ブリッジレポート:(6050)イー・ガーディアン vol.7
(6050:東証マザーズ) イー・ガーディアン |
|
||||||||
|
企業名 |
イー・ガーディアン株式会社 |
||
社長 |
高谷 康久 |
||
所在地 |
東京都港区麻布十番1-2-3 |
||
決算期 |
9月 末日 |
業種 |
サービス業 |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2011年9月 | 1,907 | 176 | 161 | 88 |
2010年9月 | 1,340 | 204 | 212 | 119 |
2009年9月 | 858 | 123 | 123 | 116 |
2008年9月 | 461 | 0 | 0 | -5 |
2007年9月 | 362 | 15 | 15 | -6 |
2006年9月 | 606 | -9 | -17 | 0 |
2005年9月 | 684 | 6 | 3 | -133 |
2005年3月 | 1,425 | 79 | 77 | 43 |
株式情報(12/5現在データ) |
|
|
今回のポイント |
|
会社概要 |
監視センターは、東京、大阪、宮崎の3都市4拠点に加え、2012年6月にイーオペ(株)を子会社化することにより宮城に2拠点を追加展開している。 監視拠点:東京・大阪・宮崎の3都市4拠点に加え、12年6月のイーオペ(株)の子会社化により宮城に2拠点追加
主な取引実績
NECビッグローブ(株)、(株)エムティーアイ、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)、グリー(株)、(株)サミーネットワークス、(株)D2C、ニフティ(株)、(株)バンダイナムコゲームス、(株)ベネッセコーポレーション、楽天(株)等。
【沿革】
97年11月、「ホットポット」として創業し、無料レンタル掲示板事業やレンタルサーバー事業を開始した。98年5月に株式会社に改組し、同年7月に携帯電話向けコンテンツ配信事業を開始。その後、携帯電話販売事業にも進出し、業容を拡大させた。
【イー・ガーディアンの強み】
同社の強みは「提案力」、「運用力」、「開発力」の3つ。更に、E-Tridentやイーオペ(株)子会社化によるサービスラインナップ拡充により事業基盤を強化。また、これらの強みを活かし、大手企業を始めとする優良な顧客を有する。
|
成長戦略 |
また、海外の成長を取り込むべく、体制・拠点整備、人材投資、M&A等、海外展開の準備も進める。 ソーシャルサポート
これまでの監視やCSだけでなく、運用や分析へサービス領域を広げる事でワンストップのサービス体制を確立し、ソーシャルメディア関連ニーズを幅広く取り込む。また、自動投稿監視システム「E-Trident」を活用する事でサービスの付加価値化・差別化を図ると共に、子会社イーオペ(株)と連携する事で低単価ニーズも汲み上げる。
ゲームサポート
アクティブサポートや多言語対応といったサービス領域の拡大により既存顧客の深耕を図ると共に、LineGame(NHN Japanが運営する無料通話・無料メールアプリ「LINE(ライン)」において展開するゲームサービス)、AppStore(Appleが運営するiPhone・iPod touch・iPad向けアプリの提供サイト)、PlayStore(Googleが運営するAndroidアプリ等の提供サイト)等の新規プラットフォームへの対応を強化する事新規顧客の獲得につなげる。
アド・プロセス
「E-Trident」を活用したサービスメニューの拡充やアライアンスの強化により、既存の広告審査業務だけでなく、広告枠管理から入稿管理、広告ライティング等の広告プロセス全般にサービスを拡大する。尚、12/9期は(株)電通の100%子会社である(株)サイバー・コミュニケーションズと業務提携してソーシャルメディア領域に特化した共同専門チームを発足させた(12年4月)他、プロモーション及びユーザーサポートサービスの提供に関して(株)オウケイウェイヴと提携した(12年9月)。
|
2012年9月期決算 |
前期の非連結決算との比較で、17.0%の増収、31.7%の経常減益
12年6月にイーオペ(株)を連結子会社化した事に伴い、12/9期より連結決算に移行した。売上高は前期の非連結決算との比較で17.0%増の22億32百万円。ソーシャルゲームの問合せ対応等の案件獲得が進みCS業務の売上が同2.6倍に拡大した他、投稿監視業務も新規顧客の開拓で堅調に推移した。ただ、利益面では、11/9期の監視センターへの先行投資により労務費や減価償却費が増加した他、ソーシャルメディアやソーシャルゲームの対応強化に伴い人件費等も増加し利益を圧迫。営業利益は83百万円と同52.8%減少した。もっとも、営業費用の増加は想定の範囲内。CS業務をけん引役に売上が予想以上に伸びたため、営業利益は予想を45.6%上回った。また、連結子会社イーオペ(株)も売上・利益の両面で貢献した。 |
2013年9月期業績予想 |
前期比10.8%の増収、同22.7%の経常増益予想
売上高は前期比10.8%増の24億74百万円。「ソーシャルサポート」、「ゲームサポート」、「アド・プロセス」をキーワードに、ソーシャルメディアやソーシャルゲーム市場の成長を取り込む事で売上の増加を図る。利益面では、監視体制の再編・強化に伴い先行して発生している労務費や減価償却費等が引き続き負担となるものの、契約の累積効果で監視センターの稼働率が徐々に改善し限界利益が増加。営業利益は同20.5%増の1億円と高い伸びを示す。
|
|
本レポートは情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。また、本レポートに記載されている情報及び見解は当社が公表されたデータに基づいて作成したものです。本レポートに掲載された情報は、当社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その正確性・完全性を全面的に保証するものではありません。当該情報や見解の正確性、完全性もしくは妥当性についても保証するものではなく、また責任を負うものではありません。 本レポートに関する一切の権利は(株)インベストメントブリッジにあり、本レポートの内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります。 投資にあたっての決定は、ご自身の判断でなされますようお願い申しあげます。 Copyright(C) 2024 Investment Bridge Co.,Ltd. All Rights Reserved. |