・米国債の買い時はいつ?
・米国債を買う上で、何を見ればいいの?
このような疑問を解決します。
🔰いろはに結論
- 2024年は米国債の絶好の買い時
- 米国債の買い時は4つの項目でチェック
- 米国債はSBI証券、楽天証券、マネックス証券がおすすめ
「米国債を買おう!」と決意したけど、今が買い時か分からないという方も多いかもしれません。
結論、2024年は米国債の絶好の買い時と言えるでしょう。
本記事では、2024年が米国債の買い時である理由を、4つのポイントをもとに解説します。
米国債の購入におすすめの証券会社
2024年は米国債の絶好の買い時⁉
ズバリ、2024年は米国債の買い時といえるでしょう。
以下の4点から、解説していきます。
①金利動向
まず初めに、米国債は「金利が低い時期」や「下落する局面」が買い時と言われています。
これは金利が下がると、債券の価格が上昇することが理由の1つです。
米国は2024年8月時点で、政策金利5.5%と高い金利水準を保っています。
今買ったらあんまりお得じゃないってこと?
注目すべきは米国連邦準備制度理事会(FRB)の議長、パウエル氏が「早ければ2024年9月に利下げを議論する可能性がある」と説明しました。
そのため、金利が下がることが確実になれば、米国債の人気がさらに高まるでしょう。
②政治・経済状況
次に、米国債の買い時を政治・経済状況の観点から考察していきます。
政治・経済が安定していない場合、安全資産である債券に投資をする決断をしても良いでしょう。
2024年7月にアメリカの連邦準備制度理事会(FRB)が発表した経済報告では、11月までの6カ月間は成長が鈍化すると予想しています。
理由は、今年11月に行われる大統領選挙や、地政学的な紛争などによる不透明感です。
したがって、株式よりも安定性が高い「米国債」の魅力が高まる1年になるでしょう。
債券は安定資産と言われてるワン!
③インフレ動向
続いて、インフレ動向に注目して、買い時なのかを探っていきましょう。
一般的に、インフレが加速すると金利が上昇し、その結果として債券の価格は下落します。
つまり、インフレ下において、米国債は買い時ではないってことだね!
以下のグラフは、国際通貨基金(IMF)による、米国のインフレ率(物価上昇率)の推移を表すグラフです。
過去数年の推移を見ると、2022年には約9%という高い数値を記録していることが分かります。
これは、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけとしたエネルギー価格の上昇によるもので、一時的なものです。
これを除くと、インフレ率は平均して3%程度で安定的に推移。
2024年のインフレ率は2.91%と予測され、2025年以降も2%の推移が続くとみられています。
つまり、インフレが加速しておらず、米国債の購入にはポジティブな状況と言えるでしょう。
インフレの動向と自身のリスク許容度をよく考えた上で判断してみてください。
2025年以降の動きもチェックだね!
④為替動向
続いては、為替動向の観点から米国債の買い時を考えていきましょう。
一般的にドル安円高の局面だと、金利が低下し、米国債の価格が上昇するため、買い時だと言われいます。
そして2024年は、ドル安円高になるとの見方が強くなっています。
したがって米国債の購入を検討してもよいかもしれません。
日銀がさらなる利上げに踏み込めば、2024年末にはドル円が120円台になるとの予想もあります。
為替は日銀の動向も注意しないといけないね!
為替差損のリスクを回避するならば、円建て米国債を買うというのも、より安全性が高いといえます。
為替に関するおすすめの記事はこちら
米国債の買うタイミングは【4項目】に注目!
ここまでは、4項目から2024年が米国債の買い時であるかを検討してきました。
では、なぜこの4項目が買うタイミングを決めるうえで重要なのでしょうか。
それぞれ解説していきます。
①金利動向
米国債を買う上で確認しなければいけないことの1つが金利動向です。
覚えておくポイントは、金利が低い時期や下落する局面が買い時だということです。
債券は、金利が上昇すると価格が下落し、金利が下落すると価格が上昇する反対の動きを取ります。
現在は以下のように金利が動いています。
グラフの通り、現在は高い金利で据え置かれています。
しかし米国金利の発表を受けて、FRBの議長であるパウエル議長は、早ければ次回9月の会合で利下げを行う可能性があることを示唆しました。
したがって次回9月の発表次第で、米国債の価格の傾向が変わる可能性があります。
金利が上がることはなさそうだね!
債券価格と金利をより詳しく知りたい方へ
②政治・経済状況
政治的な不確実性や、経済の見通しがたたない状況においても、米国債はおすすめです。
国債は値崩れのしない、安全資産。
そのため、政治上での問題や、経済成長の鈍化が予測される場面では米国債で安定したリターンが得られることが、重要になってきます。
開票前のニュース報道でも金利は値動きするから注意が必要ワン!
③インフレ動向
インフレが加速すると、実質的なリターンが低下することも、買い時を見極める方法の1つです。
インフレだとどうなるの?
インフレ時は額面は同じ金額でも、実質のお金の価値は下がってしまいます。
したがって、リターンをしっかりと確保するためにインフレ動向にも注目しましょう。
④為替動向
為替レートも米国債の買い時に影響を与えます。
米国債が割安となる、ドル安・安定傾向の時が買い時です。
特に、日米金利差が縮小する可能性がある場合、円高・ドル安になる傾向があります。
日本:日銀が2024年7月追加利上げ
米国:パウエルFRB議長は、早ければ2024年9月の会合で利下げを行う可能性を示唆
つまり今後ドル安・円高に振れる可能性があることが期待できます。
今後の両国の動きにより、米国債のより良い買い時がくるかもしれません。
日銀の動きにも注目だワン!
米国債のおすすめの買い方
以上より、2024年は米国債の絶好の買い時だと言えるでしょう。
おすすめの米国債の買い方は?
米国債は、ネット証券での購入がおすすめです。
ネット証券はどこにいても取引が出来る便利さ、為替手数料がないものもある、という見逃せないメリットがあります。
そしてネット証券での米国債の投資はラクチン。
必要なのはたった3ステップです。
- 米国債を買える証券口座を開設
- 米国債用の資金を準備
- 米国債を購入
数ある証券会社の中でも手数料が安く、取扱数の多いおすすめの証券会社を以下の記事で紹介しています。
〈画像付き〉ネット証券3社で解説
\人気No.1/
まだ証券口座を持っていない方は、当社のおすすめネット証券会社独自調査でも人気No.1だったSBI証券がおすすめです。
いろはにマネーからの口座開設限定でオリジナルレポート「10億円運用した『たけぞう』直伝!2024年の投資戦略」もプレゼント!
*オリジナルレポートプレゼントキャンペーンの詳細はこちら
【まとめ】米国債の買い時は?
米国債の買い時や、2024年は買い時かどうかについて解説してきました。
米国債はポイントを抑えれば魅力的な投資先だね!
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
🔰いろはにまとめ
- 2024年は米国債の絶好の買い時
- 米国債の買い時は4つの項目でチェック
- 米国債はSBI証券、楽天証券、マネックス証券がおすすめ
安定して利息を受け取ることができる米国債、あなたの資産形成の選択肢に入ったでしょうか。
4つの項目を押さえて、ぜひ検討してみてくださいね。