政府の施策で「電力・ガスの補助金がもらえる」とは聞いたものの、具体的にどんな施策なのか・自分は補助を受けられるのかなど、疑問を抱えている人も多いかと思います。
この記事では「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の概要をはじめ、補助金対象となるおすすめの電力・ガス事業者まで網羅しました。
数万円の補助が受けられる貴重な施策となっているので、ぜひ享受できるよう最後までチェックしてみてください。
補助金が受けられるおすすめの新電力会社6選
▼会社名をクリックすると詳細説明をご覧いただけます。
電力・ガスの補助金が受けられる「電気・ガス価格激変緩和対策事業」とは
政府が出した負担軽減策の内容を、詳しく教えて!
エネルギー価格が高騰の一途を辿っている状況を問題視し、家庭や企業の電気代・ガス代負担を軽減するために政府が講じた対策が「電気・ガス価格激変緩和対策事業」です。
もらい忘れて損をしてしまうことのないよう、本施策の仕組みや実施期間をはじめ、補助金額や手続き方法についてまで確認しておきましょう。
補助金が受けられる仕組み
今回の負担軽減策によって私たち消費者の電気代・ガス代は安くなるわけですが、その仕組みはどうなっているのでしょうか。
ざっくりの流れを解説すると、以下のようになります。
- 私たちにエネルギーを売っている各事業者に、国が支援金を給付する
- 支援金のおかげで、事業者は運営コストに余裕が生まれる
- 事業者は、資金に余裕が生まれた分「割引」という形で消費者に還元する
- 私たち消費者のエネルギー代が割り引かれ、安くなる
国が各事業者に対して値引きの原資となる「支援金」を給付してくれるおかげで、私たち消費者は「割引」という補助を受けられるというわけです。
現金で補助金が給付されるわけではないけれど、割引額分だけ実質補助金をもらえたと考えることができるね。
補助金が受けられる期間
補助金はエネルギー高騰が終わるまでずっと受け続けられるわけではなく、適用期間が定められています。
経済産業省が公表した「電気・ガス価格激変緩和対策の概要」によれば、補助が受けられるのは以下の期間です。
負担軽減策により補助金が受けられる期間
令和5年1月使用分(2月検針分)から令和5年9月使用分(10月検針分)
9カ月間も継続して割引が受けられるんだね!
新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年初頭から、国際情勢の悪化が続く今日に至るまで、エネルギー価格は右肩上がりで上昇し続けています。
いつ落ち着くかも分からない状態であるため、長期間補助を受けられるのはありがたいですね。
【朗報】補助金期間が「12月使用分まで」延長!
当初2023年9月使用分(10月検針分)までとされていた今回の補助金ですが、大手電力会社各社が国に申請を出したことで「2023年12月使用分(1月検針分)まで延長」されることとなりました。
補助金額は9月使用分と同じで当初の半分とはなっていますが、それでも3か月分追加で補助が受けられるのはかなりありがたいことです。
エネルギーの種類 | 値引き単価 ※1月~8月使用分 | 値引き単価 ※9月使用分 | 値引き単価(延長) ※10~12月使用分 |
---|---|---|---|
電気(家庭) ※低圧契約 | 7円/kWh | 3.5円/kWh | 3.5円/kWh |
電気(企業) ※高圧契約 | 3.5円/kWh | 1.8円/kWh | 1.8円/kWh |
都市ガス | 30円/㎥ | 15円/㎥ | 15円/㎥ |
せっかく延長となった補助金を最大限享受するためにも、一刻も早く補助金対象の電力会社を契約するようにしましょう。
電力・ガスそれぞれの補助金額
本施策による補助金額(値引き額)の計算式は、以下のようになっています。
電気・ガスの値引き単価はそれぞれ次に示す通り。
なお、補助適用期間の最終月である「9月使用分」についてのみ、値引き単価が低く設定されています。
エネルギーの種類 | 値引き単価 ※1月~8月使用分 | 値引き単価 ※9月使用分 |
---|---|---|
電気(家庭) ※低圧契約 | 7円/kWh | 3.5円/kWh |
電気(企業) ※高圧契約 | 3.5円/kWh | 1.8円/kWh |
都市ガス | 30円/㎥ | 15円/㎥ |
世帯人数や使用状況による単価の違いはなく、一律となっているのは嬉しいところです。
あまりエネルギーを使わない一人暮らし世帯〜エネルギー使用量の多いファミリー世帯まで、平等に値引きが受けられます。
固定金額で値引かれる形式だと、使用量の多い世帯が損をしてしまうからね。
