還元率が0.5%に下がりますが、楽天カードはお買い物ならどこで使っても1%還元です。
どこで買い物しても、イオンカードの2倍ポイントが貯まるのは嬉しいね!
毎日の食費や交際費など、楽天グループ以外で利用しても1%の楽天ポイントを貯められますよ。
楽天以外でもたくさんポイントを貯めたい人は、楽天カードを選びましょう。
先ほど解説したとおり、楽天カードは公共料金・税金などの支払いで還元率が下がるから気をつけてほしいワン!
ポイントが使える店舗・サービスが多い
楽天ポイントは楽天グループだけでなく、街の楽天ポイント提携店でも1ポイント1円としてお買い物に使えます。
イオンカードで貯まるWAON POINTはイオングループでしか使えませんが、楽天ポイントなら楽天グループ以外でも気軽に利用できます。
楽天ポイントに対応した、主な店舗は以下のとおり。
ジャンル | 主な店舗 |
---|---|
コンビニ | ファミリーマート デイリーヤマザキ ポプラ |
グルメ・飲食 | ケンタッキーフライドチキン ガスト バーミヤン ココス なか卯 ミスタードーナツ くら寿司 サンマルクカフェ 築地銀だこ |
スーパー・ドラッグストア | 東急ストア コーナン 西友 ツルハドラッグ サンドラッグ ドラッグイレブン ダイコクドラッグ ウォンツ |
家電 | ジョーシン エディオン ビックカメラ ソフマップ コジマ |
ガソリンスタンド | apollostation SOLATO 太陽石油 ENEOS コスモ石油 エネクスフリート |
車・バイク・レンタカー | オートバックス イエローハット ジェームス ニッポンレンタカー スカイレンタカー |
街でよく見かけるお店で使えるから、貯まったポイントが無駄になることはなさそうね!
街の提携店で楽天ポイントを使う方法は、楽天カード裏面の「楽天ポイントカード」のバーコードを提示するだけです。
別途ポイントカードを発行する必要がないため、カード類を何枚も持ち歩く必要がありませんよ。
海外旅行保険が付帯している
楽天カードは、最大2,000万円の海外旅行保険が付帯しています。
イオンカードでも旅行保険が付帯したものはありますが、イオンSuicaカード・KNTカードの2種類しかありません。
マイナーなイオンカードにしか、旅行保険が付帯していないんだね。
海外で使う予定がある人は楽天カードがおすすめです。
上位の楽天プレミアムカードなら世界中のラウンジを利用できるプライオリティ・パスも付帯しているので、よく海外に行く人は検討してみましょう。
イオンカードと楽天カードは結局どちらを選ぶべき?
イオンカードと楽天カードはそれぞれ良いところがあり、「どちらかを選べば正解」ということはありません。
当サイトではそれぞれのカードの特徴から、おすすめの人を考えてみました。
自分にどちらが当てはまるか、ぜひ確認してみてください。
- イオンカードがおすすめの人
>>イオングループをよく利用し、無料で豊富な優待を受けたい人
- 楽天カードがおすすめの人
>>還元率重視で、楽天市場以外でも日常的にポイントを貯めて利用したい人
それぞれ詳しく見ていきましょう。
イオンカードがおすすめの人
楽天カードよりもイオンカードがおすすめの人は、以下に当てはまる人です。
- イオングループをよく利用する
- イオンシネマでよく映画を見る
- 公共料金の支払いでお得にポイントを貯めたい
- 無料でETCカードを作りたい
- 無料のゴールドカードが欲しい
イオンカードのメリットは、イオングループのサービスで様々な特典を受けられる点です。
ポイント還元だけでなく、値引きなどの特典も豊富なので、イオングループを利用するなら必携と言えるでしょう。
イオンシネマで映画を安く見たい人にもピッタリだよ!
