サロン開催報告

2007年のサロン開催報告

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燦ホールディングス:小西社長
第1部として、弊社アナリストによる「最近の相場環境と本日の参加企業の見方(ポイント説明)」の講演後、第2部として燦ホールディングスの小西社長による会社説明会を40分間おこないました。
その後おこないました質疑応答の時間においては、皆様活発なご意見や発言をいただきました。
その内容は以下のとおりです。
対象者
質疑応答内容
質問者A氏
東京に進出されて5年。本願寺にありましたよね。説明会をよく聞いているのですが、会館をどんどん作ったという(ご説明を聞いたが)ことで、東京の売上が予定通りたっているのかというのが気になる。
回答
東京の売上ですが、全社ベースでは、大阪の方もあわせて4分の1を目標に考えているが、いまのところ若干到達していない。会館を3会館増設したということで、急にパチンコ屋やスーパーのように売上が増えるわけではないが、2,3年のうちには、我々が思っているような形での業績の推移が見られるのではないかと現在はそう判断しております。
質問者B氏
細かいことで恐縮ですが、資料の中にある中間事業報告書の中にある連結貸借対照表を見ると18年の3月現在で現金が37億円ございます。今は半年経過して、37億円の使い道を差し支えない範囲で教えていただきたい。
流動負債の部に、一年以内に返済しなければならない借入金がほぼ36億円が計上されているが返済原資を差し支えない範囲で教えていただきたい。
借り方の固定資産の部に不動産信託受益権という項目があるがこの意味を教えてほしい。
回答
現預金の36億になると記憶しておりますが、設備投資で18億円、買収にともなうもので18億円、合計36億を借り入れており、それが流動資産の一年返済になると思いますが、それについては固定(負債)の方にまわすなり、工夫をしていきたい。
不動産信託受益権というのは、エクセルビルを北浜にもっているが、これを住友信託に委託する形で運営させていただいております。それによって生まれる利益がでてくる。建物も土地も一応住友信託のもので、平成33年に弊社にもどってくるというスキームでございます。細かいことに関しては手元に資料がないので後日鈴江の方からご説明させていただきます。
弊社
後日、鈴江常務執行役員よりご説明をいただきました。
鈴江常務執行役員より質問者B氏への補足説明
【現預金の使途】
(18年3月期末ではなく)18年9月中間期末の現預金残高37億円のうち18億円は、㈱タルイのM&A資金(18年10月1日付で全株式を取得)を暫定的に短期借入金で調達したもので、残りの19億円は(18年3月期の連結ベースの)平均月商の1.3ヵ月分であり、経常的な支払いへの準備として必要な水準と考えています。したがって、今後の設備投資や資金運用などの使途に充当すべき現預金は保有していません。

【借入金の返済原資】
18年9月中間期末において、1年以内に返済を要する借入金が、長短合わせて36億円あるうち、18億円は、上述のとおり㈱タルイ買収に関わるもので、これは19年3月期末までに長期借入金に振り替えます。これも含めて借入金の返済原資は、主として営業キャッシュ・フローです。

【不動産信託受益権】
固定資産の「投資その他の資産」に計上されている「不動産信託受益権」とは、大阪・北浜の本社所在地の土地を住友信託銀行に信託し、その上に建てられた建物の賃貸収入に基づく利益を、信託配当として受取る権利(期間終了後は、信託財産である土地・建物の返却を受ける権利)を保有しているもので、土地の有効活用による不動産事業の一環です。
なお、当社も建物の一部フロアにテナントとして入居しています。
質問者C氏
以前、前の社長のときに、株主をさせていただいたが、東京地区の説明会が築地本願寺であったが、それをつづけていくのか?
前の社長は、ブリッジサロンの説明会のときもエンバーミングの説明をよくしたのだが、得意で。今の社長の説明がイメージとは違ったので、恰幅の良い社長さんはどうされたのかな?と思いました。
関東地区の中心である用賀会館を見学させていただいたのだが、地下一階、バンタイプしか入らない高さ、宮型が高さ制限で入らないといわれて、地下一階手前から搬入と聞いているが本当なのかな?
たまプラーザは初めて聞いたので、見学したいと思っている。以前、東京地区は用賀が中心であるとお聞きしたが、たまプラーザは出来たとしても用賀が中心なのか?
回答
エンバーミングについては、今申し上げた(説明会でプレゼンテーションした)以上ことは。
(用賀の搬入の件)ご指摘いただいた内容もありますが、宮型の出入りが近隣の方があまりお好みでないというのもありますので、(そのあたりの事情も含めて)ご容赦いただきたいと思います。
説明会の場所については、別に決まってはおりませんでして、みなさまの集まりやすい場所でやってまいりたいと思います。
用賀会館についてはシンボルでもあり、世田谷の要所と、組織的にもメインで考えております。
質問:弊社アナリスト
前期、今期と減損処理や繰延税金資産の取り崩し等で、EPS(一株当たり利益)が出来にくい状況ではありますが、今期で(それらの要因は)一巡して、来期以降は実力どおりの一株当たり利益が出るという理解でよろしいでしょうか?
回答
そうなるよう努力していきたい。また体制的にもそういうことが可能になるような経営体制を組んで参りたいと思います。