参考までに、ひと月の電気使用量が300kWh、ガス使用量が35㎥のご家庭の合計割引額を試算してみました。
割引額 ※1月~8月使用分 | 割引額 ※9月使用分 | 合計割引額 | |
---|---|---|---|
電気代 | 2,100円 | 1,050円 | 17,850円 |
ガス代 | 1,050円 | 525円 | 8,925円 |
9か月間で合計30,000円近くも補助が受けられると考えると、非常にありがたい施策であることが分かるでしょう。
補助金を受けるための手続き
補助額の非常に大きい施策となっているため、ぜひとも忘れずに受け取りたいところ。
そこで気になるのが補助金を受けるための手続き・申込方法かと思いますが、結論「値引きを受けるために消費者側がやらなければいけない申請等は一切なし」です。
補助金対象となっているエネルギー会社と契約しているのであれば、2023年1月使用分から勝手に割引がスタートします。
手続き不備でもらい忘れた…なんて事態は起こり得ないのんだワン!
現在契約している電気・ガス会社が補助金付与対象となっているかどうかだけ確認したら、後は自動で割り引いてもらいましょう。
補助金対象となる電力・ガス会社おすすめ6選
どの電力・ガス会社を契約していれば補助金が受けられるの?
「電気・ガス価格激変緩和対策事業」は、合計9か月間も電力とガス代に補助が出るという、非常にありがたい施策であることがわかりました。
一方で、事業者の中には補助金対象外となっているところもあるため、契約には十分注意が必要です。
ここでは、補助金対象となっている電力・ガス会社の中でも、特にお得度の高いおすすめ6社をご紹介します。
東京ガスのでんき/東京ガス
東京電力管内に住んでいる人は「東京ガスのでんき」が圧倒的におすすめです。
日本最大手かつ世界最大の都市ガス事業者「東京ガス」が営む新電力サービスということもあり、供給の安定度が段違いに優れています。
燃料高騰で撤退を余儀なくされている新電力も増えているのが現状。東京ガスなら、供給面ではまず心配いらないよ!
東京電力より単価が安く設定されているため、しっかり電気代が抑えられるのも魅力。
現在東京電力に契約している人は、東京ガスのでんきに乗り換えるだけでも電気代を抑えられるでしょう。
東京ガスのでんき | 東京電力 | |
---|---|---|
基本料金(10Aあたり) | 295.24 | 295.24 |
電力量料金 ~120kWh(第1段階) | 29.90 | 30.00 |
電力量料金 120kWh~300kWh(第2段階) | 35.41 | 36.60 |
電力量料金 300kWh~ (第3段階) | 37.48 | 40.69 |
基本料金は同じだけど、電力量料金に関しては最大で約5円/1kwh以上も違うんだね!
また、都市ガスもまとめて契約することで適用される「セット割」も用意されています。
電気代にさらに0.5%の割引がかかるため、効率的に出費を減らせますよ!
\いまの電気代と比べてみよう/
切り替え工事原則不要!数ある新電力サービスの中でも屈指の電力安定供給が強み。
ガスとのセット割を使えばさらに0.5%OFF!
※お申込み以外の切り替え手続きは原則不要。
※お客さまの電気メーター設置状況や現電力会社との契約状況により、別途費用の発生や現電力会社へのご連絡をお願いすることがあります。
※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
関連記事
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【口コミ評判】東京ガスの電気はお得?高くなった?ガスとまとめた場合のメリット・デメリット徹底解説
■「東京電力と東京ガス、結局どっちがお得なの?」と気になっている人に↓
CDエナジーダイレクト
電気の使用量が多いファミリー世帯におすすめなのが「CDエナジーダイレクト」です。
基本料金が東京ガスのでんきよりかなり安く、電気使用量の多く契約電流の大きい家庭ほどお得になりやすくなっています。
CDエナジーダイレクト | 東京ガスのでんき | |
---|---|---|
基本料金 | 276.9 | 295.24 |
電力量料金 ~120kWh(第1段階) | 29.90 | 29.90 |
電力量料金 120kWh~300kWh(第2段階) | 35.59 | 35.41 |
電力量料金 300kWh~(第3段階) | 36.50 | 37.48 |
2023年10月の価格改定で、お得さはやや低くなってしまったよ。それでも魅力あるサービスであることは間違いなし!