またイオンカードなら、年会費が発生することが多いETCカードやゴールドカードを無料で発行できます。
ETCカード・ゴールドカードを気軽に持ちたい人も、イオンカードがおすすめです。
楽天カードがおすすめの人
反対に、イオンカードよりも楽天カードがおすすめの人は、以下に当てはまる人です。
- 楽天のサービスを良く利用する
- 楽天以外のお買い物でもたくさんポイントを貯めたい
- 貯まったポイントを街のお買い物で使いたい
- 海外旅行に行く予定がある
楽天カードの最大のメリットは、1%の高い還元率です。
公共料金・税金を除き、楽天グループ以外のお買い物でも1%還元を受けられるので、ポイントをザクザク貯めたい人は楽天カードがおすすめです。
還元率重視の人は、楽天カードを選ぼう!
貯まったポイントの使い道も豊富で、街の楽天ポイント提携店を利用すれば無駄なく使い切れます。
海外旅行保険が付帯しているので、海外で利用する人にも最適でしょう。
迷ったら2枚持つ方法もある
イオンも楽天も両方ともよく使うけど、どちらを選ぶべきかな?
イオンカードと楽天カードどちらを選ぶか迷ったら、2枚を併用するのもおすすめです。
イオングループではイオンカード、楽天グループでは楽天カードを使うようにすれば、それぞれで特典をフルに受けられます。
どちらも年会費無料なので、維持費がかかる心配がありませんよ。
両方とも無料だし、僕は2枚持ちするよ!
クレジットカードを2枚持つことで、もし1枚がトラブルで使えなくなっても、もう1枚でスマートに対応できます。
なお、イオン・楽天以外のお買い物に使う際は、還元率の高い楽天カードで支払いがおすすめです。
よくある質問
イオンカードと楽天カードの違いについて、もっとよく知りたいな!
最後に、イオンカードと楽天カードの違いについて、よくある質問を紹介します。
ポイント還元率はイオンカードと楽天カードどちらが高い?
楽天カードは、基本の還元率が1%です。
イオンカードはイオングループで1%、イオングループ以外で0.5%なので、楽天カードの方が還元率が高いと言えます。
楽天カードは楽天以外で使っても、お買い物なら1%ポイントが貯まるよ!
公共料金支払いはイオンカードと楽天カードどちらが良い?
公共料金の支払いで貯まるポイントは、楽天カードが0.2%、イオンカードなら0.5%です。
そのため、公共料金を支払うならイオンカードがおすすめです。
楽天カードは公共料金の支払いで、500円(税込)につき1ポイントしか貯まらないワン!
楽天カードはイオンで使える?
楽天カードは、イオングループでクレジット決済に利用できます。
利用したお買い物金額に対して、1%の楽天ポイント還元も受けられます。
楽天カードは楽天グループ以外で使っても、1%分の決済ポイントが貯まるんだワン!
イオンカードは楽天市場で使える?
イオンカードは、楽天市場でクレジット決済に利用できます。
利用したお買い物金額に対して、0.5%のWAON POINT還元も受けられます。
イオンカードはイオングループ以外で0.5%還元だから、楽天市場のお買い物で0.5%の決済ポイントが貯まるんだね!
イオンカードと楽天カードをうまく使い分けよう
イオンカードと楽天カードの違いや、おすすめの人について解説しました。
最後にこの記事の重要な点を3つにまとめます。
- どちらも年会費無料だが還元率や付帯保険など異なる点が多い
- 還元率重視なら楽天カード、持ちやすさ重視ならイオンカードを選ぼう
- 迷ったら2枚持つのがおすすめ
イオンカードと楽天カードはそれぞれ違った特徴があり、どちらが良いかは人によって異なります。
イオンも楽天も両方使う人や、どちらを選ぶか迷っている人は、2枚とも発行するのが一番おすすめです。
ぜひこの機会に、自分に合う使い方を見つけてくださいね。
- イオンカード
イオングループで豊富な特典。対象券種を年間50万円以上の利用で、年会費無料でゴールドカードに昇格。
公式サイト:https://www.aeon.co.jp/card/lineup/cosmo/ - 楽天カード
楽天市場以外でのお買い物でも1%還元。街のお店で楽天ポイントが貯まる、使えるため汎用性が高い。
公式サイト:https://www.rakuten-card.co.jp/
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