読者のギモン
住宅ローンは固定金利と変動金利、どちらがいいですか?
選ぶポイントも教えてください。
編集部が回答
結論、あなたの返済期間、資金の状況によります。
また、金利変動リスクに対応できるかが肝なので、それぞれのメリットやデメリットを抑えておきましょう。
変動金利がおすすめな人
以下の特徴に当てはまる人は変動金利がおすすめです。
- 返済期間が短い人
- 収入に対する借入比率が低い人(年収の4~5倍程度の借入額)
- 固定との金利差分を貯金/運用できる人
変動金利の特徴は何といっても金利の低さ。
固定金利よも1%以上も安くなる場合があります。
そのため、住宅金融支援機構が行っている「民間住宅ローン利用者の実態調査(2023年10月調査)」の調査でもわかる通り、2023年4月~9月では変動型を74.5%の人が選択と高い人気です。
これまでも変動金利の方が固定金利よりも人気が高いよ!
根強い人気を誇る変動金利ですが金利の動向に左右されるため、対応力が求められます。
そのため金利上昇時に対応できるだけの貯蓄などがある人がおすすめです。
返済期間が短かい場合も、万が一金利が上がっても支払いに困る可能性は低いでしょう。
固定金利がおすすめな人
固定金利がおすすめな人の特徴は以下の通りです。
- 金利上昇リスクを避けたい人
- 安定した返済計画を立てたい人
- 収入に対する借入比率が高い人(年収の6~7倍程度の借入額)
固定金利の魅力は金利変動リスクを避けられること。
また借入時に返済計画も立てられるので、将来に対する負担を軽減しやすいといえます。
金利上昇リスクがない分、金利は高めに設定されているよ!
変動金利のメリット・デメリット
変動金利にはメリット・デメリットがあります。
大きなメリットは以下の2つです
- 固定金利よりも金利が低い
- 金利が下がれば返済額も下がる
最も金利が低いのが変動金利です。
固定金利と比べ1%も低い場合もあります。
そのため全体の返済額も固定金利より抑えることが可能です。
頻繁に金利が変わると大変そう…
変動金利には「5年ルール」と「125%ルール」があるので、返済額が頻繁に変わることはありません。
- 5年ルール:金利が変わっても返済額は5年間据え置かれる
- 125%ルール:6年目以降で返済額が変わる場合でも前の返済額の125%以上にはならない
反対に以下のようなデメリットもあります。
- 金利上昇のリスクがある
- 返済計画が立てにくい
将来いつ金利が上がるのか予測は難しいものです。
返済期間中に返済額が変わってしまう変動金利では、長期に渡る返済計画が立てにくいというデメリットがあるので注意しましょう。
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固定金利のメリット・デメリット
固定金利の大きなメリットは以下の2つです。
- 金利上昇のリスクがない
- 返済計画が立てやすい
固定金利は、融資決定時に金利が決まると最終返済まで金利が変わりません。
そのため、金利が低い時に固定金利を組んでいれば、返済の負担を減らせるでしょう。
また計画的に返済できることも魅力です。
一方でデメリットは以下が挙げられます。
- 金利が高い
- 市場金利が下がっても返済額が変わらない
一般的に、金利は固定金利→固定期間選択型→変動金利の順で高くなります。
また固定金利では、一度融資を受けた後に市場金利が下がってもその恩恵を受けられません。
このように変動金利、固定金利にはそれぞれ特徴があります。
そのためどちらがあなたに合うか、慎重に検討することが重要です。
筆者の見解まとめ
住宅ローンを組む際におすすめの返済方法は人によって異なります。
それぞれのメリット・デメリットを考え、ご自身に合った返済方法を見つけてくださいね。
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