またCDエナジーダイレクトは「特定の人をターゲットとした独自プランが豊富」という大きな特徴があります。
具体的には以下9種類。
- ベーシックでんき
電気の基本プラン - スマートでんき
オール電化向けプラン - ファミリーでんき
大家族向けプラン - シングルでんき
一人暮らし向けプラン - JO1でんき
ボーイズグループ「JO1」の特典付きプラン - ポイントでんき
dポイント、楽天ポイント、Tポイントがたまるプラン - よしもとでんき
よしもと公演等の配信サービス「FANYチャンネル」が使えるプラン
※2023/1下旬で受付停止 - エンタメでんき
Amazonプライムが使えるプラン - KODOMO新聞でんき
「読売KODOMO新聞」が届くプラン
毎年JO1のオリジナル特典がもらえる「JO1でんき」や、Amazonプライムがついてくる「エンタメでんき」など、ハマる人にはぴったりハマるプランが多数展開されていることがわかります。
生活スタイルに合わせて、契約するプランを選べるのは楽しいね!
「中部電力ミライズ」と「大阪ガス」の大手エネルギー会社が2社で運営しているため、供給面でも安心です。
\自分にピッタリのプランが見つかる/
電気のプランは全9種類!特典が付いた独自プランが豊富なのも魅力。
中部電力のカテエネポイントもザクザク貯まる&使えるから、電気代がどんどん安くなります。
レモンガスでんき/レモンガス
レモンガスでんきは、LPガスやウォーターサーバーの販売事業を営む「レモンガス株式会社」が始めた新電力です。
サービス開始時期は2021年6月と後発ではあるものの、一部定額制を導入した独自の料金体系で注目を集めています。
レモンガスでんき | |
---|---|
基本料金 | 295.24 |
電力量料金 ~200kWhまで | 6,996 |
電力量料金 200kWh~300kWh | 35.20 |
電力量料金 300kWh~ | 37.29 |
200kWhまでは6,996円固定なんだね。支払い額がイメージしやすい!
電気使用量が少ない一人暮らし世帯などは恩恵を受けられないかもしれませんが、毎月たくさんの電気を消費するファミリー世帯であれば、電気代の削減が見込めます。
例として「40A契約で月400kWh使った場合の電気料金」を、東京電力と比較してみました。
- レモンガスでんき
295.24×4+(6996+100kWh×35.2+100kWh×37.29)=15,425円 - 東京電力
295.24×4+(30.0×120kWh+36.6×180kWh+40.69×100kWh)=15,438円
※燃料調整費、再エネ賦課金を考慮していません
レモンガスでんきは200kWh以上の電力単価がかなり安く設定されているため、電気使用量が増えれば増えるほどさらにお得度は増していくでしょう。
お得と知られる東京ガスのでんきよりも安くなっているのは驚き!優秀な価格設定だね。
さらに、レモンガスでんきはセット割も非常に魅力的。
レモンガス(都市ガス)とまとめて契約することで、毎月330円という大幅な割引を受けることが可能ですよ!
4人暮らし以上の大家族世帯などに、特に検討してほしいプランだワン!
ミツウロコでんき/ガス
エネルギー供給や住設機器販売などを行っているミツウロコグループの新電力「ミツウロコでんき」は、大手電力会社よりもお得になることの多いサービスです。
電力単価の第1段階である「〜120kWh」においては少々割高ではあるものの、2段階・3段階目の単価がかなり安価に設定されています。
関東地方の場合 | ミツウロコでんき ※従量電灯B | 東京電力 |
---|---|---|
基本料金 | 295.24 | 295.24 |
電力量料金 ~120kWh(第1段階) | 32.11 | 30.00 |
電力量料金 120kWh~300kWh(第2段階) | 33.33 | 36.60 |
電力量料金 300kWh~(第3段階) | 35.99 | 40.69 |
ほかの新電力と比べても1段階目以外はお得度が高いので、毎月たくさんの電気を使っている家庭であれば「ミツウロコでんき」を選択する価値が高いかもしれません。
2段階目で3.5円、3段階目では5円近くも違うんだね!
また、運営元のミツウロコヴェッセルでは「ミツウロコガス」も提供しており、例によってセット割が用意されています。
割引額は「ガス代から月220円引き」と馬鹿にできない金額なので、可能であればセット契約を検討してみてもいいでしょう。
Teraseruでんき
「Teraseruでんき」は、エネルギー商社の中でも国内トップの売上規模を誇る「伊藤忠エネクス」グループが運営する新電力サービスです。
安定した電力供給が評価されており、2017年のサービス開始以降、着々と契約者数を増やしています。
年度 | 申込件数 |
---|---|
2017 | 23,283 |
2018 | 45,472 |
2019 | 58,841 |
2020 | 78,794 |
2021 | 117,900 |
5年間で10万件近くも申し込まれているんだね!
料金プランは、基本料金含め全体的に東京電力よりも安くなっている点が魅力。
電気使用量が多い世帯ほど、Teraseruでんきに乗り換えることで節約を実感しやすいでしょう。
関東地方の場合 | Teraseruでんき | 東京電力 |
---|---|---|
基本料金 | 295.24 | 295.24 |
電力量料金 ~120kWh(第1段階) | 30.00 | 30.00 |
電力量料金 120kWh~300kWh(第2段階) | 34.46 | 36.60 |
電力量料金 300kWh~(第3段階) | 35.84 | 40.69 |
基本料金は電気使用量にかかわらず発生するものだから、少しでも安くなるのは嬉しいね。
さらにTeraseruでんきでは、毎月の支払200円ごとに1ポイント「楽天ポイント」が貯まるという嬉しい特典もついてきます。
仮に電気代が2万円かかったとすると、受け取れる楽天ポイントは1000ポイント。毎月の支払いだけでも、結構なポイントが貯められるはず。
楽天ポイントは使い道もかなり豊富だから、嬉しい人も多いんじゃないかな!
申込時には、楽天ポイントを含む計6種類の特典から一つ選んで受け取ることも。
少しでもお得に乗り換えたいという人は、Teraseruでんきを選択肢の一つに入れてみてください。
idemitsuでんき
出光の「apollo station」というガソリンスタンドを見たこと・利用したことのある人はきっと多いはず。
「idemitsuでんき」は、そんな燃料事業を展開する「出光興産」が運営している新電力です。
2段階目および3段階目の単価がかなり割安になっているのが大きな特徴となっています。
東京電力と比べ、1kWhあたり3円以上も安価な料金設定です。
関東地方の場合 | idemitsuでんき | 東京電力 |
---|---|---|
基本料金 | 295.24 | 295.24 |
電力量料金 ~120kWh(第1段階) | 30.00 | 30.00 |
電力量料金 120kWh~300kWh(第2段階) | 34.96 | 36.60 |
電力量料金 300kWh~(第3段階) | 37.30 | 40.69 |
あまり差が出なくなりがちな2段階目で、3円以上も安くなっているのはすごい!お得になる人が多そうだね。
そのほかidemitsuでんきの魅力として、ドライバーにお得な「カーオプション」が用意されているという点があります。
ガソリン車・電気自動車でそれぞれ特典が異なり、具体的な内容は以下の通り。
- ガソリンコース(ガソリン・ディーゼル車)
ガソリン・軽油1ℓあたり2円引き(月間上限100ℓ) - EVコース(電気自動車)
電気料金毎月200円引き
このオプション目当てにidemitsuでんきを選ぶ人も多数いるくらいだワン!
電力単価のお得さはもちろん、日常的に車をよく使う人であればぜひ検討したいサービスです。
補助金を受けても電気代が高いなら電力会社を乗り換えよう
負担軽減策によって補助金(割引)をもらえたとしても、燃料費の高騰がストップするわけではありません。
契約している電力会社によっては「補助を受けているはずなのに全然安くない!」といった事態に陥ってしまうことも。
補助金をもらって満足するのではなく、少しでも現状の電気代に不満を感じているのであれば、他社への乗り換え・プランの変更も検討してみましょう。
でも、たくさんありすぎてどこを選んだらいいかさっぱり…
いざ乗り換えようと思っても、2021年時点で700社を超える新電力会社の中から、最適な1社を見つけるのはそうそうできることではありません。
そんな時にぜひ活用したいのが、電気料金比較サービスの一つ「電気チョイス」。
名前や住所といった最低限の必要事項を入力すれば、プロが乗り換え先探しを代行してくれる優れものです。
ものの5分でおすすめプランを提示してくれることもあるみたいだよ!
Webで24時間受付しているうえ、条件を満たせば最大30,000円のキャッシュバックを受けることも可能。
お得かつスムーズに電力会社を乗り換えたいなら、ぜひ電気チョイスを活用してみてください!
利用は完全無料だから、気軽に利用してみてほしいワン!
\無料で電気料金を比較/
電気チョイスなら、新電力プラン専門スタッフが最適なプランを提案!
面倒な手続きもサポートしてもらえます。
電気の乗り換えに不安・苦手意識を感じている人は「電気会社の乗り換え方法を4STEPで解説!乗り換えによるメリット・デメリットや注意点まとめ」も要チェックです。
補助金対象外のプロパンガスは契約見直しがおすすめ
今回の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」は、電力と都市ガスで補助金(割引)が受けられる施策。
残念ながらプロパンガスは対象となっていないのが実情です。
自治体によっては取り組みを始めているところもある様子。それでも、まだまだお恩恵を受けられていない人は少なくないよ…
2021年に全国LPガス協会が出した「LPガス業界の現況について」によれば、プロパンガスは「全国約2,400万世帯・国土の100%の地域で供給されている」ほど重要なエネルギー。
にもかかわらず割引を受けられないということに、不満を感じている人も数多くいるようです。
少しでもプロパンガス代を抑えるためには、電力会社同様「契約事業者の見直し」に動き出すのが効果的。
あまり知られていませんがプロパンガスは自由市場のため、戸建てに住む人であれば基本的に自由に乗り換え可能です。
ただしプロパンガス会社も16,000社以上存在し比較はほぼ不可能に近いため、ぜひ料金比較サイトを活用することをおすすめします。
中でも「enepi(エネピ)」は、巷で話題のリベ大でも取り上げられた実績のある注目のサービスです。
enepi公式サイトによれば、プロパンガス会社の乗り換えだけで年間8万円もガス代が安くなることもあるとのこと。
数ある料金比較サイトの中で「削減金額1位」に選ばれた実績も備えていることから、プロパンガス代を安くしたいのであればenepiを利用して間違いないでしょう。
利用者数・登録しているガス会社(加盟店)数も1位に輝いているよ!3冠はすごいね。
いまならもれなくAmazonギフト券5,000円分がもらえるキャンペーンも実施中で、損することはまずないはず。
高いプロパンガス代を少しでも抑えるために、ぜひenepiを活用してみてください!
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プロパンガス会社の比較で毎月のガス代をお得に見直し!
enepiなら見積もりからガス会社の切り替えまで費用は一切かかりません。
その他のプロパンガス節約方法を知りたい人は「プロパンガス代の節約方法10選!今日からすぐに取り組める節約テクニックを紹介」も必見です。
電力・ガス高騰対策の補助金に関するよくある質問
いまいち補助金の内容が理解できていないな…
国の施策は複雑なことが多く、今回の負担軽減策に関しても「どの事業者が対象?」「補助を受けるための手続きは?」など、疑問に思う点が多々あるはず。
ここでは、そんな補助金に関するよくある質問についてまとめました。
もらいそびれることなく補助を100%活用できるよう、ぜひ一度目を通してみてください。
補助金対象となっている事業者の一覧はある?
すべての電力・ガス会社で補助が受けられるわけではないため、補助金対象の事業者を把握しておくことは非常に重要です。
「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の公式PRサイトを見ると、どの事業者が補助金を採択されているのか、検索して確認することができます。
- 値引きを行う事業者の一覧はこちら
一つ注意が必要なのが、電力会社やガス会社の名前ではなく、運営元の事業者で登録されている点。
契約中の電力会社が補助金対象か確認するためには、運営会社を調べるひと手間が発生してしまうことに留意しておきましょう。
参考までに、本記事で紹介した電力・ガス会社の運営会社をご紹介します。
- 東京ガスのでんき
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 - CDエナジーダイレクト
株式会社CDエナジーダイレクト - レモンガスでんき
レモンガス株式会社 - ミツウロコでんき
株式会社ミツウロコヴェッセル - Teraseruでんき
株式会社エネクスライフサービス - idemitsuでんき
出光興産株式会社
エネルギー会社名と運営会社名は、必ずしも一致しているわけではないんだね。
どのくらい補助されたか確認することはできる?
請求明細に具体的な割引額が直接書かれているわけではありませんが、先述した通り「値引き単価」は一律で決まっています。
「今月はいくら分補助を受けられたのだろう?」と気になる人は、以下の計算を行うことで割引額を逆算することが可能です。
- 電力の場合
割引額を知りたい月の電気使用量[kWh]×値引き単価7円[/kWh]
※9月使用分は値引き単価3.5円 - ガスの場合
割引額を知りたい月のガス使用量[㎥]×値引き単価30円[/㎥]
※9月使用分以降は値引き単価15円
最終月だけは値引き単価が半額になっているから、その点だけ注意するワン!
請求書に「政府の支援で使用料×7円が値引きされています」といった文言が記載されている事業者もあるので、一度確認してみるのもいいでしょう。
補助金を受けるために個人情報や手数料は必要?
補助金といえば、享受するために「個人情報の提出や種々の手続きが必要になるもの」という印象を抱いている人も少なくないかと思います。
今回の「電気・ガス価格激変緩和対策事業」に関しては、特に申請などをせずとも、自動的に補助が得られるようになっているのがポイントです。
申請忘れでもらえない!なんて人が出てこないのはありがたいね。
手続き不要に関する公式サイトの文言
本事業による値引きの実施に際して、電気や都市ガスを利用するご家庭や企業などでは、値引きを受けるために申請などの手続きは不要です。値引きに際して、個人情報や手数料を求めることはありません。
悲しいことに、事業者を装って各種情報を盗取しようとする不審な電話が相次いでいる様子。
騙されないためにも「手続きなしでも補助が受けられる」という正しい知識をしっかり持っておくことが重要です。
万が一不審な電話がかかってきた場合には、対応することなく以下の窓口に連絡するようにしてください。
- 窓口名:電気・ガス価格激変緩和対策 事務局
- 電話番号:0120-013-305
- 対応時間:全日9:00~17:00(年末年始を除く)
【まとめ】電力・ガス補助金施策の概要とおすすめサービス
電力・ガスの補助金について理解できたわ!さっそく対象の事業者へ乗り換えなきゃ。
この記事では、電力・ガスの燃料高騰対策として始まった「電気・ガス価格激変緩和対策事業」の概要をはじめ、補助金対象となるおすすめの電力・ガス事業者についてまで、詳細に解説してきました。
最後に、この記事の結論を以下にまとめます。
この記事の結論
- 2023年1月〜の負担軽減策は申請不要!12月使用分まで電気代・ガス代がお得に
- 電力は最大7円/kwh、ガスは最大30円/㎥だけ割り引かれる
- 補助金対象の事業者と契約しているか要確認!関東なら実績豊富な「東京ガスのでんき」が◎
コロナが蔓延し始めた2020年頃から続いている燃料価格の高騰。
電気代・ガス代に反映されてしまうことから、出費増に苦しんでいる人も多いかと思います。
期間限定ではあるものの、面倒な手続きやリスクなしで合計数万円クラスの補助が受けられる今回の施策は非常に優秀です。
補助金対象の事業者と契約して、バッチリ割引を享受するようにしましょう!
補助金が受けられるおすすめの新電力会社6選
▼会社名をクリックすると詳細説明をご覧いただけます。